昨夜は、吐き気止めトリプル攻撃とワイパックスのおかげで、若干の気持ち悪さはあったがすんなり入眠。
末梢神経障害が出た手足の痛みと痺れは途切れなく続き、かなり酷くて辛かったが、お風呂にネーブルオレンジの香りのバスソルトを入れて、足首が見えないほど浮腫んだ足をゆっくりリンパドレナージュして、何とか日付が変わる前にコロリと眠りについた。火照りもそれほど気になるわけではなく、ステロイドハイも感じなかった。
今朝は明け方お手洗いで目が覚め、普通便が少しだけ排出出来た。その後は寝付かれず、目覚ましが鳴る少し前までウダウダ。はっと気付き、慌てて予約して洗い終わっていた洗濯物を夫と一緒に干す。
起きた時の感じでは、吐き気と食欲不振については前回同様でわりと楽に思える。火照りも朝の段階ではあまり出ていない。ハラヴェンだけでなく分子標的治療薬2剤を含めて3剤併用だから、前回のハラヴェン単独投与より副作用が出ても仕方ないけれど、今回から5割に減量したハラヴェンの影響が大きいのかもしれない。
副作用緩和策の力も借りて、身体がこの量なら、と受け入れてくれてくれればいいと思う。けれど、足のだるさが全く取れない。思いっきり足を上げたい気分だが、仕事中はそうはいかない。
もう10年前のことになるが、タキソテールでとんでもなく浮腫んだ時(最後の1週間で1キロずつ体重が増え、それが全て下肢にきた。妊婦以来の体重増加だった。着圧ハイソックスを履こうにも手の爪は全て脱落しているし、きつくて持ち上げられない。履けない。泣きながら夫に引っ張り上げてもらって履いた記憶がある。とにかく足の全ての皮膚がパンパンで薄く鋼鉄のように光って、不気味なほどだった。当然正座など出来なかった。)それに比べれば、今回は体重の増加はない。体脂肪率と骨格筋率の関係か、今朝も体年齢30歳を示された。ピカピカツルツルしているが(やはり普段以上に皮膚が薄く伸びているのだろう)黒光りはしていない。この後太ももまで浮腫みが広がらないことを切に望む。
ルーティンの瞑想ヨーガの後、朝食。まずは食前に、今回から痺れ痛み対策で加わった加工ブシ末と牛車腎気丸の漢方2種を飲む。ずらりと並んだ朝の飲み薬は全部で10種類となった。もうそんじょそこらの高齢者にも負けない、と言った感じ(そんなもの比べてどうする、だが・・・)。
味覚異常は若干あるが、義妹から頂いた庄内土産のメロンパン(中にマロンチョコクリームが入っている。他ではあまり見たことがないスペシャルなもの)を半分ほど頂く。概ね味が分かる。紅茶もミントとグレープフルーツの香りを味わった。果物は、赤肉メロンを少し。ちょうど食べ頃で、いつもならもっと大きなものをペロリなのだけれど。バナナのスムージーは大丈夫。先日やっと再開した青汁は再びパス。
食後、イメンド80㎎とデカドロン4錠、ロキソニン、タケプロン、今回から加わったビタノイリンカプセルを合わせて8錠を飲んで出勤の準備をする。
溜まったメールの処理からサクサクと済ませる。時々口元をハンカチを抑えて、うう、ちょっと気持ち悪い・・・くらいなので、サロペットを着ていればほぼ普通どおりだ。
お昼はさすがにいつもどおりには食べられず、ミネストローネスープとプチパンを1つ。水分をたっぷり摂ることは心がけているが、ビタノイリンのおかげでお小水がとても明るい黄色でちょっとびっくりする。うーん、浮腫みがあるとあまり飲みすぎるのも良くないのだろうが、漢方には利尿作用もあるようだし。
夫から「忘れていた、今日は宴会で遅い」という連絡が入った。ハイハイ、了解です、とライナーの予約代行も請け負った。
帰宅後は洗濯物を片付けたらマイペースでダラダラと適当な夕食を摂ることが出来ることになってラッキー。吐き気はなんとかコントロール出来ているけれど、とにかく今は足が重くてだるいのが困りもの。1日座って足を下げていると本当に疲れる。ああ、また足首がない象さんだ。
月曜日に届いた芍薬のピンクの1本が満開になった。とても綺麗で柔らかで上品な良い香りだ。まるでペーパーフラワーのように繊細な花びら。癒される。
明日もイメンドプラスデカドロン、昼食前ドンペリドンでなんとか夕方まで仕事、何とか頑張りたいと思う。