ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.3.16 2日遅れの・・・・

2012-03-16 20:08:16 | 日記
 一昨日はホワイトデーだった。

 息子の高校では、今週は学年末試験終了後のイベントウィーク。一昨日は午後から音楽鑑賞会だった。帰宅後、私以外で唯一、毎年バレンタインデーにチョコレートを頂く上の階にお住まいの奥様に、用意していたお返しを持って行かせたら、あいにくご不在。16日には戻ります、という息子宛てにお詫びの手紙が貼ってあったという。
 ふと私の顔を見て、「お母さんのは、買いそこなったから明日でいいね。」とのこと。私は間髪をいれず「いえいえ、金曜日に行われることになった追試が終わったらで結構ですから、お構いなく。」と(結局、今現在忘れられている。)。

 というわけで今日、彼は夕方試験を受けてきた。それがなければ講演会やらスポーツ大会でラリホー!の1週間だったろうに。とりあえずその試験に合格しなかったら、春休みの旅行もなしで春期講習へ行くべし、と言っていたのだが。不合格で帰ってこられないのだろうか、と遅い帰りを心配したが、何とか合格したとのこと。

 そして、夫は年末くらいからずっと痛みがあるという右肘のMRI撮影。私が初発の手術をした、このあたりでは一番大きな病院へ向かった。いつもお世話になっているクリニックからの紹介による撮影なので、読影もクリニックの院長がされるとのこと。 病院好き、薬好きのわりには痛いことや怖いことが大嫌いな夫は、造影剤を入れてのMRIは初体験。ただ寝ているだけで大丈夫だから、と励ましのメールを送ったら、いろいろ言われるとかえって心配になる、とのこと。何とも弱虫だ。いや、私が病院慣れしすぎなのかどうか。
 帰宅したら暗い部屋でぐったりしていた。結局造影剤も使わずに済んだのに、1時間半の病院滞在だけでも顎が出たようだ。いつも私が一日がかりの通院で憔悴するのが少しでも分かってもらえたら嬉しい。まあ、神様は良くしたもので、夫でなく私が病院通いの身になって良かったのだ、と思う。

 私がその病院に最後に行ったのは再発した後のことだ。婦人科手術1年後の経過観察だった。ちょうどタキソテールの治療中のこと。ここは2005年2月に初発で20日弱、2007年4月に卵巣のう腫と子宮筋腫で10日ほど入院した病院だ。今では婦人科に常勤医が不在になり、非常勤だけになっていること、手術等も実施していないことがわかった。結果論だけれど、婦人科の方もお世話になっている今の病院に転院しておいて良かったと思う。

 相変わらず今日も寒い。何やらここのところ、またもやしぶとい胸痛が復活している。寒さが沁み込むような痛さ。咳は殆ど出ないのでやはり骨転移の痛みなのだろうけれど。痛みがあると、やはり冴えない。せっかくの週末、ロキソニンの助けも借りながら心穏やかに過ごしたい。
コメント (2)
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