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つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

劇団ムジカフォンテミュージカルを観賞

2024年03月24日 | 芸能
 劇団ムジカフォンテ(知久晴美代表)による豊島区ミュージカルを観賞しました。会場はあうるすぽっとです。

 豊島区ミュージカルは、豊島区の歴史や文化の魅力を伝えています。今までに公演したものは、豊島区の花ソメイヨシノ、すすきみみずく、富士塚、谷端川、トキワ荘と雑司が谷隧道などをテーマにしたものがありました。

 今公演は、巣鴨プリズン~サンシャインシティで東池袋をテーマにした作品で「IKEBUKURO EASTSIDE STORY」です。

 二部構成となっていて、第1部は戦中・戦後の東池袋物語(根津山、空襲、巣鴨プリズン)。第2部はサンシャインシティ、イケサンパーク、キッズパーク、水族館、プラネタリウム、南池袋公園などを歌と踊りでつないでゆくレビューであり、華やかなミュージカルが披露されました。

 会場のロビーでは、根津山と巣鴨プリズンの歴史パネルや東池袋案内、そして毎公演に観覧に来ていた高野之夫前豊島区長の絵画作品集などの展示もありました。

 ミュージカルのラストは(第九交響曲「合唱」)を出演者全員で披露されていて、来場者を魅了しておりました。
 いつもながら劇団ムジカフォンテの豊島区ミュージカルの素晴らしさに賛辞を送ります。


根津山と巣鴨プリズンの歴史を展示


高野之夫前豊島区長の絵画作品の手はがき
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思い出の写真「緒形拳氏」

2024年03月21日 | 芸能

 竹早高校の先輩「緒形拳氏」

 緒形拳氏は、東京都立竹早高校では私の七年先輩にあたる方です。国語の時間に国広教諭から緒形拳氏についてのエピソードをたくさん聞いておりました。秋の文化祭を迎えるころになると授業を抜け出して出演する演劇の稽古に熱中していた。


 憧れの新国劇に入団するとNHKの大河ドラマの「太閤記」の主演に抜擢されて名声を得るとともに人気俳優となった。国広教諭の話に影響されて緒形拳先輩の所属する新国劇をよく観劇するようになりました。

 劇団若獅子(新国劇の継承劇団)の「国定忠治」公演に客演として出演をしていた緒形拳先輩に打ち上げパーティーで一緒になったときに、「緒形拳先輩、母校である竹早高校同窓会(篁会)の会長になってくれませんか?」と話をすると、緒形拳先輩はにっこりと笑いながら「俳優を引退した時に考えてみるか」との回答でした。


 後からよく考えてみると俳優には引退はなく、緒形拳先輩も最後まで映画やドラマに出演をしていて亡くなってしまいました。相手を気遣う見事な返事であったことを後から認識しました。
 

 緒形拳氏は、日本の男優の中では5本の指に数え上げられる名優であると思っております。(2000.11.25)



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映画「シェアの法則」

2024年01月18日 | 芸能
 映画「シェアの法則」(久方真路監督)を観賞しました。終演後、ロビーでは映画の作者であります岩瀬顕子さんがおり、観客と懇談しながら質問に応えておりました。

 映画のロケ―ションは、豊島区の雑司が谷近辺が多く出てきました。鬼子母神、雑司が谷ケヤキ並木、大鳥神社、都電と高層マンション、豊島区役所、雑司が谷公園など日頃散歩をしているところなので親近感を感じて観ていました。

 小野武彦が初の主演を務めた作品。共演者は宮崎美子、貫地谷かおり、浅香航大、鷲尾真知子ら。

 ストーリーは、自宅を改装してシェアハウスをスタートする春山夫妻。年齢も職業も国籍もバラバラで個性的な住人たちは共同生活を営んでいる。管理人を務める妻は不慮の事故に遭い入院する。夫が妻の代わりに管理人を務めることとなる。自分の価値観でのみ物事を判断し、誰とも打ち解けようとしない。さまざまな境遇の人たちとの交流から、少しずつ相手を思いやることを学んでいく。

 物語の中には小説家の名前や脚本家の存在が組み込まれていて不思議さを表出している。とても面白い作品でありました。

 この映画は、豊島区も後援をしており、劇中に出てくる絵画は、前高野之夫豊島区長が描いたものでありました。
 

「シェアの法則」主演の小野武彦


「シェアの法則」のスチール写真


鬼子母神参道ケヤキ並木


鬼子母神境内
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小林一三生誕150年展

2023年11月06日 | 芸能
 小林一三生誕150年展が日比谷シャンテで開催されていました。

 小林一三は宝塚歌劇と東宝を創った男として名を残しています。
 朗らかな日本社会を作り出そうとした。阪急阪神東宝グループの創業者の東京での活躍を紹介したイベントです。

 宝塚歌劇を創り今年で110年となります。
 東京では、東京宝塚や東宝映画、新宿コマ劇場、日本劇場(現有楽町マリオン)などを創設して発展に貢献をしました。東宝映画では、「ゴジラ」を発表して大きな反響を得て続編が次々と上映をされました。当時のポスターが飾ってありました。

 また政界では、昭和20年に戦災復興国務大臣という要職を担当しておりました。小林一三語録も「朗らかに、清く 正しく 美しく」をはじめ5つほど掲示されていました。

 
 宝塚歌劇は、110年目を迎えました。
 
 
 戦災復興国務大臣を拝命される
 

映画「ゴジラ」のポスター。
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ことのは縁日ライブ

2023年10月09日 | 芸能
 「ことのは縁日エリア」が豊島区民センター8階多目的ホールで開催されていましたので観覧してきました。

 このイベントは、ことのは殺陣道場の指導者であります宗像拓郎先生が主催したものです。

 劇団ムジカフォンテ(知久晴美代表)の劇団による踊りと歌の披露に続いて、宗像先生に指導を受けていた殺陣の発表もありました。

 ことのは殺陣道場生による殺陣の演武は迫力がありました。基本の型から初めて、殺陣を組み入れた芝居も演じてくれました。流石に上手い剣さばきでした。如何に相手をきれいに切るか、また切られる方は如何にうまく倒れるかにより見せ場を高揚させます。

 津軽三味線は、澤田一咲さんとそのお弟子さんによる合奏です。津軽三味線の歴史と意義について説明があり、お馴染みの「津軽じょんがら節」からスタートしました。次には唄入りの「東京音頭」や津軽三味線のお馴染みの演奏が続きました。

 やはり目の前でライブ鑑賞をすることは、親近感も持てます。自分の出来ない芸事はなるべく見て楽しむようにしております。


劇団ムジカフォンテの殺陣発表


ことのは殺陣道場生の演技


切られるところの殺陣演技


澤田一咲さんによる津軽三味線
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新国劇の想い出 島田正吾ひとり芝居

2023年09月23日 | 芸能
 島田正吾ひとり芝居の案内パンフレット

 島田正吾氏は、新国劇を解散した後は、芝居に、テレビに出演をしていた。

 晩年は、自分本来のできるものとして新国劇の財産演目を採り出してひとり芝居を演じていました。

 ひとり芝居「白野弁十郎」を演じたことが基礎となっている。
 この島田正吾の「白野弁十郎」は、早稲田大学の大隈講堂、池袋芸術劇場、新橋演舞場、そしてテレビ放映で何回も観劇した。

 その後、島田正吾氏は新橋演舞場で毎年演目を変えて5月29日と30日の二日間ひとり芝居を公演してきました。
 このチケットは貴重であり、芸能関係者でもなかなか手に入れることは困難であると聞いていました。
 自分は運よく毎年チケットを手に入れてひとり芝居を観劇してきました。

 観劇者には、小渕恵三首相や美智子皇后陛下なども来場していた。
 演劇関係者や大俳優などの姿も多く見かけた。

 また、会場内からは往年の新国劇ファンが芝居のいいところで「島田!」「新国劇!」「大島田!」などの声掛けが出てくるから芝居はさらに盛り上がっていきます。

 島田正吾氏は、公演が終了すると舞台から観客へ感謝のスピーチをする。
 「私は99歳までひとり芝居を演じていく。100歳になったら新作に挑戦をしたい。いつまでも青年の志を持ち続けたい」と語ると会場内からは万雷の拍手が沸き起こっていました。

◆島田正吾ひとり芝居公演記録
平成3年「白野弁十郎」(85歳)からスタート。
平成4年「白野弁十郎」(86歳)
平成5年「人生劇場」(87歳)
平成6年「伊豆の夜叉王」(88歳)
平成6年「番場の忠太郎」(88歳)
平成7年「一本刀土俵入り」(89歳)
平成8年「殺陣師段平」(90歳)
平成9年「霧の音」(91歳)
平成10年「沓掛時次郎」(92歳)
平成11年「王将」(93歳)
平成12年「荒川の佐吉」(94歳)
平成13年「司法権」(95歳)
平成14年「夜もすがら検校」(96歳)

 96歳までひとり芝居を公演してきたことは凄いことです。


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妖怪魔混(まぜまぜ)大百科原画展

2023年09月22日 | 芸能
 女優の東ちづるさんが出版した「妖怪魔混大百科原画展」を観賞しました。

 会場は日比谷OKUROJI(奥路地)です。

 原画展には、東ちづるさんが在廊していて、希望者に妖怪に関する似顔絵を画いていました。出版本の空欄を利用して素早くしっかりと描いております。最後には自分のサインを記載しています。

 モデルとなった母親と赤ちゃんは、完成した作画と東ちづるさんをいれて一緒に記念写真を撮っていました。とても喜んでおりました。

 会場の壁面には、東ちづるさんが画いた妖怪の原画が沢山飾ってあります。
素晴らしい才能を持った方です。

 以前、東ちづるさんの講演を聴いたことがあります。1時間半の間、来場者を引き付けて、実体験を交えての素晴らしい講演であったことを思い出しました。


東ちづるさんの妖怪魔混大百科


妖怪似顔絵を画いたあと記念撮影


出版本に妖怪似顔絵を画いてサインする


原画展ポスター
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俳優・緒形拳氏の邸宅

2023年09月15日 | 芸能
 鬼瓦がある緒形拳氏の邸宅

 躰道の友人である横浜市鶴見区に住んでいる石井徹さんの家を訪れました。

 石井徹さんの家の近くに俳優で活躍していた緒形拳さんの家がありました。
 緒形拳さんは新国劇を退団後はフリーの役者として活躍していました。

 家は、角地にあり日本風の家屋。壁の上部に鬼瓦が展示してある。
 鬼瓦は緒形拳氏の象徴なのだろうか。

 二軒を合わせた家の表札には長男の緒形幹太さんの名も記されていた。
 近くには、次男である緒方直人さんの家もありました。
 
 家の周りをぐるっと回りながら、緒形拳さんの活躍していた時の思い出が蘇ってきました。素晴らしい俳優でありました。

 緒形拳氏は、母校・都立竹早高校の7年先輩となる人でした。



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劇団東俳60周年記念公演観賞

2023年09月06日 | 芸能
 劇団東俳60周年記念公演「土がくれたほほえみ」を観賞しました。
 会場は、東池袋にある「あうるすぽっと」です。
 ロビーには、劇団東俳の幟幕が3本。出演者たちへの祝い花がたくさん飾られております。

 スマイル自然農園の美間森婆ちゃん(藤田弓子)はけっこう辛口、めっぽう毒舌、一方人情味のある人です。子ども食堂を運営する江口(永井大)はみんなから慕われているが・・・。親に見放された子供たち。心の時代に心が渇いた人たちが集う農家が舞台。笑って泣ける人情喜劇(脚本・演出:池谷雅生)
 劇団東俳で指導をしている知久晴美さん(劇団ムジカフォンテ主宰)は、音楽担当のスタッフとして参加しています。

 劇団員の素晴らしい演技に感動しました。長いセリフをはっきりと語っています。表現力が豊なところが心に訴えてきます。倉持聖菜さんや村山輝星さんは主役級であり舞台を盛り上げる素晴らしい演技が続いていきます。

 劇団員が総出演で踊るミュージカルシーンは見応えがあります。
 流石、劇団東俳60周年記念公演で総力を発揮していました。


劇団東俳の幟幕

永井大さんと村山輝星さんの祝い花
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映画「こんにちは、母さん」

2023年09月05日 | 芸能
 家族の姿を描き続けてきた山田洋次監督作品「こんにちは、母さん」を観てきました。山田洋次監督は90本目の監督作となる本作では、この令和を生きる等身大の親子を心情豊かに描いております。
 主演を務めるのは、1972年に公開された『男はつらいよ 柴又慕情』をはじめ、『母べえ』(08年)『おとうと』(10年)『母と暮せば』(15年)などに数々の山田洋次監督作品に出演し、日本映画界を共に牽引し続けてきた吉永小百合(78)。映画出演123本目となる作品です。

 「こんにちは、母さん」の物語は、大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘・舞(永野芽郁)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉洋)は、久しぶりに母・福江(吉永小百合)が暮らす東京下町である向島の実家を訪れる。
 割烹着を着ていたはずの母親が、艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活している。おまけに恋愛までしているようだ!
 久々の実家にも自分の居場所がなく、戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく昭夫。
 向島で足袋の製造販売をする女主人。隅田川沿いのホームレスのボランティア活動に生きがいを求めている。映画のシーンが墨田川近辺で、よく散歩をするコースなので親近感を持ちます。ラストはすみだ川花火大会の美しい映像がありスクリーンに引き込まれ魅了されました。
 いつ観ても山田洋次監督の映画は感動をしますし、これが日本映画の特色であると気づかされる素晴らしい作品です。

 以前、山田洋次監督とお話をする機会がありました。人の話を真剣に聞いている姿に人間味のある優しい方であると敬服しました。すっかり魅了されてしまいました。


母(吉永小百合)を訪れた昭夫(大泉洋)


山田洋次監督とお会いした時  
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津軽三味線演奏を鑑賞

2023年08月14日 | 芸能
 迫力のある演奏が特徴の津軽三味線。

 大塚の折戸通りの小さな夏祭りイベントで、津軽三味線講師の澤田一咲さんが出演をしていましたので鑑賞に行ってきました。
 澤田一咲さんによる津軽三味線の演奏は昨年11月にイケバスミュージックキャラバンがイケサンパークで開催されたときに鑑賞しておりました。素晴らしい演奏に感動しておりました。

 津軽三味線は、元々楽譜がないアレンジ性の高い楽器で、表現力の豊かさから独奏楽器として人気があります。
 演奏は、お馴染みの「津軽じょんがら節」を披露してから、民謡の「東京音頭」は歌入りで演奏しておりました。
 澤田一咲さんの門下生5名と一緒に演奏した合奏曲「乱れ」は素晴らしいものでした。また、殺陣の演技に合わせた三味線の演奏もとても良かったです。

 寄席囃子の説明もありました。三味線により落語家が出演をするときに演奏するものです。どんぐりころころ、宮さん宮さん、白鳥の湖の演奏が披露されました。

 今回、津軽三味線の演奏を鑑賞して、日本の芸能文化もいろいろと楽しめるものが沢山あることを認識しました。


門下生との合奏曲「乱れ」は素晴らしかったです。

津軽三味線・寄席囃子の案内

イケバスミュージックで演奏する澤田一咲さん
(2022年11月27日)
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懐かしの昭和映画の世界

2023年08月10日 | 芸能
 西武百貨店では、「懐かしの昭和映画の世界」展を開催していました。

 映画監督・井上梅次と女優・月岡夢路の生誕100周年記念特別企画展です。
 日活で映画監督として活躍をしていた井上梅次監督と銀幕のスターとの交流やエピソードの資料が沢山展示されていました。
 石原裕次郎を大スターにすることに尽力をした井上梅次監督の想い出はとても参考になりました。映画の華やかな時代の話は面白いです。映画の台本なども展示されています。

 月岡夢路は当時の映画では主役女優として活動をしておりました。映画出演のポスターやプロマイド写真などもあります。

 当時の日活映画の予告編も4本ほど放映をしております。映画の黄金時代の面影を思い出させてくれる楽しい企画展でした。


石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」のポスター

生誕100周年の井上梅次監督

「昭和映画の世界」展(池袋西武百貨店)
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明治座公演

2023年07月18日 | 芸能
 明治座公演を観劇しました。

 明治座創業150周年記念 梅沢富美男劇団特別公演
 特別出演には研ナオコ、三山ひろしが歌と芝居で出演をしています。

 第1部 芝居「清水の次郎長旅日記」
 宿屋を営むお玉(研ナオコ)とその娘お花(小川菜摘)。借金取りの赤鼻の重五郎(梅沢富美男)「借金を返すことが出来なければ、娘を連れていく」と脅す。清水の次郎長(三山ひろし)が宿を貸して欲しいと現れる。次郎長が重五郎を懲らしめる軽快な人情喜劇で楽しめました。

 第2部 夢の歌謡オンステージ
 三山ひろしはの後援会のファンも多数いる前で、人恋酒場、四万十川、お岩木山、どんこ坂、北海港節の歌の披露がありました。研ナオコは豪華な衣装を着て登場、あばよ、かもめはかもめのヒット曲を歌ってます。梅沢富美男はMCとヒット曲である夢芝居を披露していました。
 歌謡ステージの照明と音響演出は素晴らしいです。

 第3部 華の舞踊絵巻
 大衆演劇出身の梅沢富美男が豪華な女性和装衣装に身をまとい踊る姿はさすがに凄いものを感じます。観客もうっとりとしております。梅沢富美男劇団の男優・女優陣が見事な日本舞踊を披露しています。ステージの背景に趣向が凝らしてあり豪華さを演出しております。

 明治座での梅沢富美男劇団公演を堪能してきました。


出演者の幟が並んでいます。
 
緞帳は、片岡珠子画伯の富士です。
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映画監督 大島渚展覧会

2023年04月23日 | 芸能
 没後10年 映画監督大島渚展覧会を鑑賞しました。

 国立映画アーカイブ(中央区京橋)展示室では、日本映画の歴史に関する資料がたくさん展示されております。

 無声映画時代からトーキーとなり、カラー映画の上映などの変遷が解説されております。日本映画の代表的なスチール写真も公開されています。

 特別展示として没後10年映画監督大島渚展覧会が開催されていました。
 大島渚監督が自ら体系的に遺した膨大な作品資料や個人資料をベースに、その挑戦的な知性と行動の多面性が読み取れます。

 主な作品として「青春残酷物語」、「日本の夜と霧」、「絞首刑」、「少年」、「儀式」、「愛のコリーダ」、「戦場のクリスマス」などがあり、日本の映画界ばかりか、日本社会そのものに大きな刺激を与え続けてきました。

 展覧会開催中は、大島渚監督作品の上映会も開催されております。

 
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映画「生きる」

2023年04月15日 | 芸能
 映画「生きる」を鑑賞しました。
 日本の偉大な映画監督である黒澤明氏が1952年に制作した不朽の名作「生きる」がイギリスを舞台にリメイクされました。

 1953年、第2次世界大戦後のイギリス・ロンドン。
 役所の市民課に勤めるウィリアムズ(ビル・ナイ)は、毎日同じことを繰り返し、仕事に追われる自分の人生にむなしさを感じていた。
 ある日、医師からがんで余命半年であることを告げられる。最期が近いことを知った彼はこれまでの味気ない人生を見つめ直し、残された日々を大切に過ごして充実した人生にしたいと決意する。
 やがて、彼の変化は無関心だった周囲の人々をも変えていく。

 ストーリーは黒澤作品とほぼ同じです。
 通夜の席が列車の中での状況であったり、女性の部下がおもちゃ屋に再就職したのがレストランであったり、いろいろと状況は工夫をされております。

 語る内容は、市民の要望をたらいまわしにする役所体質を見直していき、公園を造り上げていくストーリーです。

 黒澤作品でも感動をしましたあのラストのブランコに乗りながら唄を歌い、そして死んでいくシーンには感涙しました。
 
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