旅行初日。いよいよ「ロマン溢れるベトナム縦断紀行7日間」に出発。
オープンと同時に行った朝食会場は、既に中国人団体旅行客で溢れかえっていて大混雑。早くも海外旅行に出かけたかの環境に圧倒されっぱなしで、全く落ち着かないままそそくさと朝食を終えた。
7時半のシャトルバスで空港へ。早朝から旅行客でこちらも大混雑だった。今回のツアーはわずか12名。添乗員さんをプラスしても13人の小さなグループだ。杖を突きながら広い空港を急ぎ足で歩かせるのはちょっと難しく、父にはこの際初めて車いすに乗ってもらうことにした。すっかりVIP待遇で出国手続きも搭乗もフルアシストしてもらうことになった。
私は、と言えば、昨夜からちょっと歩き過ぎて疲れが出たせいか胸痛がぶり返してしまった。最近調子が良かったため見込みが甘く、ロキソニンは数回分しか手持ちがない。空港で調達できるつもりが、早朝で薬剤師さんが不在のため、買えず仕舞い。別の鎮痛剤をとりあえず購入し、不安を残しつつ飛行機に乗り込んだ。
青地に金の蓮の花をあしらった飛行機で、約1000年の歴史を持つベトナムの首都ハノイへ。離陸後の飛行時間は僅か4時間40分。真紅のアオザイのユニフォームに身を包んだ細身のCAさんたちに昼食のサービスをしてもらった後は、免税品の販売もなく、“お休みなさい”モードで灯りが消され、窓の日よけも下げるようにとのこと。そうはいってもなかなか眠ることも出来ず、文庫本を1冊読み終わった。
予定より40分近く早く到着したが、ターンテーブルで荷物が全く出てこなかったので、1時間ほど空港に足止めになった。時差が2時間あるのでちょっと得した気分。機内アナウンスではお天気は小雨、気温は28度とのことだったが、東京の酷暑と比べれば陽射しがなく、だいぶ楽に感じた。
空港からは、バスに3時間半ほど揺られて今日の宿泊地ハロン湾を目指した。
車窓からは田園風景が延々と続き、田植えをしている農家の人たちが円錐形の帽子をかぶって作業中。ここ北部では田植えをしての二期作だが、南部に行くとただ種を蒔くだけの3回だそうだ。人も牛も水牛も、高速道路を平然と横切るほどのどかな雰囲気に驚いてしまう。また、蓮の畑や食用の養殖アヒルの姿も。バスの車内では、草臥れて眠いはずなのに、なんとなく胸痛が気になってなかなか舟もこげなかった。生きたままの鶏を100羽ほどバイクに括り付けて高速道路を走る姿に圧倒される。
途中1度、お土産物屋さんで休憩。蓮のお茶やリスコーヒー、蓮の実やドライフルーツのお茶請けで一服。どこでも米ドルが問題なく使えるが、ベトナムドンと円とドルの関係がまだちょっとピンとこない。
夕食は現地時間で18時半から、ホテル近くのレストランで。体は20時半なのだから空腹だし、朝から12時間以上移動しているわけだから、当然かなり疲れている。北部ベトナム料理ということでフォー等を頂いたが、中華料理にとても似ている感じ。現地の女子会も行われていて、賑やかな夕食時間であった。
そして、ハロン湾のホテルへチェックイン。今回の旅行で2泊するのはここだけ。日々パッキングが忙しくなりそうだ。もちろん既に真っ暗なのだが、明日の朝が楽しみなほど、真正面が海のお部屋だ。
ハロンとは「龍が降りる地」という意味だそうだが、静かな海面から2000もの奇岩がそそり立つ風光明媚な景観は幻想的で「海の桂林」と形容される。
明日は貸切船でロングクルーズの予定である。
さて、ホテルにチェックインするや否や、息子がインターネットを繋いで、母校の決勝戦での勝利を確認し、テンションが上がりまくっている。
6年間の在学中、高校2年という同級生がエースの年に甲子園に行けるなんて、本当に何とも羨ましいことだ。高校時代に、ブラバンで応援に何度も出かけた私も、体力があれば行ってみたい気もするのだが、無謀なことはせずにテレビで静かに観戦したい。
オープンと同時に行った朝食会場は、既に中国人団体旅行客で溢れかえっていて大混雑。早くも海外旅行に出かけたかの環境に圧倒されっぱなしで、全く落ち着かないままそそくさと朝食を終えた。
7時半のシャトルバスで空港へ。早朝から旅行客でこちらも大混雑だった。今回のツアーはわずか12名。添乗員さんをプラスしても13人の小さなグループだ。杖を突きながら広い空港を急ぎ足で歩かせるのはちょっと難しく、父にはこの際初めて車いすに乗ってもらうことにした。すっかりVIP待遇で出国手続きも搭乗もフルアシストしてもらうことになった。
私は、と言えば、昨夜からちょっと歩き過ぎて疲れが出たせいか胸痛がぶり返してしまった。最近調子が良かったため見込みが甘く、ロキソニンは数回分しか手持ちがない。空港で調達できるつもりが、早朝で薬剤師さんが不在のため、買えず仕舞い。別の鎮痛剤をとりあえず購入し、不安を残しつつ飛行機に乗り込んだ。
青地に金の蓮の花をあしらった飛行機で、約1000年の歴史を持つベトナムの首都ハノイへ。離陸後の飛行時間は僅か4時間40分。真紅のアオザイのユニフォームに身を包んだ細身のCAさんたちに昼食のサービスをしてもらった後は、免税品の販売もなく、“お休みなさい”モードで灯りが消され、窓の日よけも下げるようにとのこと。そうはいってもなかなか眠ることも出来ず、文庫本を1冊読み終わった。
予定より40分近く早く到着したが、ターンテーブルで荷物が全く出てこなかったので、1時間ほど空港に足止めになった。時差が2時間あるのでちょっと得した気分。機内アナウンスではお天気は小雨、気温は28度とのことだったが、東京の酷暑と比べれば陽射しがなく、だいぶ楽に感じた。
空港からは、バスに3時間半ほど揺られて今日の宿泊地ハロン湾を目指した。
車窓からは田園風景が延々と続き、田植えをしている農家の人たちが円錐形の帽子をかぶって作業中。ここ北部では田植えをしての二期作だが、南部に行くとただ種を蒔くだけの3回だそうだ。人も牛も水牛も、高速道路を平然と横切るほどのどかな雰囲気に驚いてしまう。また、蓮の畑や食用の養殖アヒルの姿も。バスの車内では、草臥れて眠いはずなのに、なんとなく胸痛が気になってなかなか舟もこげなかった。生きたままの鶏を100羽ほどバイクに括り付けて高速道路を走る姿に圧倒される。
途中1度、お土産物屋さんで休憩。蓮のお茶やリスコーヒー、蓮の実やドライフルーツのお茶請けで一服。どこでも米ドルが問題なく使えるが、ベトナムドンと円とドルの関係がまだちょっとピンとこない。
夕食は現地時間で18時半から、ホテル近くのレストランで。体は20時半なのだから空腹だし、朝から12時間以上移動しているわけだから、当然かなり疲れている。北部ベトナム料理ということでフォー等を頂いたが、中華料理にとても似ている感じ。現地の女子会も行われていて、賑やかな夕食時間であった。
そして、ハロン湾のホテルへチェックイン。今回の旅行で2泊するのはここだけ。日々パッキングが忙しくなりそうだ。もちろん既に真っ暗なのだが、明日の朝が楽しみなほど、真正面が海のお部屋だ。
ハロンとは「龍が降りる地」という意味だそうだが、静かな海面から2000もの奇岩がそそり立つ風光明媚な景観は幻想的で「海の桂林」と形容される。
明日は貸切船でロングクルーズの予定である。
さて、ホテルにチェックインするや否や、息子がインターネットを繋いで、母校の決勝戦での勝利を確認し、テンションが上がりまくっている。
6年間の在学中、高校2年という同級生がエースの年に甲子園に行けるなんて、本当に何とも羨ましいことだ。高校時代に、ブラバンで応援に何度も出かけた私も、体力があれば行ってみたい気もするのだが、無謀なことはせずにテレビで静かに観戦したい。