だんだんと暑さが和らいで来たのかしらん?
それでも昨日の練習では他の指導陣からの言いがかりから、グラウンドを2周も走らされた塾長です。
暑さと湿気、更には極度の二日酔い、挙句に睡眠不足からヘロヘロでした。(殺す気か?)
昨日の練習では指導陣、塾生ともに少なく、すごく密度の濃い練習が出来たのですが。
御自身の子供が参加していなかったにも関わらず、カメラウーマンとして駆け付けてくれたイオママには心より御礼申し上げます。
暑い中、本当にご苦労様でした。
その後、学校と幼稚園で引取り訓練があったそうですが、アドバイス通りリアルな対応はできたのでしょうか?
さて、ブログは昨日では無くて、前回の練習です。
(書くの遅くてごめんなさい)
最近の平成塾のトレンドは「いろは の い」
ある程度の所まで出来るようになってから、もう一度基本に立ち返らせます。
下手な塾生達は基本のノック。
連携プレーも瞬時の判断も必要としません。
単純に来たボールを繰り返し捕るだけ。
炎天下、何度も何度も捕球します。
ただ捕る事だけに集中させますよ。
ノックが始まってすぐに身体中泥だらけ。
正面のボールは基本姿勢を大切に。
しっかりとボールを見ながら腰を落とすウナ。
入る位置、上半身のかぶせ方、右手の位置、グローブの出し方、どれも基本通りですね。
飛んで来るコースは正面ばかりとは限りません。
捕れる限界ギリギリに打つのは、ノッカーの腕の見せ所。
一瞬でも気が緩むと追いつきません。
塾生達の待ち時間を少なくする為に、少人数に分けられたグループ。
グラウンド内の7~8箇所でノックが行われます。
右に左に忙しく動き回る塾生達。
既に全員の膝は泥だらけ。
時間が経つに連れて、腰も落ちなくなって来ました。
腰を落としながら飛びつくジェッター。
何球も続けてノックを受ける中、ただの1球も疎かにできません。
これを繰り返す事により、だんだんと守備が正確になって行くんですね。
さて、こちらはかなり下手な塾生達。
ノック以前の問題として、投げ方を徹底的に直します。
最近、平成塾で分かった事は。
投げ方がおかしな塾生は、腕を振る前の動作がおかしいと言う事。
その為に、腕を振る前の動作から矯正して行きます。
平成塾独自のカリキュラムになりますよ。
投げ始めの動作。
ここが最も重要だと言う事に気づきました。
しっかりと目標を見て。
軸足に全体重を乗せて。
両手の甲を合わせてから離して行きます。
この段階で、フォームがおかしい塾生は露呈しますね。
目標を見られない。
軸足に体重が乗らない。
両手の甲が合わない等など。
体重移動が不完全だと、こんな感じになります。
歌舞伎役者みたいな動作でしょ?
でも、これは軸足に体重が乗ってないだけなんですよ。
意外にも、とっても綺麗なフォームになるイオ。
まるでプロ野球のピッチャーみたいなフォームになりました。
左手の使い方なんて、教科書に載せたいくらいの出来ですよ。
ほぼイメージ通りのチュートン。
ちょっと左肩が高く上がっちゃってるけど、ほぼこんな感じです。
手の甲を意識させたお陰で、左手の使い方がとても良くなりましたね。
これは低学年にも徹底されます。
まだ何も分かっていなくとも、この動作を身体に沁み込ませて行きますよ。
これを身体が覚えてしまえば、肩や肘を壊すリスクがほとんど無くなりますね。
訳が分からなくても覚えるんじゃ。
こんな小さな子供が、綺麗なフォームでボールを投げたりしたら。
少年野球関係者はみんな驚くでしょうね。
平成塾、教え方にまたひとつノウハウが生まれました。