土曜日。昨夜は息子のご帰還後、我が家としてはとんでもなく遅い夕食を摂り（2人は酒盛りもしてご機嫌）、食事が済んだのは23時を回り（胃がもたれるというものだ！）、入浴後ベッドに入れたのは日付が変わってから。
そして今朝、7月に夫と白馬を訪れた時と同じあずさ号に乗るという息子のために、普段より早く起きる羽目に。
甘々の夫は昨夜、今朝と駅まで送迎サービスもして、その滞在時間は僅か9時間ちょっとという台風坊主であった。
夫が息子を見送りに出かけた後、私は食事の片づけのついでに夕食の1品を作り、家中のごみをまとめて小休止。草臥れてちょっとソファに横になったら、あれよあれよと眠気に負けてしまった。
嗚呼、本当は掃除をしてから出かけようと思っていたのに、気づけば1時間半も経っている。明日は合唱の練習だ。月曜日に延ばそう・・・、と開き直ることにした。
夫は洗濯機の上の棚をバージョンアップするため、ちょいとDIYのお店に行ってくると自転車で出かけ、私が家を出る少し前に帰宅した。
ここのところ肌寒くぱっとしないお天気が続いていたけれど、今日は青空も見えて最高気温は23度という快適な気候になった。
退職したらゆっくり会おうねと約束していた高校時代のお友達Aちゃんとの1年半ぶりのデートの約束が叶った。気づけば退職から半年が過ぎ、家族以外のどなたかと約束してお会いするのは6月以来のこと。コロナ第7波でまたしても自粛が続いていた。
いきなりピンポイントで今日はどうかしら？とご都合伺いをしたのが1週間前のこと。自由人の私と違ってまだ現役のAちゃんが奇跡的にOK！ということで再会が叶った。
約束の時間の少し早くにお手洗いを済ませたところで、Aちゃんとばったり。2人して予約したラウンジに入店すると、リクエスト通り奥の静かな席を確保してくれていた。毎月母と来てアフタヌーンティやランチを摂るいつものラウンジである。
座った途端、お喋りが止まらない。すぐにオードブルが届けられ、フリーフローの紅茶は2人ともレモンハーブからスタートする。お互いがお互いのブログの読者なので、近況はそれぞれキャッチアップが出来ているから、前置きは要らず、なのが嬉しい。
今回はAちゃんが今時のヌン活がいいかしら、ということでここのアフタヌーンティをチョイスした。普段母と来るのは平日なので、接客ももっとゆったりしているのだけれど、今日は土日対応なのか、なんとなくイマイチな感じ。
それにもめげず、よく喋り、よくお茶を頂き、ポット3杯、3種類の紅茶を愉しみ、お腹はちゃぽちゃぽ。フリーフローは2時間です、と言われつつ、2時間経過時にスイーツ類は3段重ねの途中までだったので、最高段のゼリーやケーキを頂きながら、まだまだ話は尽きない。
どうしてこんなに話すことが次から次へと湧いてくるのかしら、とびっくりしつつも、結局気づけば4時間以上が過ぎ、まだまだ喋れますけれど～という状態。
夜はオンラインセミナーを申し込んでいたこともあり、後ろ髪をひかれつつ、また会おうね、とお開きにすることに。
先日あんみつを送って頂いたお礼にちょっぴりお土産等を持参したのだけれど、Aちゃんからも何より嬉しい素敵なプレゼントも頂戴し、恐縮しきり、だった。
Aちゃんは私鉄で、私はJRで帰途に就く。乗継が順調でセミナー開始の5分前に帰宅が叶い、そのまま書斎に入って、キャンソルさん主催ABCプロジェクトミニセミナー「知っておきたい乳がんのゲノム医療～転移性乳がんを中心に～」に参加した。
既に沢山の方が入室されている。「近年、がんの治療において話題となっている『ゲノム医療』。今回は、国立がん研究センター中央病院 腫瘍内科の下井辰徳先生に、転移性乳がん患者さんを対象にしたゲノム医療について、わかりやすく解説していただきます。がん遺伝子検査（コンパニオン検査・がん遺伝子プロファイリング検査）の解説、ゲノム医療が受けられる施設、検査を受けるタイミングや費用など、ご活用いただける内容となっております。ご関心のある方は奮ってご参加ください。」という触れ込みで参加申し込みをしていた。
45分の講義は盛り沢山。専門的な内容をとてもわかりやすくかみ砕いて説明して頂けて、有難かった。治験もそうだけれど、こうしたゲノム検査もタイミングとご縁だな、とも感じた（エンハーツが効かなくなったら次の一手として考えていた第二相の治験は、既に募集が終わっており、今後参加したくても参加することは出来ないことが先日分かった。）。講義終了後は質疑応答等も経て、20分ほど交流会にもそのまま参加させて頂いた。
セミナー退出後は夫が夕食を用意してくれたので、有難く頂く。息子からは旅の写真がLINEで送られてきている。いいお天気に恵まれて楽しそう。何よりだ。
夕食後はりんごを送ってくれた北海道の叔母にお礼の電話。その後、母にMeet通話をしたところ、従姉が寄ってくれてランチを一緒にしたとのこと。従姉にお礼のLINEをすると、母が左眼が見にくいことで落ち込んでいたとのことで、眼科を専門にしている従姉の息子夫妻からのアドバイスまで頂けて、本当にかたじけない。
母本人がどうしたいか、がいまいち不明瞭なこともあり、次に会う時、再度意向確認をして今後の方針を決めなくては、と思う。
ということで、朝から晩まで楽しく有意義な時間が過ごせた土曜日は無事終了。
明日もまたお楽しみ、OBOG合唱団本番前最後の練習である。
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