昨夜は腫れた左足首をお湯につけないようにしてさっと入浴。湿布を取り換えてもらって、日付が変わる前にベッドに入った。お湯に入れなかった左足が冷たい。それにしても、最初の抗がん剤タキソテールの副作用の浮腫みで象のような足になったことはあったけれど、足首がこんなに腫れて熱を持ったところは初めて見た。
そして今朝。夫は出勤、お疲れ様である。目覚ましが鳴ってから「眼鏡がない、ない」と探している。私はなかなかベッドから出られず、グズグズ。湿布を外してみると、昨夜より一回り腫れが退いていてほっとした。湿布と安静のお陰である。
もし昨日より痛みや腫れが酷くなっていたら、クリニックかなあと思っていたので、良かった。ひとまず湿布を取り換えてもらう。「今日はヨガスタジオに行くの?」と訊かれ、「Sさんのオンラインクラスに出て大丈夫そうなら、行きたいけれど・・・」と応える。昨日は疲れ果てて買い物も出来なかったので、食料品が底をついているからスーパーに寄って最低限の買い物もしたい。
夫を送り出し、まずは昨夜出来なかった分の1回目の洗濯。朝食を摂りながらBSと地デジで朝ドラを2回視聴し、べランダに出て洗い上がった洗濯物を干す。左足に重心をかけないように恐々と出たり入ったり。
今日は今年初めての1月初回、Sさんのオンライン瞑想ヨーガクラスである。Sさんには予め「旅先で転んでしまって正座と胡坐がきついので・・・」とご連絡していた。
マットを敷いて、着替えを済ませ、開始10分ほど前にZoomに繋ぐ。
参加者は今日も指導者養成コースの卒業生や常連の方たち。今年もどうぞよろしくお願いします、とご挨拶。Sさんからお加減どうですか、とお気遣い頂く。今日は正座も胡坐のポーズもあるとのこと。出来る範囲で参加します、とお答えする。
定刻になり、今日もこうして皆でヨーガが出来ることに感謝しながらクラスがスタートする。今日はベーシックなクラスの回だ。
弓矢のポーズを行うので、クラス前にお尻を解しておくと良いとのアドバイス。オームを3回唱えてスタート。胡坐から長座になって弓矢のポーズを左右とも。足はフレックスだが、足首が痛むのでその辺りは調整して行う。続いて棒のポーズ。足の指先、甲を伸ばしながら足裏をつくのだが、これも痛むので加減して行う。
新年初の瞑想では、最後にサンカルパ(願い事)を宣言するように、とのこと。今年はどんなふうにありたいかについて、既にそうなっている姿を思い描いて心の中で宣言する。背骨の一番下から下腹部、おへそ、胸、のど、眉間までプラーナ(エネルギー)が満ちていくのを感じて深い呼吸を繰り返す。
最後のキールタンは新年に相応しく、困難を廃し、願いを叶えてくれるガネーシャ シャラナム。
定刻より3分ほど押しての終了だったが、質問タイムは活発だった。
Mさんから棒のポーズがきついが、どうやって練習すればよいかとの質問。片方を割り座にして足の付け根を伸ばしたり、立膝にして足の付け根を前後に伸ばす等、棒のポーズが出来るようになるコツを教えて頂く。
Nさんからは半年前に比べて体力が戻ってきたが、運動量を増やして習慣に取り入れるコツはあるか、との質問。最初2週間は気合を入れて毎日行い、脳に回路を作ると良い、ただしいきなり2週間は大変なのでまず3日、とやってみる。Sさんはご子息との散歩の時、肩甲骨を動かしたりワイドスクワットや片足を後ろ上げ、横上げ等2,3分で疲れる程度のことを必ず行ったという。
もう一人のMさんは前屈が苦手だが、弓矢のポーズは良かったとの感想。
Jさんからはお尻が固いが、というお悩みに対し、立っている時のお尻の重心の位置についてSさんからアドバイスがあった。
また「○○さん、足は大丈夫でしたか?」と私の体調についてお気遣い頂き、「出来る範囲でやらせて頂きました。」とお礼のご挨拶。
ということで20分近く延長してSさんはご子息T君の幼稚園のお迎えの時間に。卒業生のHさん、Jさん、私が最後まで残って、名残惜しい中、また来週の土曜日に、とSさんが終了ボタンを押された。
部屋を片付けて、休息。奈良のホテルから送ったキャリーケースは午前中到着指定にしたが、なかなか届かない。昨年は朝9時半から遅くも10時には届いていたのだけれど、年末年始は11時半から12時ギリギリだったり、と配達順序が変わったようだ。今日も11時半近くの到着だった。
玄関で荷物を開けて、洗濯物の山を洗濯機に入れ、その他のもろもろを片付けて定位置に。神社で頂いてきたうさぎの置物を飾ったりしているうちに、あっという間にお昼を回る。ベランダに干せるものは干し終えて、後は部屋干し。遅いランチは久々のレンチンパスタとカップスープだ。
昨日の転倒アクシデントがなければ、午後からY先生のストレッチングヨガのクラスに参加する予定だった。、玄関でショートブーツを履こうとしたら、足首が痛くて履けなかったので潔く諦める。まあ湿布の上からサポーターをしているので、窮屈で当然だ。明日は結婚記念日で夕食を予約済みなので、無理は禁物である。
食後、朝干した1回目の洗濯物を取り込んで畳む。夫からご機嫌伺いのLINEが来たので、悪化はしていないけれど、ヨガは諦めた旨返事をする。靴が履けないので買い物にも出られないから、パンや果物を買ってきてくれるように頼む。
実は相当疲れていたことに改めて気づかされる。身体中がバキバキしている。ストレッチをしたいが、右腕が痛むし(多分転倒時に打撲したのだろうが、青あざにはなっていない。)、捻挫した左足も普通に立っている分には大丈夫だが、足首を廻してみたりちょっと倒してみたりすると、痛む。
明日の瞑想ヨーガクラスはなるべく負担のかからない形でポーズを取りながら、声のガイドに徹することにしてレッスンプランを作成する。
結局階下のポストまで郵便物を取りに大きなサンダルを履いて出ただけ。階段の上りはそれほど痛まなかったが、下りは右足から降りないと大変だった。昨日まで10,000歩を超えない日がなかった万歩計は今日は僅か50数歩。
出張先から直帰した夫がスーパーでお願いした買い物をして帰宅した。1週間ぶりに作る夕食にしてはお粗末だったが、昨日購入した豚まんとチマキ、年末に頂いた冷凍のふかひれスープにスライスした野菜と、ごま豆腐をつけておしまい。
母にご機嫌伺いのMeet通話。さすがに転んで捻挫した話は内緒にしているが、今日は疲れていて2回洗濯をしただけで一歩も外に出なかったと報告。思いのほか気温が上がらず、寒かったね、と言い合う。
ということで、5泊6日の関西の旅の翌日は、オンラインクラスの後、洗濯とリハビリに徹した1日になった。せっかくの治療週直前の週末、体調がいいタイミングで捻挫のハプニング、痛恨の極みである。だが、疲労していることも事実なので、これは神様からの「お休みせよ!」の合図なのかもしれない。