ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.7.20 肌寒い中、職場の健康診断

2012-07-20 23:06:24 | 日記
 今日は職場の健康診断。普段は自分がいるキャンパスで受診するが、今回はちょうど夏休みを取る週に重なってしまったので、別キャンパスで一足先に受けることになった。
 いつも、梅雨が明けて夏本番となる暑い盛りの時期に実施される。汗だくで順番待ちをするが、レントゲン前の絶食よりも水分が摂れないのがより辛いと感じる。だが、今年は突然肌寒い日にあたり、それほど喉の渇きを感じることなく、なんだか調子が狂ってしまう。

 このキャンパスには普段あまり出向くことはないが、実は実家からの徒歩圏にある。卒業した中学校が向かいに位置していて、久しぶりに懐かしく眺めた。私が勤務しているメインのキャンパスとは絶対的に人の数が違うからか、静かで広々。授業期間なのだが、時間が早いのかすれ違う学生たちもごくごくまばら。

 いつもかなり長い待ち時間になるので文庫持参で覚悟して早目に到着した。が、何のことはない、スムーズに流れて、予定していたより1時間以上早く終わってしまった。
 大腸がん検診の検体を提出後、身長・体重、視力、血圧、採血、診察、心電図、腹囲測定、聴力、尿検査、胸部レントゲン、胃部レントゲンのフルコース。
 血圧も採血もいつも病院でやっているので、全く違和感がない。血圧は1回目は94-64、2回目は114-68だった。採血は3本採取したが、刺す時も抜く時もとてもお上手でチクリともしなかった。思わずそれを口にしたら、「(採血に)慣れている方は手の出し方が真っすぐで、こちらもとても取りやすいのですよ。」と逆に御礼を言われてしまった。そんなものなのか。ではなぜ病院では同じように手を出していても痛むのか、不思議である。
 診察では「乳がんは健診で見つかったのか。」と訊かれ「いえ、自分で見つけました。」と応えた。子宮筋腫と卵巣のう腫の既往症についてもどちらが先か、どんなのう腫だったか、などと質問があったが、貧血もなく、心音等も「特に所見なし」に○がついて通過した。
 尿検査は、昨夜20時以降絶食して、水分も朝ホルモン剤を飲むために水を一口飲んだにすぎず、ろくに摂っていなかったせいか、ホルモン剤の影響なのか昨年は久しぶりに全て(-)だったのに、今年は潜血、蛋白ともに(±)。
 バリウムを飲む胃部レントゲン検査は何回やっても慣れないものだが、今日は気のせいかいつもより飲む量が少ないような気がした。熱風の中で待つ例年に比べ、今日はごくごく涼しく、次の方たちが中で複数待っているわけでもなく、検診車内では私一人だったので急かされずリラックス出来たせいか「お上手でしたよ。」と言われて無事終了した。

 結果が届くのは1カ月後くらいだろうか。例年のように胸部レントゲンに影が映って、担当者から連絡が来たり、というお騒がせになるかもしれないが、とりあえず後は結果を待つだけだ。
 今回は、去年までと下剤の種類が違って、なんだかとても穏やか。規定の2錠を飲んだものの、6時間してもうんでもすんでもない。夕方から会議だったので、その間に腹痛になるのは困るし・・・と、予備にもらっていた2錠のうち、迷った末1錠だけ飲み足したのだが、息子と2人のありあわせの夕食後もまだすっきりしないのがちょっと気になる。夫は宴会でまだ帰ってこない。

 それにしても、昨日は猛暑に顎を出していたら、夕方に雷雨が過ぎて、いきなり今日の肌寒いこと。例年梅雨明け後1週間は、厳しい暑さに慣れない身体が悲鳴を上げるのだが、今回はあっけないほど早くひと休みさせてもらった。
 明日も雨の予報だ。明日明後日ともまた都心まで出かける予定がバッチリ入っているのだけれど・・・。


コメント (2)
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