夫が来月入院・手術予定の病院へ付き添ってきた。先週、地元のクリニックから紹介されての初診だったが、クリニックの先生のお見立てのとおりの診断で、入院・手術・退院の日程がさくっと決まってしまった。
全身麻酔に備えて心肺機能測定やらCT撮影やら採血やらはその場で受けてきた。
一連の予定を聞いたところ、年度初めで既に仕事の予定も入っている。入院日には一緒に付き添えないし、退院日も怪しい。さすがに一応話を聞いておかねばと、今日は休暇を頂いて同行したという次第。
今日は前回の先生とは違う女医さんだった。もろもろの検査結果は何ら問題なく、術前の説明と入院に際しての説明等を受け、あとは予定どおり午後に入院して翌日手術、傷の具合ではその翌日または翌々日には退院とのこと。
最短2泊3日、最長3泊4日だ。なんだかあっけないというかなんというか・・・だけれど、とにかく命に別状ない病気でよかったね、と言い合った。2週間ほど前に、実は3年ほど前から気になっていた、と聞いてのけぞったのだけれど・・・。悪い病気でそんなに長いこと放置していたら、今頃この世にいなかったかもしれないではないか。
それにしても、自分の病院通いに加え父母の通院の付き添い、さらには健康体と信じて疑っていなかった夫の付き添いまで・・・とは。まさに想定外というか青天の霹靂だった。とはいえ、まあ、そういう齢回りということなのだろう。
夫は20数年前、まだ結婚してまもなくの頃、盲腸をこじらせて腹膜炎を併発した既往がある。当時は盲腸で入院したというのに、1週間どころか傷の治りが悪く3週間の入院+2週間の自宅療養になってしまった。巷では○○さんは盲腸といっているけれど、実は悪い病気なのでは、という噂が流れたほどだった。
そんなわけで、盲腸とは思えないかなりの大きさの傷があるため、今回も腹腔鏡手術適応ではなく開腹手術になった。本人は怖がりなので、手術の説明書などは持ち帰らずにその場でサインして置いてくるという始末。まあ、大小関わらず手術についての一般的な注意冊子だから、最悪のことまで書いてあるので、それでもいいといえばいいのだけれど。
一応全部目を通さなければいられない私とは随分違う性格である。
そして午後から出勤。4月1日に障害者差別解消法が施行されると、大学でも障害者に対する不当な差別的扱いの禁止、合理的配慮の提供が義務付けられる。それに先立ち、先日制定された教職員対応要領についての説明を受ける研修に参加してきた。
色々なことが改善されていくけれど、それらの対応に慣れるには事例の積み重ねだけでなく相当の努力が要ることは否めない。合理的配慮の程度や質は、そのバランスも難しい課題だろう。気を引き締めなければ・・・・。
今日も日中は暖かかった。昨日まで咲いていなかった花があちこちでほころび始めている。明日は学位授与式。また新たな旅立ちの日だ。週末はお天気が崩れるというからお花見はちょっと難しいかもしれない。本当に花の命は短くて、儚いものである。
全身麻酔に備えて心肺機能測定やらCT撮影やら採血やらはその場で受けてきた。
一連の予定を聞いたところ、年度初めで既に仕事の予定も入っている。入院日には一緒に付き添えないし、退院日も怪しい。さすがに一応話を聞いておかねばと、今日は休暇を頂いて同行したという次第。
今日は前回の先生とは違う女医さんだった。もろもろの検査結果は何ら問題なく、術前の説明と入院に際しての説明等を受け、あとは予定どおり午後に入院して翌日手術、傷の具合ではその翌日または翌々日には退院とのこと。
最短2泊3日、最長3泊4日だ。なんだかあっけないというかなんというか・・・だけれど、とにかく命に別状ない病気でよかったね、と言い合った。2週間ほど前に、実は3年ほど前から気になっていた、と聞いてのけぞったのだけれど・・・。悪い病気でそんなに長いこと放置していたら、今頃この世にいなかったかもしれないではないか。
それにしても、自分の病院通いに加え父母の通院の付き添い、さらには健康体と信じて疑っていなかった夫の付き添いまで・・・とは。まさに想定外というか青天の霹靂だった。とはいえ、まあ、そういう齢回りということなのだろう。
夫は20数年前、まだ結婚してまもなくの頃、盲腸をこじらせて腹膜炎を併発した既往がある。当時は盲腸で入院したというのに、1週間どころか傷の治りが悪く3週間の入院+2週間の自宅療養になってしまった。巷では○○さんは盲腸といっているけれど、実は悪い病気なのでは、という噂が流れたほどだった。
そんなわけで、盲腸とは思えないかなりの大きさの傷があるため、今回も腹腔鏡手術適応ではなく開腹手術になった。本人は怖がりなので、手術の説明書などは持ち帰らずにその場でサインして置いてくるという始末。まあ、大小関わらず手術についての一般的な注意冊子だから、最悪のことまで書いてあるので、それでもいいといえばいいのだけれど。
一応全部目を通さなければいられない私とは随分違う性格である。
そして午後から出勤。4月1日に障害者差別解消法が施行されると、大学でも障害者に対する不当な差別的扱いの禁止、合理的配慮の提供が義務付けられる。それに先立ち、先日制定された教職員対応要領についての説明を受ける研修に参加してきた。
色々なことが改善されていくけれど、それらの対応に慣れるには事例の積み重ねだけでなく相当の努力が要ることは否めない。合理的配慮の程度や質は、そのバランスも難しい課題だろう。気を引き締めなければ・・・・。
今日も日中は暖かかった。昨日まで咲いていなかった花があちこちでほころび始めている。明日は学位授与式。また新たな旅立ちの日だ。週末はお天気が崩れるというからお花見はちょっと難しいかもしれない。本当に花の命は短くて、儚いものである。