朝起きてカーテンを開けると、そこにはハロン湾の絶景が広がっていた。
ホテルでゆったりと朝食を済ませた後、今日は10時出航で世界遺産ハロン湾のロングクルーズへ。ベトナム随一の景勝地を、私たちのツアーメンバーだけの貸切船で、奇岩の間を縫うように巡るクルーズが本日のハイライト。約1,530㎢の海域に浮かぶ奇岩のうち半分には名前が付いているそうだ。
静かな海で、心配だった船酔いも全くない。船には6人がけのテーブルが7つあるのに、その半分も使わない贅沢さが申し訳ないくらいだ。ガイドさんによると、ここ1週間で晴れたのは今日だけで、本当にラッキーとのこと。これまでは曇りや雨が続いていたそうだ。
1時間ほどして、湾内の魚介類養殖場で下船。カニ、シャコ、巨大なアサリなどをその場で購入すると、ランチ用に料理してもらえるという。早速、お薦めのシャコとアサリを購入。カブトガニまでいて、皆でしっぽを持ってツーショットという体験も。その隣で水上生活をしている人たちの家をちょっと見学させてもらう。電気がないので自家発電。練炭で火を起こして調理をするようだった。
船内に戻ると、テーブルには各種お土産が店開きしていた。クルーの女性はドルと円が混乱していて、まとめ買いすると逆に高く値段を言ってしまったり、というやりとりが楽しい。
日焼け止めクリームが汗で目に入って、沁みて涙が止まらず、湾のシンボル的存在という闘鶏岩等の絶景地はそのままスルーしてしまったのが残念だったが、どこを見ても本当に絵葉書のような景色だった。
ティートップ島に上陸。現地の人たちはビーチで海水浴を楽しんでいた。なんと合計430段の急な階段を上って360度のパノラマ風景を見ることが出来た。さすがに父は船内で留守番。私もとてもではないが無理だろうと思っていたのだが、79歳の母がスイスイと登っていくのを見て、つられて登り切ってしまった。さすがに帰路の下りは膝が笑ってガクガク。前に山があると登ってしまうという困った性格は治らないものだな、と苦笑する。
船に戻るとテーブルに白いクロスがかけられており、新鮮なシーフードランチに舌鼓。先ほど買い求めたシャコや巨大アサリもテーブルに上った。
さらに船はスンソット(サプライズの意味だそうだ。)洞窟へ。ここも200段あまりの階段。残念ながら歩き始めたら一方通行なので、途中で脱落は許されないとのこと。内部面積1万㎡というスケールが圧巻。コンサートが出来るほどの広さがあり、巨大な鍾乳石がライトアップされていて「わー、凄い」を連発した。
洞窟を出て船着き場に戻ってみると、折しも満潮時間。船が停泊した場所が悪かったようで、桟橋が水没して乗船できず。水に浸かっていないところに係留されている船に上り、そこから3艘の船を渡って自分たちの船に行く、というサバイバルゲームまでおまけについてしまった。
6時間の予定のクルーズが、そんなハプニングやら潮と風の関係で、1時間ほど長い乗船となった。
予定では、ホテルで2時間休息をとって、夕食と水上人形劇鑑賞の予定だったが、1時間弱の間で何とかシャワーを浴びて気を取り直して出かけた。その間、みるみるうちに窓の外が暗くなりスコールがやって来た。クルーズ中は本当に良いお天気で、風もあり気持ち良かったので、つくづく幸運だったと思う。
夕食は今夜もベトナム料理。12人全員が一つのテーブルというのもなかなかストレスだが、絞りたてのフレッシュジュースが美味しかった。レストランの向かいが水木偶(ウオーター・パペットシアター)になっていて、伝統芸能の水上人形劇を鑑賞した。ホン川北部で収穫祭や儀式の際に行われたのが始まりの伝統芸能だという。上演時間は40分ほどで、演目は全12編。水面をステージにして、農家の日常生活、龍や獅子が登場する伝承などが操り人形で演じられる。言葉が全くわからなくても迫力たっぷりで、思わず笑いを誘われる場面も。
終了後、水上に出てきた人形使いと人形の大きさのギャップが面白かった。
明日はハノイへ移動、観光した後、夜フエに飛ぶ。長い々1日になりそうだ。早く休まなくては。
ホテルでゆったりと朝食を済ませた後、今日は10時出航で世界遺産ハロン湾のロングクルーズへ。ベトナム随一の景勝地を、私たちのツアーメンバーだけの貸切船で、奇岩の間を縫うように巡るクルーズが本日のハイライト。約1,530㎢の海域に浮かぶ奇岩のうち半分には名前が付いているそうだ。
静かな海で、心配だった船酔いも全くない。船には6人がけのテーブルが7つあるのに、その半分も使わない贅沢さが申し訳ないくらいだ。ガイドさんによると、ここ1週間で晴れたのは今日だけで、本当にラッキーとのこと。これまでは曇りや雨が続いていたそうだ。
1時間ほどして、湾内の魚介類養殖場で下船。カニ、シャコ、巨大なアサリなどをその場で購入すると、ランチ用に料理してもらえるという。早速、お薦めのシャコとアサリを購入。カブトガニまでいて、皆でしっぽを持ってツーショットという体験も。その隣で水上生活をしている人たちの家をちょっと見学させてもらう。電気がないので自家発電。練炭で火を起こして調理をするようだった。
船内に戻ると、テーブルには各種お土産が店開きしていた。クルーの女性はドルと円が混乱していて、まとめ買いすると逆に高く値段を言ってしまったり、というやりとりが楽しい。
日焼け止めクリームが汗で目に入って、沁みて涙が止まらず、湾のシンボル的存在という闘鶏岩等の絶景地はそのままスルーしてしまったのが残念だったが、どこを見ても本当に絵葉書のような景色だった。
ティートップ島に上陸。現地の人たちはビーチで海水浴を楽しんでいた。なんと合計430段の急な階段を上って360度のパノラマ風景を見ることが出来た。さすがに父は船内で留守番。私もとてもではないが無理だろうと思っていたのだが、79歳の母がスイスイと登っていくのを見て、つられて登り切ってしまった。さすがに帰路の下りは膝が笑ってガクガク。前に山があると登ってしまうという困った性格は治らないものだな、と苦笑する。
船に戻るとテーブルに白いクロスがかけられており、新鮮なシーフードランチに舌鼓。先ほど買い求めたシャコや巨大アサリもテーブルに上った。
さらに船はスンソット(サプライズの意味だそうだ。)洞窟へ。ここも200段あまりの階段。残念ながら歩き始めたら一方通行なので、途中で脱落は許されないとのこと。内部面積1万㎡というスケールが圧巻。コンサートが出来るほどの広さがあり、巨大な鍾乳石がライトアップされていて「わー、凄い」を連発した。
洞窟を出て船着き場に戻ってみると、折しも満潮時間。船が停泊した場所が悪かったようで、桟橋が水没して乗船できず。水に浸かっていないところに係留されている船に上り、そこから3艘の船を渡って自分たちの船に行く、というサバイバルゲームまでおまけについてしまった。
6時間の予定のクルーズが、そんなハプニングやら潮と風の関係で、1時間ほど長い乗船となった。
予定では、ホテルで2時間休息をとって、夕食と水上人形劇鑑賞の予定だったが、1時間弱の間で何とかシャワーを浴びて気を取り直して出かけた。その間、みるみるうちに窓の外が暗くなりスコールがやって来た。クルーズ中は本当に良いお天気で、風もあり気持ち良かったので、つくづく幸運だったと思う。
夕食は今夜もベトナム料理。12人全員が一つのテーブルというのもなかなかストレスだが、絞りたてのフレッシュジュースが美味しかった。レストランの向かいが水木偶(ウオーター・パペットシアター)になっていて、伝統芸能の水上人形劇を鑑賞した。ホン川北部で収穫祭や儀式の際に行われたのが始まりの伝統芸能だという。上演時間は40分ほどで、演目は全12編。水面をステージにして、農家の日常生活、龍や獅子が登場する伝承などが操り人形で演じられる。言葉が全くわからなくても迫力たっぷりで、思わず笑いを誘われる場面も。
終了後、水上に出てきた人形使いと人形の大きさのギャップが面白かった。
明日はハノイへ移動、観光した後、夜フエに飛ぶ。長い々1日になりそうだ。早く休まなくては。