ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.7.21 パディントンと一緒!-プチ虹のサロン

2012-07-21 22:21:14 | 日記
 昨日に続いて、今日も肌寒い。
 朝はゆっくり寝坊。遅い朝食の後、息子をスポーツクラブに追い出し、夫をクリニックと歯医者に送り出し、昨日半袖のアンサンブルを着て出かけて大失敗だった私は長袖を着込み、ストールを持参してプチ虹のサロンの月例会に出かけた。
 
 出かけた時は曇りだったのだが、会場の最寄駅に到着して階段を上ると、土砂降りの雨でびっくり。持っていたのは晴雨兼用傘だったが、雨傘を持ってくるべきだったな、と早速後悔した。

 今日の会場はいつものパーティルームだが、新しく“パディントンルーム”なるものが登場したことを知り、リクエストしておいた。
 「いつもより大分大きなお部屋なので、5名様ではちょっと落ち着かないかもしれません。」とのことだったが、新し物好きの血が騒ぎ、「空いているなら是非!」と頼んでおいて大正解。

 パディントンのDVDが流れ、壁にはパディントンの絵や装飾が施され、可愛いパディントンベアのぬいぐるみたちが一緒にソファに座っていた。メンバーには「今日はお部屋がサプライズです」とお知らせしてあったけれど、ぬいぐるみを抱っこして嬉しそうなメンバーを見て、こちらもにこにこしてしまった。
 そうそう、一つ大発見。パディントンベアはご存知のとおりいつも帽子を被っているので、全く気付かなかったのだが、DVDを見て体はベージュなのに耳だけが黒いのに気づき、ぬいぐるみの帽子を取ってみたら、本当に耳が黒くなっていて驚いた。ちなみにKさんのお宅にも大きなパデイントンベアのぬいぐるみがあり、お帰りになってから確認したら耳が黒かったとのこと。「こんなことは初めて知ったね。」と皆でひとしきり盛り上がった。
 来月ももし、この部屋が空いているならと確認したが、ロンドンオリンピックをイメージした期間限定のお部屋なので、オリンピック終了とともに終わってしまうとのこと。今回使えたのは本当にラッキーだった。
 ランチメニューに、パディントンが大好きな「マーマレード」のロールサンドイッチが付いていたのもご愛嬌。

 すっかり顔なじみになったウエイターさんが、痒い所に手が届くほど至れり尽くせりのサービスをしてくれて嬉しい。なんといっても5時間もの長い間、お料理や飲み物をサービスしてくれる時以外は原則放っておいてくれる。普通のレストランでは、隣の席の人達が小耳に挟んだら引いてしまうであろう抗がん剤の副作用やら何やら、結構シビアな会話が飛び交う私たち。こうした場所は何より有難い。

 そして今日2つ目のサプライズはSさんのお誕生日祝い。“Happy Birthday Song”のDVDを流してもらって、皆で歌い、ろうそくを吹き消すセレモニーは何度やっても盛り上がる。「また来年もお祝いしましょうね。」と言い合うのが心強い。
 先月は、Tさんと私のために苺のデコレーションケーキを用意して頂いたが、2ヶ月連続だったので今日は趣向を変えてチョコレートケーキにしてもらった。とてもお洒落なデコレーションで美味だった。Sさんも喜んでくださって、満足。

 それにしても、いつものことながら不思議なくらいあっという間に過ぎる5時間だ。
 メンバーそれぞれが、治療薬の変更やら新たに出てしまった副作用の話やら、お家のことなど悩みは尽きない。
 次回は夏休みの報告とともに、暑気払いの予定である。

 帰路は雨が止んでいてほっとした。帰宅すると食事当番の夫が夕食を用意してくれていた。良い一日だった。
コメント
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