昨朝。もうそろそろ起きなくては、というタイミングで地震が起きた。ベッドに横になっていたせいか、じわじわと振動がやってきてじわじわと引いていくまで実に長く感じた。しばしじっとして息を殺し、揺れが収まるのを待ってゆるゆる起き出してニュースをつけた。
「津波警報です。今すぐに高台に非難してください。命を守るために、5年前の震災を思い出してください。」とアナウンサーが声を枯らしてずっと叫び続けていた。
東日本大震災からあと3ヶ月余りで6年が経過する。
今回の地震は最大規模の余震だという。もちろん逃げ遅れて津波がやってきたら大変なことになるのは重々承知しているけれど、「震災を思い出してください。海を見に行くのはやめてください。」と連呼され、却って恐怖で動けなくなってしまう方たちはいなかったか、と胸が痛んだ。
仕事を終えてから、Sさんの瞑想ヨーガのクラスに向かった。夕方も日中の暖かさが残っている。Sさんは義理の弟さんの結婚式でタイから帰国されたばかり。お湯や電気がない、タイ語が通じない、ラオスとの国境に近い地域のエピソードに興味深く耳を傾けた。
13人の参加者のうち、指導者養成コースのメンバーが10名、あと3人も常連さんということで、昨日はすんなり瞑想に入った。初めてのムードラ(手指の仕草)やアーサナ、キールタンが沢山あったが、とても充実して幸せに満ちたクラスになった。
大地に感謝と敬意を込めてマントラを唱えながら、大地の怒りが落ち着くことを祈った。
帰宅すると今月2回目のお花が届いていた。休暇をとっていた夫が投げ入れしてくれていた。このところ2回ほど自分でやってみて、お花を長持ちさせる極意を会得した、と威張る夫。とっくにやっていることなのだけど、まぁ言わせておくことにしましょう、これでまた一つ自分で出来る家事が見つかったのだから。
届いたお花は黄色とオレンジのLAリリーが合わせて3本、ピンクのアルストロノメリアが3本にロベヤシの葉。花言葉はそれぞれ「威厳」、「凛々しさ」だという。
夕刊にはM7.4という大きな数字が踊っていた。それでも先の震災を教訓に被害は最小限であったように見えた。この後も余震に注意、ということだけれど、どうか鎮まってほしいと思わずにはいられない。
今日は勤労感謝の日。
祝日授業開講日のため、通常通り出勤だ。朝からどんよりと厚い雲に覆われた冬空。暖かかった昨日より7度低いというが、もっと寒く感じる。
そして、明日未明から降雪の予報。実際に降れば1962年以来54年ぶりの11月の降雪になるという。かくいう私も生まれてはいたけれど、当然記憶には残っていない。大半の人が生まれて初めて、と感じるであろう東京の初雪だろう。
事務室は最低限の出勤者。この広さにこの人口密度ではちょっと寒々しいが、電話も少ないし、窓口も静かだ。仕事が捗ることは間違いない。普段出来ないファイリングなど気になっていたことが片付いた。
明日は通院日。雪に弱い路線に乗るので、大事をとって今日も軟弱に前泊である。
「津波警報です。今すぐに高台に非難してください。命を守るために、5年前の震災を思い出してください。」とアナウンサーが声を枯らしてずっと叫び続けていた。
東日本大震災からあと3ヶ月余りで6年が経過する。
今回の地震は最大規模の余震だという。もちろん逃げ遅れて津波がやってきたら大変なことになるのは重々承知しているけれど、「震災を思い出してください。海を見に行くのはやめてください。」と連呼され、却って恐怖で動けなくなってしまう方たちはいなかったか、と胸が痛んだ。
仕事を終えてから、Sさんの瞑想ヨーガのクラスに向かった。夕方も日中の暖かさが残っている。Sさんは義理の弟さんの結婚式でタイから帰国されたばかり。お湯や電気がない、タイ語が通じない、ラオスとの国境に近い地域のエピソードに興味深く耳を傾けた。
13人の参加者のうち、指導者養成コースのメンバーが10名、あと3人も常連さんということで、昨日はすんなり瞑想に入った。初めてのムードラ(手指の仕草)やアーサナ、キールタンが沢山あったが、とても充実して幸せに満ちたクラスになった。
大地に感謝と敬意を込めてマントラを唱えながら、大地の怒りが落ち着くことを祈った。
帰宅すると今月2回目のお花が届いていた。休暇をとっていた夫が投げ入れしてくれていた。このところ2回ほど自分でやってみて、お花を長持ちさせる極意を会得した、と威張る夫。とっくにやっていることなのだけど、まぁ言わせておくことにしましょう、これでまた一つ自分で出来る家事が見つかったのだから。
届いたお花は黄色とオレンジのLAリリーが合わせて3本、ピンクのアルストロノメリアが3本にロベヤシの葉。花言葉はそれぞれ「威厳」、「凛々しさ」だという。
夕刊にはM7.4という大きな数字が踊っていた。それでも先の震災を教訓に被害は最小限であったように見えた。この後も余震に注意、ということだけれど、どうか鎮まってほしいと思わずにはいられない。
今日は勤労感謝の日。
祝日授業開講日のため、通常通り出勤だ。朝からどんよりと厚い雲に覆われた冬空。暖かかった昨日より7度低いというが、もっと寒く感じる。
そして、明日未明から降雪の予報。実際に降れば1962年以来54年ぶりの11月の降雪になるという。かくいう私も生まれてはいたけれど、当然記憶には残っていない。大半の人が生まれて初めて、と感じるであろう東京の初雪だろう。
事務室は最低限の出勤者。この広さにこの人口密度ではちょっと寒々しいが、電話も少ないし、窓口も静かだ。仕事が捗ることは間違いない。普段出来ないファイリングなど気になっていたことが片付いた。
明日は通院日。雪に弱い路線に乗るので、大事をとって今日も軟弱に前泊である。