2012.3.7 今年の開花予想から

　早いもので、ふとカレンダーを見ると今年度も出勤する日は余すところあと10日ほどとなった。

　この後、卒業式や職員異動等、様々なことが怒涛のごとく進行して、あっという間に新年度を迎える。4月の声を聞くと、今度は入学式やらオリエンテーション等の行事が目白押し。
　どんな仕事をしていても、年度末年度初めは繁忙期の職場が多いだろうと思うが、とりわけ学校関係は本当に年に一度のかきいれ時だ。（今取り沙汰されている秋入学が実現すれば、また状況も変わるかもしれないが）のんびりと桜を愛でる時間もろくにないような１か月である。

　だが、だからこそ、今年もしっかりと桜を楽しみたい。
　振り返った時、今年は桜を見ずに終わった・・・、では日本人として哀しすぎる・・・と思うのは私だけだろうか。実際、そういう年が何年かあったけれど、今でも後悔しているし、季節が与えてくれる素晴らしい贈り物を楽しむ余裕がないなんて淋しい人生ではないか、と思っている。

　今年は1，2月がとても寒かったので、桜もてっきり遅れるのかと思ったら、3月は暖かいからそうでもない、という。
　今年も友人と花見ランチ会を予定しているが、果たしてどうだろうか。昨年はお目当ての庭園の蕾がまだ固くちょっと早かったので、今年は１週間遅らせて満を持しての開催予定なのだが。

　昨日の暖かさがまだ残っており、今日も曇天ではあったが、暖かかった。朝の天気予報で聞いたとおり、コートの前を開けて、羽織るだけで大丈夫、といった感じ。
　花粉症の息子は、昨日の暖かさのせいかいよいよ目がかゆくなった、とゴーグルを取り出している。いよいよ花粉シーズンも到来だ。
　クリニックで処方された薬が効いているせいか、昨日ぐっすり眠ったせいか、食欲も旺盛で、鼻水も咳も昨日より減っている。やはり何より、睡眠、栄養、休養こそが体調保持の3大要素だと思う。
　そうは言いつつ、明日はまた治療日だ。結果論だが、一日ずらしていて良かった。今日ではまだ体調不十分だったろうから。とにかく体調を保持してきちんと治療を続けることが今の私の大きな仕事である。

　帰宅すると、今月の第1回目のお花が届いていた。
　今日のお花はカラー3本、ヒペリカム2本、桜2本、コデマリ2本の4種類。それぞれの花言葉は「清純」「きらめき」「優れた美人」「伸びゆく姿」だという。
　小さな桜の枝だが、蕾を沢山つけている。一足早く、居ながらにしてお花見を楽しめるかもしれない。