ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2019.5.4 関西探訪二日目、みどりの日は食い倒れ、歩き倒れ

2019-05-04 22:52:38 | 

 土曜日、連休8日目。
 昨夜は日付が変わってから記事をアップし、入浴したらもうヨレヨレ。疲れすぎてなかなか眠れない、どうしよう・・・と思った頃、無事眠りに落ちた。夜中にお手洗いに起きた後も再び寝直せた。5時間は眠っただろうか。
 モーニングコール前に朝の光で目覚める。今日も快晴、五月晴れである。GW前半は肌寒くお天気がかなり不安定だったが、昨日今日は寒くなく暑くなくとても快適な動きやすい気候になってくれて、有り難い。

 朝の連続テレビ小説を視てから3人で階下のレストランに移動する。今回もマイペースで過ごせるようにシングル3室を予約した。
 連休中ということでレストランは満席。タイミング良く一つテーブルを確保する。昨夜夕食が早めだったので、お腹はもうぺこぺこ。ようやくお腹の調子も元通りになって、ほっとしつつぱくぱくと頂く。

 食後は、母には部屋で休息してもらい、夫と2人で息子のマンションへ向かう。昨日購入したキッチン用品やら、突っ張り棒等の設置のためである。洗濯物もそこそこ溜まっていたし、お天気が良いので、一度洗濯機を廻し、取り込んだ洗濯物を片付けてから干す。もろもろの作業が1時間半ほどで全て完了。これで今回の引っ越しもろもろ作業も無事終了、完成形となった。ゴミ捨てを終えて、皆でホテルに戻り、母をピックアップ。

 今日のスケジュールは、まず息子が勤務する会社の本社を母に見せ、ランチを済ませる。その後、先日の健康診断で、大学入学時に作った眼鏡がいまいち合わなくなってきたと指摘があった息子の眼鏡の購入。夕方、私は年末にお目にかかったお友達とお茶をご一緒出来ることになっているので、一旦夕食までは3人と別行動。夕食で合流して、大阪らしくお好み焼きを食べに行く、というてんこ盛りの予定である。

 ホテルを出て地下鉄の駅に到着したところで、はたと忘れ物に気づく。息子が新しいリュックを背負ったため、昨日まで頑張って集めたスタンプラリー帳を入れ損なっていたのだ。今日でゴール予定だったので、息子のマンション迄戻るという羽目に。

 母と私は駅のベンチで待ち、夫と息子がマンションまで往復すること最短距離で小一時間。紫外線の強い中、余計な歩数を稼いでしまった2人である(なんと今日の息子、万歩計によれば2万歩を超えたそうである。私達も少なくとも優に1万3,4千歩は超えて歩いているわけだ。)。

 ようやく合流し、息子の本社最寄り駅に到着したのはお昼を過ぎてから。当然、社の中には入れなかったけれど、建物正面で息子と母でツーショットの記念撮影をしてきた。昨年、内定が出た折に、夫と3人で見に来た時は近辺でイベントもあり、かなりの人出だったけれど、今日は空いており、ゆっくりあたりを散策することが叶った。しみじみ、無事卒業して就職出来て良かったね~と皆で言い合う。

 息子は既に目をつけていた眼鏡があったようで、迷わず百貨店方向の地下鉄へ向かう。次の約束時間があるので、レストラン街であまり並んでいない和食レストランに決めて食事を済ませ、眼鏡店へ直行。今風の丸いフレームを選び、視力検査を済ませてお買い上げ。来週の土曜日に出来上がるとのこと。これ以上目を悪くしないで大切にしてほしいと思う。

 さて、100駅を優に超えるスタンプラリーも大詰め。お友達と待ち合わせした駅で無事ゴール。コンプリートの景品をゲットして、3人と別れ、私は指定場所のカフェに向かった。
 お友達が予約しておいてくださった席で久しぶりの再会を楽しんだ。天井が高くゆったりとしたソファ。ピアノの生演奏もあり、優雅なティータイムを過ごすことが出来た。
 彼女は次の予定もあり、暗くならないうちに次の場所へ移動されるということで、またお会いしましょうと約束してお別れした。

 夫たちにお別れしたことを連絡し、予め決めておいた待ち合わせ場所で再合流。私がお茶をしている間、2人は母に通天閣に登らせてあげようと試みたようだったが、なんと1時間待ちで諦めたとのこと。それでも大阪らしい新世界周辺を散策して母は十分楽しかったようだ。

 地下鉄の駅は階段が多い。各駅をよく知る息子がエレベーターやエスカレーターを旨く探して誘導してくれているので、母も私もなんとか一緒に歩くことが出来ているが、これが自分たちだけで歩き回ったら、とてもこんなにあっちもこっちも散策することは出来ないだろう。ガイド役の息子様々である。

 夕食はこれまた大阪らしいお好み焼きに決定。前回、息子と2人で夕食を摂ったお好み焼き屋さんの本店へ向かった。アーケードはとんでもない人出で歩くのも大変だったが、お店ではそれほど待たずに入ることが出来てほっとした。ボリューム満点のお好み焼きや焼きそば等に舌鼓を打ち、マヨネーズトッピングの綺麗さに目を見張りながら、夫も息子もお酒を美味しそうに頂く。しっかりデザートまで頂いてお腹一杯、大満足である。

 食後は、夫婦善哉で有名な法善寺界隈を散策してお参り。なかなか風情がある横丁で、素敵である。夫とツーショットの写真を撮ってもらっておく。
 数年前に訪れた折、とても楽しかったとん堀リバークルーズに母を乗せてあげたら喜ぶのでは、と夫が言ってくれるので、チケット売り場へ出向いた。ところが、ああ、残念。
 「本日のチケットは完売」の札が出ている。楽しそうに船に乗る観光客を羨ましく眺める。息子が長い列に並んで、老舗たこ焼き屋さんでたこ焼き一舟ゲットし、橋上からクルーズ船を見ながら、皆でハフハフ言いながら頂いた。次から次へとよく頂けることよ。

 ということで、今日も食い倒れ、歩き倒れそうな長い一日となった。昨日よりホテルに戻ってこられたのは早いとはいえ、足の裏が悲鳴を上げている・・・。母の頑張りにもびっくり。今日は早めに眠って、明日午後の帰京に備えなくては。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019.5.3 関西探訪一日目、スマイルのヨロコビで夜は更けていく・・・

2019-05-04 00:05:16 | 

 金曜日、連休7日目。
 昨夜の入眠はスムーズだったが、夜中お手洗いに起きた後は中途覚醒。2時間半も眠れず明け方になってしまう。またしても寝不足。
 久しぶりに通常と変わらない時間に起きて、朝食の支度を終え、BSで朝の連続テレビ小説を視終え、そろそろと出発の準備。母に確認の電話を入れ、タクシーに連絡。スムーズにお迎えに来てくれて予定通り最寄り駅を出発する。

 JR乗り換え駅で始発駅から座ってきた母と合流。息子への差し入れ等で夫も私もかなりの大荷物だが、なんとか私だけ席を確保してもらい、有り難かった。連休後半、大きなスーツケースを持った家族連れなどで電車の混雑は通勤時間帯なみ。

 定刻通り30分近く前に新幹線乗車駅に到着したが、どこもかしこも人、人、人で大混雑。切符売り場では「満席」の札が出ている。お手洗いも長蛇の列で、ぎりぎりまで待ったけれど、そのまま乗車する羽目に。
 博多行きののぞみ号に乗車。満席だ。母を窓側にして私が真ん中に入り、夫が通路側の3人席である。今日のお伴は伊坂幸太郎さんの「サブマリン」(講談社文庫)。
 読んでいると、いつの間にか母のお喋りに付き合わされている。うーん。到着まであと少しで読み終わるところだったが、残念・・・。
 2時間ちょっとの新幹線の旅はあっという間に終了し、改札口まで息子が迎えに来てくれた。

 ちょうどお昼を廻ったところで、まずは、車内から空腹を訴えていた夫(車内でもしっかり和菓子を頂いていたが)のためにランチのレストラン探し。大阪らしいものを母に食べさせたいということで、駅ナカの飲食店街を探し、すんなり串揚げ屋さんに入ることが出来た。

 ここでサプライズ。息子から百貨店の袋が渡される。中を見ると、私の好きなブランドに入った小さな袋に真っ赤なリボンがかかった小箱。そして彼からのメッセージがあった。
 初任給で真っ先にプレゼントしたかったとのことで、もうびっくりするやらうるうるするやら。聞けば、夫に何が良いのか相談したらしい。夫は気持ちが大切だから、お花や写真が好きな私のために花束とか写真立てはどうか、というアドバイスをしたそうだが、予算はもっとあり、日々使ってもらえるものにしたいとのことだったようで、確かに夫から探りのコメントがあったことを思い出した。

 IDカードホルダーは先日買ってしまったが、パスケースはずっと使い込んだ物があり、新調したいと思いつつ、オビタスでなかなか思い切って買えなかった。開けてみて、と言う。黒でとてもシック。そして、このブランドならではのリボンがポイントの素敵なものだ。もったいないやら申し訳ないやら。明日から早速使わせて頂くことにした。

 皆で串揚げを堪能した後は、母は息子のマンションへ移動し、夫と私はホテルに荷物を預け、ひとまずチェックインの手続きだけ済ますことに。
 
 無事諸々終えて身軽になって息子のマンションへ到着。どれほど散らかっているかとちょっと心配だったが、前回ほどではなくてほっとする。母はちょこんとソファに座っている。
 洗濯物も干してあり、ひとまず日々頑張っている様子は伝わってくる。

 ゴミ捨てを済ませて、いつも食料品等を調達しているというスーパーまで連れて行ってもらう。そこそこ歩くというので、母にはゆっくり部屋で休息してもらい3人で出かけた。
 果物やら牛乳やら、おやつやら買い込んで部屋に戻り、4人揃ってお茶とお菓子で一服。

 夕方からは棚やラック等の不足品の買い物と夕食のため、4人で出かけた。地下鉄の3日間フリーパスをゲットして、まずは家具一式を買ったお店へ再び。キッチン用品や洗濯機用の棚、突っ張り棒等すんなりと買い物を済ませ、そのまま早めの夕食へ。
 鉄板焼きレストランで、夫と息子はステーキを母と私は魚介類をチョイスした。窓の外はウオーターフロント。桜並木を見下ろし、暮れなずむ前の大阪の街を堪能した。

 すっかりお腹を満たした後は、息子お薦めの大阪城ナイトウオークへ。新しがりの我が家にとってはなかなか面白い企画だった。
 母を暗い中歩かせるのは少し心配だったけれど、頑張ってよくついてきた。幻想的なブルーライトや音、映像を駆使した表現で、大阪城公園を歩いて一周できるようになっている。あなたの笑顔が必要です!ということで、皆で一生懸命笑顔になって・・・最後はそのスマイルが大阪城の天守閣下に花となって映し出される・・・という仕組み。
 母も慣れない中、QRコードを読ませたり、一生懸命。帰路、足は棒になり、ジンジンだったけれど、こんな経験、息子に連れてきてもらわなければ叶わなかった。

 ナイトウオークを終えた後は、カフェで一服してから地下鉄を乗り継いで、ホテルまで戻ってきた。息子もここまで送ってくれて、先ほど帰って行った。ガイド役、お疲れ様でした。
 明日は息子の本社を母に見せ、ちょっぴり観光も含めて大阪らしい食事も楽しんできたいと思っている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする