インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

血と汗と涙の合宿2012 その7

2012年09月23日 | 歴史

最近はスマートフォンが普及していますね。
昨日、このブログを最も多く見たのがKDDIのスマートフォンでした。
面白いのはパソコンのブラウザ。
Safariが一番でG,Chromeが2番、最近はマイクロソフト社のIEを使っている人が少なくなりましたねぇ。
(それでもビル・ゲイツ氏は長者番付の一番キープです)


さて、お待たせしました。
皆様が待ちに待った、肝試しのご報告です。

毎年とっても盛り上がるイベントなのですが。
何しろ写真を撮るのに最も向いていない環境ですから、今年はどれだけ写真をお見せする事ができるでしょう。

 
集合時間。

しっかりと懐中電灯を握り締めて集まって来る塾生達。

 
まだ宿舎内にいる時は、いつもと変わりませんね。

まあ、男の子の場合は多少の見栄も働いております。

 
ソルトのTシャツ。

肝試しにかける心境でしょうか。

 
さあ、宿舎を出ました。

まだこの辺りではいつも通りかな?
それでも、いつもより口数が多いような気がします。
心中穏やかでないんでしょうね。


歩いて2分でスタート地点に到着。

森の中はこんな感じに見えます。
懐中電灯が無ければ、本当に真っ暗。
その中を、蝋燭の僅かな灯りを頼りに、500mほど進みますよ。


塾生達の顔から笑顔が消えました。

一瞬にして凍りつく塾生達。
昼間見た光景とは大違いです。


極度の緊張から座り込むトレヤ。

こんな時に何ですが、トモヤのあだ名がトレヤになりました。
勿論語源は「少しは捕れや」から来ています^^

って、それどころじゃ無いね。
ダイキに一緒に行って下さいと指名されたにも関わらず、誰よりも早く降参です。
お陰で急遽組み合わせが変更になりました。

この後、トレヤはへたり込んだまま、全く身動きできず。
一番最後にタンタンと一緒に参加する事になりますが、その順番を待っている間も大変。
緊張からかトイレに行きたいと言い出しますが、怖くて一人で宿舎に戻れず。
(宿舎は目の前です)
順番待ちの段階から半べそです。

 
他の塾生達も五十歩百歩。

左奥に見えるアポロも相当緊張しています。
それもその筈、森の中からは常に誰かの悲鳴や叫び声が聞こえていますよ。

 
案の定、森の中で固まるアッピ。

コースの途中で一歩も動けなくなりました。
例年通り号泣です。
仕方なく、塾長が出て行って前進を促しますが、まるで石膏のように固まっているアッピ。

 
途方に暮れるマッタクミ。

エスコートしようにも、アッピが動いてくれません。
このまま、ここで朝を迎えるか?

 
仕方が無いのでアッピはリタイア。

優しいマッタクミに手を引かれて、スタート地点へ戻ります。
戻る時も泣きながら歩くアッピ。
知らない人が見たら、いったいマッタクミは何をしたんだと言いたくなりそうな光景。

でも被害者のマッタクミに待っている仕打ちはそれだけではありません。
この後、一人でコースに戻って来なくてはならないのです。

 
真っ暗な森の中に目を凝らすと。

何かがいるのが判ります。
指導陣にしては小さすぎるし・・・
塾生達がここにいる筈が無いし・・・
女の子のようにも見えますが・・・


無言で塾生達に寄って来る女の子。

塾生達は恐怖で逃げ惑います。
パートナーを見捨てて、自分だけ走って逃げる奴。
あまりの恐怖に固まって声も出ない奴。
地球の裏側まで届きそうな声を出す奴。
塾生によって恐怖の表現は様々でした。

今年のリタイア組はアッピとアポロ。
はい、二人とも6年生でございます。

え? トレヤはどうしたかって?
タンタンと一緒に最後までコースを回りましたよ。
それも最初から最後まで本気の号泣をしながら。
よくもまあ、あれだけ長い時間大きな声で泣けるものです。 
涙の出し過ぎで脱水症状にならないか、見ていて心配してしまいました。

 
さあ、肝試しが終わったらみんなで花火。

今年も大量の花火が用意されましたよ。
全員で火を点けるものだから、すこし煙たいね。

 
後から後から花火が供給されます。

これだけ大量の花火で遊ぶ事って、人生の中でもあまり無いんじゃない?
選ぶと言うより手当たり次第って感じです。

 
こちら、タンタンを恨むトレヤ。

どうやら森の中で一度手が離れたらしいです。
トレヤ曰く、その時の絶望感は今後の人生で忘れる事が無いでしょう。

 
濛々と立ち込める煙の中で花火を楽しむ塾生達。

素朴な疑問なんだけど、煙たくないの?

 
それでも不思議と花火って盛り上がります。

みんなとっても満足気な表情をしていますよ。


アキラ、それでは花火に火は点かないと思うよ。

塾生によって楽しみ方は様々。


やれどもやれども、全ての花火を消費する事ができませんでした。

こうして最後はみんな楽しく、合宿初日を終えて行きます。


血と汗と涙の合宿。
汗と涙は登場したけど、血はどうしたって?

 
はい、毎年恒例の鼻血でございます。