つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

中学で武道とダンス必修

2007年09月05日 | スポーツ
                      中学で必修となる柔道

中教審の専門部会は4日、中学校の保健体育授業で選択領域となっている柔道や剣道など「武道」と「ダンス」を1、2年の男女全員が必ず履修するよう学習指導要領を改定する素案をまとめた。
1、2年は武道、ダンスを含む8領域すべてを履修。
3年では「体つくり運動」と「知識」を全員が履修し、「器械運動、陸上競技、水泳、ダンス」と「球技、武道」の2グループから、それぞれいくつかの領域を選択する。(共同通信)
改正教育基本法で「伝統と文化を尊重」の文言が入ったこともあり、「中学から武道を必修にすべきだ」との意見が部会の委員から出ていた。
中教審は保健体育の授業時間を増やす方向で検討しており、より多くの領域を指導できる見通しが立ったことも、今回の案に影響している。(朝日新聞)


友人が英国へ行ったときに、「日本人なら空手を教えてくれ」と言われたと話していた。彼は「日本の武道を何かやっていればよかった」と私に語った。
私は大学時代から躰道(たいどう)を学んでいた。
躰道の創始者・祝嶺正献先生と一緒にアメリカへ指導に行ったときに、そこの会員や家族から温かい歓待を受けた。
彼らは真剣に躰道の真髄を学ぼうとする姿勢がうかがわれた。
次から次へと武道についての質問攻めにあったことを覚えている。
日本=武道という概念があるようだ。
アメリカ人にとって武道を試みて修業をして、目標は黒帯(ブラックベルト)を取得することが夢であると話す。
柔道は、オリンピックの種目にもなって世界中の人たちが参加するようになった。
日本の武道が再認識され、中学でも必修科目として取り入れられることは喜ばしいことであると思う。

(9月5日記 池内和彦)





コメント (4)
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