今日は曇り後雨、とさすがに梅雨らしいお天気になった。今日は昼から都心まで往復したので、いつもに比して疲労困憊。蒸し暑さのせいか。
毎週だった通院が3週間に2度になって、3週間毎になって、嬉しい半面、なんだか本当にこれでいいのかしら、と思うことがある。もちろんまた毎週病院に行きたい、と言っているわけではなく、うんと楽なので・・・、であるが。
一つだけ、毎週病院に行かなくなって残念に思うのは、すっかり減ってしまった読書時間である。職住近接の身で文句を言うとは何とも贅沢なのだが、通勤時間に電車に揺られることがないので、読書時間を確保することが出来ない。通院日の点滴中の数時間は、大手を振って読書に集中出来る時間だったのだ。
昨年、震災後に一時、本を読むペースがガックリ落ちてしまったが、その昨年に比べても、めっきり冊数が減ってしまっている。以前は通院の度に少なくとも3冊は読んでいたから、それだけで毎月10冊はくだらなかったのだが。
今の病状を言えば、幸いなことに、目に見える病巣があるとか、自覚症状が目立って悪化しているとかいうことがない。
だから抗がん剤を休薬中の今、本当に心穏やかに良く食べて良く眠れて良く笑って・・・、という幸せな毎日を送ることが出来ている。それでも、あまり長く診察期間が開くと、それはそれで不安になるものなのだろうな、と思う。検査をしても、次回診察が来月というのでは、それまで結果を聞くこともできず、悶々として精神衛生上良くない。まあ、万一急を要する結果であれば、病院からすぐにでも連絡が来るのだろうけれど。
そんなわけで、最近このブログは闘病記ブログとはかけ離れたものになっている。
もともと治療日記が大きな柱であるには違いないのだが、それだけにはしたくない、と日々の雑事も洗いざらい、何のこともない毎日をこんなにマメに書き続けている。けれど、もはや、自分の日記であるけれど、独り言ではなく、日々不特定多数の方に読んで頂いているものだ。
患者会から検索すれば私の実名もすぐに分かってしまう。されば簡単に私も家族も特定される。先日NHKの番組で不用意な一言のツイッターから職を追われ、全てを失った人のケースが取り上げられていて、身震いした。
ネット社会は、あっという間に自分だけでなく家族迄をも巻き込んで、丸裸にされた挙句、叩きのめされてしまう。職場の関係者も何かの拍子で読んでいるかもしれない。生半可なことは書けないな、と襟を正す。
書きたいな、と思う話題でも、もしそのことが誰かを傷つけるというなら決して書けないし、その方とのエピソードは匿名であれ、あくまでその方の了解をとってから書かせて頂くことにしている。
とはいえ、あまりに当たり障りのないことばかり書いていてもなあ、とも思う。
どうも一度始めたことを止めるのが不得意な私だ。このまま、細く長くしぶとく書いていく、というスタンスには変わりないのであるが、治療が変わればまた治療日記の色が濃くなるかもしれない。
よろしければこれからもお付き合いください。
毎週だった通院が3週間に2度になって、3週間毎になって、嬉しい半面、なんだか本当にこれでいいのかしら、と思うことがある。もちろんまた毎週病院に行きたい、と言っているわけではなく、うんと楽なので・・・、であるが。
一つだけ、毎週病院に行かなくなって残念に思うのは、すっかり減ってしまった読書時間である。職住近接の身で文句を言うとは何とも贅沢なのだが、通勤時間に電車に揺られることがないので、読書時間を確保することが出来ない。通院日の点滴中の数時間は、大手を振って読書に集中出来る時間だったのだ。
昨年、震災後に一時、本を読むペースがガックリ落ちてしまったが、その昨年に比べても、めっきり冊数が減ってしまっている。以前は通院の度に少なくとも3冊は読んでいたから、それだけで毎月10冊はくだらなかったのだが。
今の病状を言えば、幸いなことに、目に見える病巣があるとか、自覚症状が目立って悪化しているとかいうことがない。
だから抗がん剤を休薬中の今、本当に心穏やかに良く食べて良く眠れて良く笑って・・・、という幸せな毎日を送ることが出来ている。それでも、あまり長く診察期間が開くと、それはそれで不安になるものなのだろうな、と思う。検査をしても、次回診察が来月というのでは、それまで結果を聞くこともできず、悶々として精神衛生上良くない。まあ、万一急を要する結果であれば、病院からすぐにでも連絡が来るのだろうけれど。
そんなわけで、最近このブログは闘病記ブログとはかけ離れたものになっている。
もともと治療日記が大きな柱であるには違いないのだが、それだけにはしたくない、と日々の雑事も洗いざらい、何のこともない毎日をこんなにマメに書き続けている。けれど、もはや、自分の日記であるけれど、独り言ではなく、日々不特定多数の方に読んで頂いているものだ。
患者会から検索すれば私の実名もすぐに分かってしまう。されば簡単に私も家族も特定される。先日NHKの番組で不用意な一言のツイッターから職を追われ、全てを失った人のケースが取り上げられていて、身震いした。
ネット社会は、あっという間に自分だけでなく家族迄をも巻き込んで、丸裸にされた挙句、叩きのめされてしまう。職場の関係者も何かの拍子で読んでいるかもしれない。生半可なことは書けないな、と襟を正す。
書きたいな、と思う話題でも、もしそのことが誰かを傷つけるというなら決して書けないし、その方とのエピソードは匿名であれ、あくまでその方の了解をとってから書かせて頂くことにしている。
とはいえ、あまりに当たり障りのないことばかり書いていてもなあ、とも思う。
どうも一度始めたことを止めるのが不得意な私だ。このまま、細く長くしぶとく書いていく、というスタンスには変わりないのであるが、治療が変わればまた治療日記の色が濃くなるかもしれない。
よろしければこれからもお付き合いください。