インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

血と汗と涙の合宿2012 その6

2012年09月22日 | 歴史

旅行に行った時の楽しみは何? と聞かれると。
現地の観光やお風呂なんて事もあるでしょうが、必ず上位に入って来るのは食事。
日頃の生活から解放された時には、やっぱり美味しい食事を食べたいものです。

合宿は旅行とは違う。
別に美味しい物を食べに来た訳じゃない。
いったいいくらだと思ってるんだ。

はい、それは重々に承知しているのですが。



【vs 食堂 1回戦】

平成塾の合宿と言えば、毎年大量の納豆とふりかけ等を持ち込みます。
合宿所ではおかずは出ないのか? と言えば、きっちりとおかずは出ます。
確かに出るのですが・・・


お風呂から上がって、バイキング形式の食堂へ。

みんなが好きな物を好きなだけ取れますよ。
(実は、ここに食堂側の巧妙な罠が仕掛けられています)


見た感じはとっても豪華。

どれを取ろうか迷っちゃうくらいですね。
が・・・・

実は見た目と味は別物です。
毎年、見た瞬間はとても期待するのですが。
味は悉く(ことごとく)裏切られます。

例えて言うなら、小学校の家庭科の時間に初めて作りましたって感じの味です。

御飯は古米を炊いているのでしょうか、毎回パサパサしていて味気無く。
味噌汁のような椀物は、味噌汁のような吸い物のような、コンソメのような微妙な味。
サラダはやたら水っぽい(瑞々しいのではありません)
メインディッシュと呼べそうな物は、とにかく見た目と味が一致した事がありません。

一番問題なのは、やたらと薄味で素材の味しかしない事。
これには散々汗をかいた塾生達には味気ない物になりますね。

そこで。
毎年大量の納豆とふりかけ、塩辛などを持ち込むのですが。
なんで平成塾が来た時だけ、使った後のお茶碗がヌルヌルしてるんだ。
妙におかずが減らず、メニューに存在しなかった色が皿に残ってるぞ。
と、食堂のおじさんの反感を買っていたに違いないのです。

けれども、そんな事にはお構いなし。
反感よりも塩気と味を取るもんね♪
と、意気揚々と食堂に向かった平成塾でしたが・・・

がーん。

食堂のおじさんが、あからさまに対抗して来ました。


メニューが解り易いように、塾長の配膳から。

なんと・・・ 白米では無くて、ケチャップ御飯です。
チキンライスではありません、ケチャップ御飯なのです。
納豆が食えるものなら食って見やがれと言わんばかり。
しかも味が極端に薄い。
納豆は使えないが、ケチャップ御飯単体では耐えられそうも無いという微妙な匙加減。

それだけではありません。
お皿の右下に注目。
ケチャップ御飯の付け合せとして、ケチャップスパゲティが出されました。
ナポリタンではありません、ケチャップスパゲティなのです。
ケチャップ御飯に使ったケチャップが余ったからなのか、ケチャップスパゲティに使ったケチャップが余ったからなのか。
およそ自宅で出されたら、ちゃぶ台をひっくり返しそうな嫌がらせです。
勿論、味は極端に薄いのです。


献立を見て唖然とする指導陣。

さすがの平成塾も、これでは納豆を使う事ができません。
食堂との1回戦は食堂の圧勝です。


塾生達のお皿を覗いて見ると。

チキンライスとナポリタンだと思って罠にかかった塾生達のてんこ盛り。
やはり初めて合宿に参加した塾生達は、これから食堂のおじさんの洗礼に遭います。


合宿に慣れた上級生ですら、スパゲティの罠にかかりました。

およそファーストフードと何ら変わらないソルトのトレー。


左は合宿に慣れているコモモ、右は初めて合宿に参加するサラ。

ふっ・・・ 何も知らないで。
思い知るがいいわ。


みんな最初はたくさん盛り付けます。

この量を覚えておいて下さいね。


何はともあれ、いただきま~す。