ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.7.2 ブレスレットの力を両手に

2012-07-02 19:56:28 | 日記
 先日、ある方から誕生日にオリジナルのブレスレットを頂いてとても嬉しかったと書いたが、なんと昨日、従姉からも天然石のパワーストーンブレスレットを贈られた。

 ブレスレットのお店で私と従妹の写真を見せて、それぞれ石を選んで作ってもらったという。そのお店では、贈る相手の話をするだけでも作ってくれるようだが、写真があればその方が良いそうだ。
 私が頂いたものはやや大きめの白色水晶、茶色水晶、紅宝石の3種類からなるもの。それぞれ中国語で「代表愛情、可以廣結善緑、公關」、「舒緩精神上的壓力、如憂鬱症、情緒過於激動的安撫及穏定的作用」、「増強血液循環、促進新陳代謝、譲容顔更添光彩」との意味がある。うーん、もっとしっかり漢文をやっておけばよかった、とは思うが何となく想像は出来る。
 一方、従妹のものはもう少し小ぶりな白、ピンク、紫の3種類だった。

 「自分で選ぶなら、こんな渋い色合いは選ばないかな、むしろ○○ちゃん(従妹)のものの方が好きな色かな」と言ったところ、紫は“欲”を現わすとのこと。従妹には“もっと欲を出していいですよ”という意味らしい。私には欲はもう要らない(!?)ということのようだ。「色々な色を使って作りたい」と言った従姉も“貴女は欲張らないで”というコメントをもらったそうだ。

 さて、従姉がしているブレスレットの話。とてもシックな色合いで、肌の色ととてもよくあっている。私が今回頂いたものもそうだが、手にはめている時と、実際の色のニュアンスが光の加減で微妙に違い、とても素敵だ。前回会った時にもちょっと変わったブレスレットに気づいていたが、特にその由来等を訊いたわけではなかった。

 従姉によると、御夫君が若い頃から長い間ずっとやりたいと思っていたことがあり、ようやくそれが出来る環境になったという時に、彼がしていたブレスレットの糸が切れて、石がバラバラに散らばったのだそうだ。従姉は(直さなければ!)と家中這いつくばって石を拾い集めて、またそれを作ってくれた中国の方のお店に行ったという。するとお店の女性は“来ると思った。”とのことで、ご主人に新しいものを作っているところだ、と言ったのだそうな。
 せっかく拾い集めて持って行ったのだから、その石を繋ぎ合わせて、再度作ってもらおうとしたところ、石がいくつか足りなかったらしい。御夫君の手首には小さいと。それを従姉がはめてみたところ、ぴったり。「これは今、貴女がすべきものだ。」と言われ、以来彼女がしているのだそうだ。
 ミサンガではないけれど、願が叶うとブレスレットが切れる、ということが本当にあるのだろうか。
 それは決して縁起の悪いことではなく、むしろ、次の新たなステップを踏むために必要なことなのだそうだ。

 従姉は「私自身は占いを信じる方ではないし、合理的で現実主義だけれど、人から聞いた話でなく、実際に自分の家族に起こったこと、ということで、ちょっと信じるようになったのよ。」と話してくれた。

 こうした占いや運勢の類は私も都合よく解釈する方だ。良いことが書いてあったりすればそれだけ信じて、悪いことは気にしすぎない。
 それでも、実際に従姉からそんな不思議な話を聞いて、ちょっと見直してしまった。信じるものは救われる、のかもしれない。

 今回、私のために選んで頂いた白、茶、紅のブレスレットと、先日誕生日に頂いた淡いグリーン、黄色、白のブレスレット、どちらもしっかりはめて、突然“ブレスレット長者”になっている。僅か半月の間に両手にブレスレット、の私である。一緒にしていても喧嘩はしないらしいので、その両方の力にあやかって素敵な1年にしたい、と思う。

 職場では小規模だが7月1日異動があり、事務室内では週末金曜日夕方の退任挨拶に続き、今週は新メンバーの着任挨拶でスタートした。
 今日は朝のうち雨が残っていたものの、昼前からみるみる青空になり、気温が上がった。雨傘しか持っておらず、大失敗。先月、早々と台風が続いてやって来て、雨が沢山降ったように思うが、梅雨の時期にしてはそれほど雨の日が多くない感じもする。

 昨年は顎を出しっぱなしだった6月末の猛暑がなかったので、その延長で今日、空調が入っていないことにも特に驚かなかった(し、それほど空調を入れなければならないほどの暑さとは思わなかった)が、午後からはひんやりと空調がスタートした。
 手元の温度計は24度。測る場所によって違うのだろうけれど、少し冷え過ぎでは・・・、と上着と膝かけをして凌いできた。冷えは大敵である。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする