たまに、このブログに関して質問を頂く時があります。
「塾長はどうやってブログに書く子供を選んでいるんですか?」
はい、回答します。
特に子供を選んでいる訳では無く、使えそうな写真を選んでいるだけなんです。
写真を並べて見て、後から文章を考えているんですよ。
今回の合宿では、練習中はいつもとは違うカメラマンが担当しました。
お陰で使える練習の写真が異常に少ないんです。
せっかく良さそうな写真なのに、カメラマンの指が大きく写っているとか・・・
なので肝心要の練習中の写真が少ないのですが、決して練習が疎かだった訳ではありませんよ。
と言う訳で、ブログにいっぱい載りたい塾生は、カメラマンにアピールしてね。
アップが終了して、まずは給水。
合宿2日目には塾生達の水筒は空っぽ。
まずは水筒に給水を行う所から始まります。
給水する飲み物は常温のスポーツドリンク。
冷やされて美味しいドリンクよりも、遥かに吸収率が良いんですよ。
掛け声も勇ましくキャッチボール開始。
みんな随分と良いボールを投げるようになりました。
まだまだフォームは完全ではありませんが、当面の肩や肘に心配は無さそうです。
イオもしっかりと腕が振れるようになったね。
投げた後のバランスもとても良いですよ。
これを続けていれば、すぐにボールが速くなりますよ。
上から投げ下ろすユースケ。
ユースケはまだまだ伸び代がありますね。
もうちょっと下半身を使えるようになれば、今より遥かにボールが速くなりますよ。
下半身を使えるようになるには、もっと意識してスタンスを広げる事。
腰を落とすと言う意識より、遠くへ足を着く意識を持ってごらん。
相変わらず左手が使えないソルト。
左手の意識って、実は投げる方の手と同じくらい大切なのよ。
左手が適当だと肩が開いちゃうので、思い切り腕を振っても80%くらいになっちゃうんです。
でも、これは本人が毎回意識しないと直らないんだねぇ。
現在指導陣のアイドル、ケムマキくん。
こうして見ると、普通に投げてるように見えるんだけど。
よく見ると右手がおかしいな。
なんで手の平が正面を向いてるんだ?
投げてるのは手裏剣か?
本格的にフォームの矯正が入ったがっちゃん。
がっちゃんは一時宙組に下ろされて、捕球と投球のフォームを矯正中。
センスがある塾生なので、ここでの基本は徹底的に仕込まれます。
ダイキもグローブ側の手の使い方が直らないねぇ。
今から書く事を家で試してごらん。
この写真と同じように、右手を前に出して、手の平をお腹と同じ方向に向ける。
次に同じく右手を前に出して、手の平を背中側に向けてみる。
この時、右肩はどのように変化する?
背中側に手の平が向いた時は、右肩が少し前に出て肩を閉じようとしてないか?
逆にこのダイキと同じ手の使い方をしてると、肩が解放されて身体が開いちゃうでしょ?
グローブを持つ手を背中側に向けるだけで、ボールを持つ手の腕の振りが20%くらい良くなる理由が解りましたか?
キャッチボール直前、塾長にメタメタに怒られたペッパー。
こうやって1球1球大切に投げなさい。
この1球に集中して投げる事を繰り返すのが練習なのです。
ここへ来て頭角を現し始めたミニアサ。
投げ方が良いからか、ボールが見違えるようになりましたね。
速いボールを投げられるようになったせいか、キャッチングも良くなって来ました。
最近ではちょっと注目の塾生ですよ。
コモモもしっかりと投げられるようになって来たかな?
すぐ下にナナがいるからね。
しっかりとお手本になって下さいね。
やっと真面目にキャッチボールをするようになって来たアポロ。
それでもまだまだアポロのグローブは新品同様。
あと半年で卒部だからね。
それまでにお前に残されたカリキュラムは山積みよ。
さあ、キャッチボールが終了すると鬼のようなノック。
ただでさえ平成塾のノックは速いのですが、今回はそれに速度割り増しつゆだくの合宿バージョン。
つゆだくノックはほとんど地面に上がる砂埃しか見えません。
そんな速いボールを当たり前のように捕球する塾生達。
これには通りかかった他の団体が、足を止めて見とれていました。
普通に見れば、少年野球のノックの速さじゃありませんね。
と言うか、あの速さで狙った所にノックを打てる少年野球の団体って、そうは多く無いと思います。
こんなノックを受けている塾生達。
中学に行ってからのノックは、さぞや楽に感じるのでは?
速いのは打球だけじゃありません。
後から後から供給されるボール。
ノックっとノックの間隔もマシンガンのように早いんです。
お陰で塾長の手もこの通り。
指は白い絆創膏とバンドエイドだらけ。
豆が潰れる前に指を保護しているのが白い絆創膏。
それでも 豆が潰れた所はバンドエイドになります。
さあ、合宿2日目の練習も終了。(早いな~)
とは言っても、きちんと練習はしたんですよ。
で、全員でストレッチ前に、毎年恒例のパラシュート花火を打ち上げます。
グラウンドの真ん中に据えられた花火。
ここから20個のパラシュートが飛び出すけど、これをキャッチできた塾生は野球が上手くなるからね。
と、結婚式のブーケトスみたいにおまじないをかけます。
本当ですか?
俺、絶対にキャッチするよ。
俺も、俺も、あたしも。
野球の神様、是非僕にパラシュートをお与え下さい。
俄然盛り上がる塾生達。
号砲一発。
高く打ち上げられたパラシュート。
折からの風に、ホーム方向に流されます。
歓声と同時に追いかける塾生達。
「待って~ 待って~」
哀れ、ほとんどのパラシュートは木の枝に引っ掛かってしまいました。
どうやら野球の神様は塾生達を見捨てた模様です。
神様・・・
今回の合宿のいったい何がいけなかったのでしょう?