今日は、オンライン瞑想ヨーガクラスの今月初回の受講日だ。いつも通りの目覚ましですんなり起きて、朝ヨガを済ませた後は、朝食の支度。身支度等もろもろの準備を済ませ、スタート10分ほど前にZoomに繋ぐ。指導者養成コースの皆さんが今日も数名入っておられ、可愛いチビちゃん達の姿もちらほら。朝から和む。
参加者が揃ったところで、楽な姿勢で座り、ॐ(オーム)を3回唱え、クラスがスタートする。Sさんの心地よい声をガイドに、今日も普通に朝がやってきたことに感謝するショートメディテーション。初めて聞くマントラを唱えながら天女のアーサナにトライ。続いて手を使いながら完全呼吸法、そしてオーム・シャンティのキールタンを歌いながらの瞑想へと続く。
瞑想後は、短いシャヴァーサナを経て、ゆっくりと反動をつけて起き上がり、再び楽な姿勢に戻る。今朝も30分が瞬く間に経過した。
質問タイムには、指導者養成コースの卒業生から育児中のイライラの解消方法等についての質問が出た。Sさんは手を振ったり、ジャンプをしたり、水で手を洗うことが気持ちのリセットになると答えられた。
ヨーガでは“人生で行き詰まったら水辺に行け”という教えがあるそうだが、なるほど、私も海や湖等、無性に水辺に行きたくなることがある。コロナ禍で毎日何度も何度も繰り返し手を洗う場面が多くなったが、そうすることで気づかないうちに気持ちを落ち着けたり、リセット出来ていたのだなと思い至った。
夫が起きてきたので、急いで一緒に用意した朝食を摂る。
朝食後は9時からヨーガスートラ講座第3章の5回目。今度は書斎にノートPCを持ってZoomに繋ぐ。定刻通り出席確認からスタートする。
朝の瞑想ヨーガクラスで、私が感じた“水に触れることでリセットする”気づきについて、他の受講者からも同じ感想があった。
ॐ(オーム)三唱からスタートし、パタンジャリを讃えるシュローカを唱えてから今日の瞑想へ。いつも通りの流れだ。今日の瞑想はへそのチャクラにサンヤマして身体の全体構造を知る、にトライ。へそは全てのナーディ(脈管)の起点であり、プラーナ(生命エネルギー)の通り道である。気持ちがはっきりしない時、何か決めきれない時にお薦めの瞑想だという。
ここで振り返り。
3-1 一心集中:ダーラナー、3-2 瞑想:ディヤーナ、3-3 深い瞑想状態:サマーディ、3-30へそのチャクラへのサンヤマ:体の全体構造を知る、3-31のどへのサンヤマ:飢えと渇きを止める、3-32 胸(クールマ・ナーディ)へのサンヤマ:不動さを得られる、等の節を思い出して、今日は以下の7節を学んだ。
サンスクリット語でSさんが先に唱え、それを私達受講者が2,3回繰り返しながら進めていく。いつもの学びのスタイルだ。
3-33 頭頂(頭蓋骨の内側で心臓から発する光が集まる場所)の光にサンヤマすることによってシッダを持つ者(マスターとも呼ばれる徳の高い存在)を見ることが出来る
3-34 プラ―ティバ(直観智)によっても全てを知ることが出来る
3-35 心臓にサンヤマすることでチッタ(こころ)を理解することが出来る
3-36 ブッディとプルシャは全く異なるものであるのに、そのふたつを同じものだと認識することを「経験」という。パラールタ(プルシャのために転変しているもの)から真の自己を対象としてサンヤマすることによってプルシャを知ることが出来る
3-37 それによって、プラーテイバ(直観智)、シャラーバナ(聴覚)、ヴェーダナ(触覚)、アーダルシャ(視覚)、アースヴァーダ(味覚)、ヴァールター(嗅覚)が生じる
3-38 それらは外界意識においては超能力だが、サマーディを得るにあたっては障害となる
3-39 自身を身体に縛り付ける原因が弱められ、そしてチッタの通り道を熟知することによってチッタが他人の身体に入り込むことが出来るようになる
本日はここまで。これまで学んだ2章との繋がりも多く、聞いたことはあるんだけれど・・・レベルの単語が多く、ちょっと混乱する。超自然力(シッディ)を求めすぎると、本来のヨーガの目的(心の動きを静かにさせるサマーディ)ことから遠ざかってしまう、という3-38が印象的だ。
その後、質問タイム。インスピレーションを得た時には自分でわかるものなのだろうか等。
加えて今月末、某県で瞑想の会を予定しているので、ご希望の方はご一緒しましょうという有難いお誘いがあった。残念なことに治療直後の週末なので、参加は難しい。ご挨拶をして退室。
今日も又頭が飽和状態になって、リビングに戻る。
文通中のIちゃんから手紙が届いていたので、PCで返事を書く。そうこうしているうちにお昼に。
今日は母と父の墓参りを約束している。夫も同行してくれるとのことで、まずは駅前スーパーで仏花を調達し、母が乗ってくるバスの到着を待った。予定より一台早く乗ったけれど、遅れたのでちょうど良かったとのこと。公園墓地のシャトルバスに乗り込む。私たち3人とご夫婦一組が乗ってすぐに出発。
三連休の初日、久しぶりに気温も少し上がり、雨降りでない土曜日とあって公園墓地は混雑している。私達が訪れた時間は葬儀に納骨、法事等が短い時間に入り乱れていたようで、喪服の人たちが事務所に入り切れずに外にたむろしていた。
父のお墓まで3人でブラブラと歩く。今日は夫が水桶を持ってくれるので身軽で有難い。持参したお花は、橙色の鶏頭、赤紫のリンドウ、白とピンクのミックスのスプレーカーネーションに黄色いソリダコの組み合わせ。秋らしく綺麗だ。活けた途端、タイミングよくリンドウに蝶が蜜を吸いに来てみんなでびっくり。お線香もすんなり点いて3人で恙なくお参りを終了し、管理事務所まで戻ってきた。
いつもは母と平日の墓参だからガラガラなのだが、土日でもこれほどまでに混んでいるのは珍しい。帰りのバスまで30分弱。母のお喋りをなんとなく聴きながら過ごし、帰りのバスは私達3人の貸し切りで駅まで戻った。
母のリクエストで回るお寿司屋さんを予約していたので、そのままお店へ移動。少し早めの到着だったので、呼ばれるまでちょっと待った。
朝が早かったし、お昼も過ぎて大分経つので、お腹はペコペコ。母のリクエストも聞きながら夫と2人でどんどん注文してあっという間にテーブルが一杯になる。空腹は最上のスパイスなり。何を食べても美味しい。復調してよかったなあとしみじみ。
お寿司を食べ終わるのには時間がかからない。1時間もせずにお支払いまで終了。カフェに移動して、珈琲タイム。母のお弁当宅配等の相談をし、帰りのバスに乗るのを見届けて別れた。
その後、私はT先生のビギナーヨガに参加。夫はそのまま帰宅。
参加者は22,3名だったか。寝ポーズからスタートしてゆっくり身体を緩めながら、座りポーズ、四つん這いへ。ウオーリアⅡや太陽礼拝も行って、最後は再び寝ポーズで腰を緩めて短いシャヴァーサナ。相変わらず汗の出はイマイチだけれど、スッキリした。
まっすぐ帰宅して、生協に電話連絡を済ませる。
夕食は、夫がプランターの三つ葉をたっぷり入れてきりたんぽ鍋を作ってくれたので、有難く頂く。母も無事帰宅しており、Meet電話も済ませた。
ということで、復活した三連休(といっても自由人にとっては毎日が日曜日の延長以外の何物でのないが・・・)の初日は、朝はSさんのオンラインクラスの梯子、午後からはリアルで墓参とヨガクラス参加ということで、ちょっと頑張りすぎた嫌いも。明日はのんびり家事を済ませてから、美容院を予約している。