昔から柑橘系の果物が好きである。子どもの頃から八朔や甘夏、グレープフルーツの酸っぱさにはびくともせず、いよかんなどは本当に甘くて美味しく、好んで食べた。
一方、夫はそういう酸っぱい系は滅法苦手ときていた。だから私が柑橘系の果物を出すと、それこそ梅干おじさんのような顔をして、出来ればパスといった風情。果物で好きなのは桃かイチゴ。
一年中あるものではないのに、何がいい?と聞けばひたすらこの二つを言うばかりである。昔と違って今のイチゴはとても甘いからそのまま頂けば十分だというのに、コンデンスミルクをたっぷりつけて幸せそうにしている。だからメタボになるのよ、とちょっと冷たい視線を向けてみる。
その夫に異変が起きた。この冬、糖度13.8というみかんをスーパーで見つけて買ってみたところ、本当にびっくりするほどの甘さだった。さながらシロップ漬の缶詰かと思うほど。
それからというもの夫が、あのみかんに勝るものはないか、と糖度表示を見ては様々なみかんを買ってくるようになった。残念ながら、今のところあのみかんに勝る甘さのものにお目にかかってはいないのだけど・・・。
かつて清見オレンジが出たときにはなんて甘くて美味しいのかしら!と思ったのだけれど、今は品種改良が進んでもっと様々な種類が選り取り見取り。生協で注文するのも追いつかないほどだ。
たんかん、ぽんかん、でこぽんだけでなく、はるかやまどかなど女の子の名前のようなものがズラリ。
息子が小さかった頃から家を巣立つまで、こうした柑橘類に限らず葡萄等の果物類を剥いて食卓に供するのは私の仕事だった。
二人は食べるだけで、息子は果物好きだったから剥いても剥いても追いつかなかった。けれど、今では色々な薬の副作用から爪が薄くなり、ちょっと厚いもの、硬いものにひっかけるとすぐに割れたり欠けたりするし、皮膚も薄くなっているから、切れやすく、もしそんなときに皮を剥いて果汁に触れたりしたらどれだけ沁みて痛いことか、と思うと怖くて剥いてあげられなくなった。
それが今では夫の仕事になった。自分から剥いておいてタッパーに入れてくれる。もしくは朝、食卓に並べてくれる。有難いことだ。大人になっても何かきっかけがあれば食べ物の好みというのは十分変わるものなのだな、と思う。
さて、昨日は朝から頭痛が酷く、冴えない一日だった。情けないことにベッドで朝の連続テレビ小説を視た後はまた二度寝。なんとか起き出してはみたけれど、リビングで横になってビデオを見ながら気付けばウトウト。断捨離を進めよう!などは掛け声ばかり。昼もいい加減に済ませ、一歩も外に出ないのは、と夕方ちょいと買い物に出て夕飯の支度をするのが精一杯。朝昼晩と3回ロキソニンのお世話になった。
今朝は、いつものようにロキソニンを飲んだ後は、頭痛も収まり、体調が復活してきた。学内のハクモクレンはあっという間に満開になり、もう花弁が落ち始めているのにはびっくりした。桜並木の桜にも花開いたものを見つけ、お花見を想うと心が弾む。
これからは年度末で納品される印刷物も多く、どうしても力仕事が多くなる。しっかり食べてよく眠り、年度末を乗り切りたいと思う。
一方、夫はそういう酸っぱい系は滅法苦手ときていた。だから私が柑橘系の果物を出すと、それこそ梅干おじさんのような顔をして、出来ればパスといった風情。果物で好きなのは桃かイチゴ。
一年中あるものではないのに、何がいい?と聞けばひたすらこの二つを言うばかりである。昔と違って今のイチゴはとても甘いからそのまま頂けば十分だというのに、コンデンスミルクをたっぷりつけて幸せそうにしている。だからメタボになるのよ、とちょっと冷たい視線を向けてみる。
その夫に異変が起きた。この冬、糖度13.8というみかんをスーパーで見つけて買ってみたところ、本当にびっくりするほどの甘さだった。さながらシロップ漬の缶詰かと思うほど。
それからというもの夫が、あのみかんに勝るものはないか、と糖度表示を見ては様々なみかんを買ってくるようになった。残念ながら、今のところあのみかんに勝る甘さのものにお目にかかってはいないのだけど・・・。
かつて清見オレンジが出たときにはなんて甘くて美味しいのかしら!と思ったのだけれど、今は品種改良が進んでもっと様々な種類が選り取り見取り。生協で注文するのも追いつかないほどだ。
たんかん、ぽんかん、でこぽんだけでなく、はるかやまどかなど女の子の名前のようなものがズラリ。
息子が小さかった頃から家を巣立つまで、こうした柑橘類に限らず葡萄等の果物類を剥いて食卓に供するのは私の仕事だった。
二人は食べるだけで、息子は果物好きだったから剥いても剥いても追いつかなかった。けれど、今では色々な薬の副作用から爪が薄くなり、ちょっと厚いもの、硬いものにひっかけるとすぐに割れたり欠けたりするし、皮膚も薄くなっているから、切れやすく、もしそんなときに皮を剥いて果汁に触れたりしたらどれだけ沁みて痛いことか、と思うと怖くて剥いてあげられなくなった。
それが今では夫の仕事になった。自分から剥いておいてタッパーに入れてくれる。もしくは朝、食卓に並べてくれる。有難いことだ。大人になっても何かきっかけがあれば食べ物の好みというのは十分変わるものなのだな、と思う。
さて、昨日は朝から頭痛が酷く、冴えない一日だった。情けないことにベッドで朝の連続テレビ小説を視た後はまた二度寝。なんとか起き出してはみたけれど、リビングで横になってビデオを見ながら気付けばウトウト。断捨離を進めよう!などは掛け声ばかり。昼もいい加減に済ませ、一歩も外に出ないのは、と夕方ちょいと買い物に出て夕飯の支度をするのが精一杯。朝昼晩と3回ロキソニンのお世話になった。
今朝は、いつものようにロキソニンを飲んだ後は、頭痛も収まり、体調が復活してきた。学内のハクモクレンはあっという間に満開になり、もう花弁が落ち始めているのにはびっくりした。桜並木の桜にも花開いたものを見つけ、お花見を想うと心が弾む。
これからは年度末で納品される印刷物も多く、どうしても力仕事が多くなる。しっかり食べてよく眠り、年度末を乗り切りたいと思う。