ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.3.2 小さな春、咲きました!

2012-03-02 20:38:28 | 日記
 毎月第1、第3水曜日はお花が届く日。普通は第4水曜日くらいで終わるので、2週おきに届く勘定だ。ところが、先月は水曜日が5回あったためお花のお届が3週空いて、来週になってしまった。そうはいっても2週間以上前に届いたチューリップや桃、菜の花もまだ元気なので、お花が枯渇しているわけではないのだけれど。

 その時にも書いたが、8月は花持ちが悪いから、ということで切り花ではなく、ミニ胡蝶蘭の鉢植えが届いた。お花が咲き終わっても葉っぱは青々と元気でつややか。「甘やかしてはいけません。すっかり土が乾ききってからで十分です。」と説明書きにあったとおり、お水だけ忘れかけた頃にやっていた。

 リビングの小さなガラステーブルに置きっぱなしで半年経ったのだが、ずいぶん前から、芽のようなものが元気に伸びてきていたのは気付いていた。夫に「ねえ、ねえ、これ、お花が咲くかしら?」と言うと、夫は「胡蝶蘭を咲かせるのは難しいから、絶対に無理。これは花芽ではない。葉になるだけ!」とずっと言い張っていた。
 だが、どうも日を追うごとに長く茎のように伸びて、花芽のような丸いものがついて枝分かれしてきた。それでもまだ、半信半疑の夫だったが、寝ていた茎につっかえ棒を立ててくれた。そのうち7つ、8つと花芽がしっかりついてきて、もはやどこから見ても新しい花が咲く気配。一番下の蕾がどんどん膨らんで、今か今かと待っていたところ、本当に3月の訪れを待っていたように、1日、帰宅すると2つの蕾が見事花開いていた。開く瞬間が見られなくて残念だったが、白い小さな胡蝶蘭。可愛い。
 今は3つめの蕾が花開きそう。お花屋さんで買ってくるものは一つの茎に一斉に沢山のお花が咲いているけれど、こうして下からだんだんと花開いていくのを見るのも待ち遠しく、楽しい。

 私はガーデニングの「ガ」の字もしないので、もっぱら植物の世話は夫任せ。ベランダのプランターにあるお花たちも、買っては来ても、植え替えて世話をするのは夫。私はまさしく眺めるだけである。

 こうして胡蝶蘭がうまく咲いてくれたのは(全く期待をしていなかったからということもあり)、とても嬉しいサプライズなのだが、一つ残念なことも白状しなくては・・・。

 この街に越してきて早くも19年目になるが、都心の団地から引っ越してきて、いきなり床面積が倍近い広さになったので、本当にがらんと殺風景な部屋だった。せっかくの空間だから、緑がほしい、と駅前のスーパーでポトスライムをワンコインで買った。ずっとリビングに吊っていた。ろくに肥料もあげずに、水やりをする程度。それでもちょっと元気がない時はあってもいつの間にか復活し、ずーっと元気に綺麗な緑の葉を楽しませてくれていた。

 だが、今年の厳しい朝の寒さに当ててしまったため、あんなに長命だったこのポトスがどうやら枯れてしまった模様。今からまた家の中に入れてあげればいいのに、ガーデニング担当の夫はそのままにしている。もうすぐ二十歳の成人式だったのに・・・。

 小さな春、咲きました、と言いつつ、こちらは枯らしてしまって、なんとも可哀想なことをしてしまった。

 さて、体調。
 昨夜は何とか日付が変わる前に眠りにつき、今朝は目覚ましが鳴る1時間前に目覚めてそれっきり。けれど5時間は眠れたので、昨日よりは良い。早くも火照りが出てきて、ベッドでぐずぐずしている間、どちらに寝返りを打っても気持ちが悪い。朝食の用意をしても、お弁当を作っても、匂いが鼻を突く。
 今朝は食前にナウゼリン、青汁と赤いヨーグルト、リンゴでおしまい。イメンド80㎎、デカドロン4錠、ロキソニン、マグラックスを飲んで出かけた。予報より早くまだ朝のうちから冷たい雨が降り出し、一日中雨模様。
 昼もマグラックスを飲んでから軽く流し込む。ようやくお通じがあったもののまだマグラックスは辞められない状態。ロキソニンは今回で終了。
 不思議なことに仕事をしていると、気持ち悪さを何とかやり過ごすことが出来るのも事実だ。これで一日家にいたら、きっとダラダラとお昼寝して過ごすのだろうけれど・・・。そういえば、小さい頃、雨の日にお昼寝するのが好きだったな、と思い出す。そして、そんなことが出来ていた古き良き時代を懐しく思う。
 夕食作りも何とか出来て、さすがに空腹の方が勝ってそこそこ食べることが出来た。何はともあれ、明日はお休み、嬉しい夜だ。


コメント (2)
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