ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2013.11.7 心配なのはやまやまだけれど・・・

2013-11-07 21:39:16 | 日記
 同じ多発転移性乳がんで闘病中のブロガ―の方の更新が滞っている。
 先月半ばの「急展開、今日から入院」の記事が最後である。

 前回入院された時、こっそり病室を抜け出して病院のPCから更新していたほどのファイターだったから、今回これほど更新がないことを思うと、本当に大変な状況なのだろう、と推察し、ご本人やご家族のことを想うと、胸が潰れそうになる。

 彼女とはこれまで数回お逢いしている。
 1度目は2年前の夏、乳がん市民フォーラムに参加した折、舞台の上で体験発表者だった彼女を客席から。既にブログは拝読していたので、病歴を聞いてすぐに彼女だ、と確信した。
 2度目は昨年春のアロマ講習会で。講習会の後、初めて1対1でお茶をした。コメントのやりとりがあったとはいえ、初対面だというのに尽きることのないお喋りが続いた。
 そして3回目は今年の冬、私の通院治療の後に、病院の最寄り駅までわざわざ出向いてくださり、ランチとお茶をご一緒した。
 その後、夏に別の講習会で、彼女であろう後ろ姿を見かけたのだが、声をかける機会を逸して見失ってしまった。
 実際にお目にかかってから早くも9カ月が経つ。メールのやりとりやブログでのコメントのやりとりは先月初めまでさせて頂いていたが、本当に心配だ。

 彼女のブログには「心配で、心配で・・・」「更新待っています」というコメントが日々、増え続けている。中には「旦那様でもいいので近況報告をお願いできませんか」というものさえ、ある。
 コメントをされる方々の気持ちは分かる。10年近くも厳しい治療を続けながら、明るく前向きに本当に沢山の方たちに勇気と希望を与えてきた彼女だから、読者がそう思うのは当然だ。
 
 私はいまだコメント出来ずにいる。祈るしかない、のである。
 今日、「一番大変なのはご本人とご家族です。静かに待ちましょう。」というコメントが入っていた。本当にそうなのだ、と思う。
 多くの読者が心配して更新を待っていることは、ブログの管理者である彼女自身が一番分かっているのだ。そして更新が叶う状況なら真っ先に更新してくれている筈だ。
 だから、私は彼女の復活を信じ、祈り、そして何より静かに待ちたい、と思う。

 昨日、帰宅すると今月初めてのお花が届いていた。
 濃い紫、ラベンダー色、白のトルコキキョウが1本ずつ、淡いブルーのデルフィニウムが3本、そして赤紫のスターチスが2本。ちょうど紫のグラデーションになっていて、とても私の好みだ。花言葉は「優美」、「清明」、「上品」だという。

 そして、早くもお正月のお花の注文用紙が添付されていた。
 受験生を抱える我が家、年末年始はどこにも出かける予定がない。昨年は、ちょうど出かける日がお届け日になりそうだったので、残念ながら注文出来なかったのを思い出す。
 今年は、先日も書いたとおりおせちもしっかり予約した。義母の喪中ということもあるけれど、静かな気持ちで新しい年を迎える準備をしていきたいと思う。

コメント (2)
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