ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.3.20 義母お見舞いへ

2012-03-20 22:51:47 | 日記
 久しぶりに週の途中の祝日。お彼岸の中日とはいえ、まだまだ風が冷たい。朝のうちに掃除・洗濯をちゃっちゃと済ませて、早めにお昼の後、1月以来ご無沙汰していた義母の入院先へ3人で出かけた。

 義母が倒れてから早くも3か月半が経った。容態に目立った変化はなし。やはりこれ以上の回復はなかなか難しいようだ。会話をしても、いろいろ辻褄が合わなくなってきている、と聞いていたので、私や息子のこともわからなくなっているかもしれない、と思いながら出向いた。

 3月も下旬というのに、いまだに病院ではインフルエンザ対策のため、「外部の方は面会中止」を継続中。面会は家族に限る、ということだった。しかも一度に病室に入るのは1人まで、と受付で厳格にチェックしており、交替でしか病室に入れなかった。

 夫がまず先に病室へ入った。次に、先に到着していた義妹から名札を借り、一足遅れて私も。あまり食が進まないと見えて、いままでプックリと皺一つなかった手が随分痩せていて可哀想だった。私のことを見ると涙ぐんでしまい、こちらも何とも辛い。手を握ってさすってあげるしかなかった。
 その後、息子や義妹と交替し、義弟も遅れて合流して、それぞれ時間差で面会を済ませ、また来るからね、と病院を後にした。

 入院した当初、12月は5時ともなると真っ暗だったのだが、今日は5時を過ぎてもまだまだ明るい。義母が倒れてから3か月半の季節の重みを感じた。そう、冬が過ぎ、春が来ようとしている。これからはどんどん明るい時間が増えていくのだけれど、少しでも早く今の入院生活を終えて、出来る限り普通に近い生活にソフトランディング出来ることを祈りたい。

 明日から週の後半が始まる。休薬週最後の日、明日一杯はまだ自由に動き回れる一番元気な日だ。相変わらず胸の圧痛があってどうにも気になるけれど、何とかやり過ごしたいと思う。

コメント (2)
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