今日は昨夜の雷雨とうって変って五月晴れ。“紫外線に注意、対策をしっかりと”という天気予報だった。今日はフルコースの点滴で、出足が遅れるとまた一日仕事だし・・・ということで、昨日は勤務終了後、ちゃっかり病院最寄駅近くのホテルに前泊した。
そんなわけで朝、夫にモーニングコールを入れてから、一人でゆっくり朝食をとり、徒歩10分かからずに病院到着。いつもより30分早かった。それでも来院受付機が1台故障中で、既に長蛇の列。
今日は採血もないので、そのまますぐに内科受付後、30分ほどで診察室に入った。
いつものとおり「先週は、いかがでしたか。」から始まる質問。「元気でした。この1週間、不思議なほど痛みが気になりませんでした。」とお答えした。
投与後2日間はロキソニンを規定通り飲み、お腹の気持ち悪さと生唾が出る感じはあったが、吐き気止めの薬を飲まなくてもやりすごせたこと、お腹をかきまぜられるような感じがあるが、食べ過ぎないと大丈夫なこと。大分リズムが掴めてきて、休薬の後の1週目の方がちょっときつく感じるけれど、2週目になるとうまくやり過ごせるようであることを報告した。
「痛くなかったですか?」と先生も首をかしげられていたが、1週間も痛みがないというのはこれまで殆どなかったことなので、なぜだろう、というのが正直なところだ。
来週は休薬で、再来週からハーセプチンを3週に1度の投与にしたいが、現在薬剤部と交渉中で、もしかすると次回は間に合わないかもしれない。一応体重測定をしておくように、との指示が出た。
再来週の14クール1回目の前には、白血球数のみ確認のため採血、その3週間後15クール1回目の前には、レントゲンと腫瘍マーカーも含むフル検査で採血の予定だ。
化学療法室へ移動。さすがに一番乗りではないけれど、朝早いので点滴椅子は選り取り見取り。窓側の端を確保した。
30分ほどしてから針刺。今日は若干痛みがあり、刺し終わった後も針がポートの中で動いているようにチリチリと痛んだ。その後30分ほどしてから薬が届き、点滴開始。今日はハーセプチン、デキサート、ナベルビン、生理食塩水、ゾメタ、生理食塩水合計6本のフルコース。
ハーセプチンの投与時間が短縮されたため、かつては4時間近くかかっていたのが3時間ほどで無事終了。隣の方もその隣の方もハーセプチンだけ、とかゾメタだけ、とかで次々にお帰りになっていく。最初から最後まで陣取っていたのは私だけか、とちょっとため息。
針を抜く時もやはり衝撃があり、絆創膏を貼ってもらった後もちょっと疼いて気になった。
会計を済ませ、薬局でロキソニンを受け取り、今日の病院プラス薬局滞在時間は5時間半。それでもゆっくりランチが出来て、久しぶりに最終の快速電車に乗ることが出来た。
まぶしい日差しで汗ばむほどの陽気。昨日は雨模様だったため、晴雨兼用傘を持ちコートを着ていたので、差さず、着ずにいるとただでさえ多い荷物がますます増えるし、ということで傘は日傘として差し、コートも羽織って帰宅した。
今日は2冊読んだ。
1冊目はよしもとばななさんの「サウスポイント」(中公文庫)。表紙にはハワイの美しい写真。帯には「光の中に、波の中に、雨の中に、虹の中に、いつだって君がいた。奇跡のような恋と魂の輝きを描いた、ばななからの贈り物」とあったが、最初からスルスルと惹きこまれてあっという間に読んでしまった。ばななさんもフラをやっておられるが、私も一時ヨガスタジオでホットフラをしていたことがある。今はフラのクラスがなくなってしまったけれど、当時唯一踊る真似事のできた(?)“ハナレイムーン”が出てきてとても懐かしかった。
2冊目は江國香織さん・角田光代さんほか7名の「源氏物語 九つの変奏」(新潮文庫)。
帯には「豪華絢爛奇想天外人気作家九人が織り成すまったく新しい「源氏物語」」とあった。裏表紙には「時を超えて読み継がれ、日本人の美意識に深く浸透した「源氏物語」。その新たな魅力を九人九様の斬新な解釈と流麗な文体で捉えたアンソロジー」とあったが、いやはや若手のものは面白かった。金原ひとみさんの「葵」は今時の光と葵ですっかり惹きこまれた。町田康さんの「末摘花」もびっくりものだった。もちろん江國さんの「夕顔」はいかにも彼女の作品だったし、角田さんの「若紫」もしかり、堪能した。
そんなわけで朝、夫にモーニングコールを入れてから、一人でゆっくり朝食をとり、徒歩10分かからずに病院到着。いつもより30分早かった。それでも来院受付機が1台故障中で、既に長蛇の列。
今日は採血もないので、そのまますぐに内科受付後、30分ほどで診察室に入った。
いつものとおり「先週は、いかがでしたか。」から始まる質問。「元気でした。この1週間、不思議なほど痛みが気になりませんでした。」とお答えした。
投与後2日間はロキソニンを規定通り飲み、お腹の気持ち悪さと生唾が出る感じはあったが、吐き気止めの薬を飲まなくてもやりすごせたこと、お腹をかきまぜられるような感じがあるが、食べ過ぎないと大丈夫なこと。大分リズムが掴めてきて、休薬の後の1週目の方がちょっときつく感じるけれど、2週目になるとうまくやり過ごせるようであることを報告した。
「痛くなかったですか?」と先生も首をかしげられていたが、1週間も痛みがないというのはこれまで殆どなかったことなので、なぜだろう、というのが正直なところだ。
来週は休薬で、再来週からハーセプチンを3週に1度の投与にしたいが、現在薬剤部と交渉中で、もしかすると次回は間に合わないかもしれない。一応体重測定をしておくように、との指示が出た。
再来週の14クール1回目の前には、白血球数のみ確認のため採血、その3週間後15クール1回目の前には、レントゲンと腫瘍マーカーも含むフル検査で採血の予定だ。
化学療法室へ移動。さすがに一番乗りではないけれど、朝早いので点滴椅子は選り取り見取り。窓側の端を確保した。
30分ほどしてから針刺。今日は若干痛みがあり、刺し終わった後も針がポートの中で動いているようにチリチリと痛んだ。その後30分ほどしてから薬が届き、点滴開始。今日はハーセプチン、デキサート、ナベルビン、生理食塩水、ゾメタ、生理食塩水合計6本のフルコース。
ハーセプチンの投与時間が短縮されたため、かつては4時間近くかかっていたのが3時間ほどで無事終了。隣の方もその隣の方もハーセプチンだけ、とかゾメタだけ、とかで次々にお帰りになっていく。最初から最後まで陣取っていたのは私だけか、とちょっとため息。
針を抜く時もやはり衝撃があり、絆創膏を貼ってもらった後もちょっと疼いて気になった。
会計を済ませ、薬局でロキソニンを受け取り、今日の病院プラス薬局滞在時間は5時間半。それでもゆっくりランチが出来て、久しぶりに最終の快速電車に乗ることが出来た。
まぶしい日差しで汗ばむほどの陽気。昨日は雨模様だったため、晴雨兼用傘を持ちコートを着ていたので、差さず、着ずにいるとただでさえ多い荷物がますます増えるし、ということで傘は日傘として差し、コートも羽織って帰宅した。
今日は2冊読んだ。
1冊目はよしもとばななさんの「サウスポイント」(中公文庫)。表紙にはハワイの美しい写真。帯には「光の中に、波の中に、雨の中に、虹の中に、いつだって君がいた。奇跡のような恋と魂の輝きを描いた、ばななからの贈り物」とあったが、最初からスルスルと惹きこまれてあっという間に読んでしまった。ばななさんもフラをやっておられるが、私も一時ヨガスタジオでホットフラをしていたことがある。今はフラのクラスがなくなってしまったけれど、当時唯一踊る真似事のできた(?)“ハナレイムーン”が出てきてとても懐かしかった。
2冊目は江國香織さん・角田光代さんほか7名の「源氏物語 九つの変奏」(新潮文庫)。
帯には「豪華絢爛奇想天外人気作家九人が織り成すまったく新しい「源氏物語」」とあった。裏表紙には「時を超えて読み継がれ、日本人の美意識に深く浸透した「源氏物語」。その新たな魅力を九人九様の斬新な解釈と流麗な文体で捉えたアンソロジー」とあったが、いやはや若手のものは面白かった。金原ひとみさんの「葵」は今時の光と葵ですっかり惹きこまれた。町田康さんの「末摘花」もびっくりものだった。もちろん江國さんの「夕顔」はいかにも彼女の作品だったし、角田さんの「若紫」もしかり、堪能した。