つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

東京おもちゃ美術館

2008年04月21日 | 社会
                     東京おもちゃ美術館

(毎日新聞より)
昨年3月に廃校になった新宿区の旧四谷第四小(四谷4)に、世界と日本のおもちゃを集めた「東京おもちゃ美術館」が20日、誕生した。
青森県などの木工職人約20人が改装に腕をふるい、国産材をふんだんに使った温かな空間で、手にとって実際に遊ぶことができる。

同小学校は1935(昭和10)年に建てられた鉄筋コンクリート造り4階建て。
天井が高く、モダンな雰囲気を色濃く残している。
建物の保存を求める地元住民の熱心な誘致を受け、中野区のビル内でおもちゃ美術館を運営してきたNPO法人「日本グッド・トイ委員会」が移転、リニューアルを決断した。

校舎の3分の1を使い、広さはこれまでの美術館の7倍に。
郷土玩具、科学おもちゃなど各ジャンルの展示コーナーが屋台のように並ぶ「おもちゃのまち」や、体験型の「おもちゃこうぼう」、熟練ボランティアが修理してくれる「おもちゃ病院」もある。

靴を脱いで上がる「おもちゃのもり」は総ヒノキ張りの床で、北海道から取り寄せたナラやブナの木の玉約2万個を入れたプールや秘密基地のようなツリーハウスがあり、全身で楽しめる。

良質なおもちゃの紹介だけでなく、改装を手がけた青森の職人をはじめとする国内の玩具職人を応援することも目標。
売店では、日本の手作りおもちゃを中心に販売する。
多田館長は「地方文化を支える発信基地になれば」と話している。

入場料は中学生以上700円、子供500円、3歳未満は無料。親子のペア券1000円などもある。
午前10時~午後4時、木曜休館。
募金で運営を支える一口館長も募集。
問い合わせは同美術館(5367・9601)へ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする