明日の合宿に6年生はサングラスを持って来て下さい。
(玩具でも可)
初日の午前中に、森の中で逃走中を行います。
広く隠れる場所の沢山ある森の中。
6年生のハンターに捕まらずに、最後まで逃げ切れるのは誰だ?
平成塾の特長のひとつに、徹底した個人指導と言うのがあります。
周りを見て勝手に覚えろと言う教え方では無く、一から丁寧に教えて行くんですね。
特に昨今の子供達は物を投げた事がありません。
地面に投げられそうな適当な物も落ちていませんしね。
下手をすると、生まれてから一度も物を投げた事の無い子供がいたって不思議ではありません。
Mr.マヨネーズに投げ方の指導を受けるユウキ。
物を投げた事の無い子供って、まず腕を振る事ができないんですよ。
見よう見まねでやってみますが・・・
まだ、何処と無くぎこち無い。
それでも何度も投げている内に、だんだん何処が出来ていないのか分かって来ます。
コーチの真似をしているつもりなのですが、いったい何処が違うのでしょう?
肘の使い方を丁寧に教えます。
こうしてひとつひとつを、焦らずに教え込んで行くんんですね。
こんな感じ?
何度も何度も繰り返して練習させます。
決して無理はさせませんよ。
こちらは人生を斜に構えたトモヤ。
ノックの最中に不適な笑みを見せています。
と思ったら・・・
駄目じゃん。
ボールが逸れてるよ。
続いても後ろに・・・
随分と余裕をかましてたわりにゃ、右往左往しとりますな。
こちらは、先ほどのノックでへたり込むアポロ。
ここはどこ?
私は誰?
見かねた父兄からアイスの差し入れ。
ありがとうございます、元気が出ました。
これで合宿も頑張れます。
毎年合宿の日に自分のソフトボールを優先する父ですが。
決して悪気は無いんです。
何しろ僕達の運動会や家族の大切な予定ですら、自分のソフトボールを優先する方ですから。
それでも毎年毎年申し訳無いと言っておりました。
なので、今年の肝試しでは脅かし役を買って出るそうです。
いつもは出口の明るい所で待機していましたが、今年は森の最深部に一人で隠れたいとの事でした。
ええ、気にしないで下さい。
本人も毎年毎年、半年前からスケジュールを言い渡されて、あれだけ釘を刺されているにも関わらず、本当に申し訳ないからと申しておりますので。
きっと最後までやり遂げる事と思いますよ。
また、自分で作ったろうそくですから、最後に消して歩くのもお手の物と思います。
そりゃ楽しみだわ♪
恐怖で鼻血を出さないようにね。
合宿前に仕事を片付けようと、なかなかブログを書く時間も無かった塾長です。
やっと少し落ち着いたかな?
ぽちぽちとブログを再開しますね。
前回の練習で、また体験くんが2人やって来ました。
練習前に笑顔を見せる体験くん1。
この笑顔が練習中も続くかな?
さて、話は遡ってちょっと前の練習に戻ります。
それは、まだ物凄く暑い日の練習でした。
芝生の上でノックを受ける塾生達。
青い空と緑の芝生。
見ているだけで気持ち良さそうでしょ?
けれども、こんな笑顔でノックを受けているのはごく一部。
実際にはとってもハードな練習が行われておりました。
連続ノックを受けるアポロ。
この日は一人20球ずつ。
20球捕らないと交代できないと言う事は・・・
しっかり捕れない塾生は。
いつまで経っても交代できないと言う事になります。
それで無くとも、10球なんて連続でノックを受けると疲れるのに。
受けても受けてもノックの回数が減りません。
ノックが40球を越える頃には。
目は焦点が合わなくなって、足はふらふら。
それでも容赦無くボールは飛んで来ます。
速いボール、遅いボール、ゴロのボール、バウンドするボールが右へ左へ・・・
やっと来た正面のボールを捕りそこなった日には・・・
体力以上に気力が萎えます。
もう駄目だ・・・
この日、アポロは途中でリタイア。
この続きは合宿でたっぷりと時間をかけてね♪
来週末の合宿に先駆けて、肝試しのペアが決定致しました。
参加する順番も、ほぼこの通り。
エスコート役に指名された塾生は、頼りになる所を見せてあげてね♪
決して自分一人だけ走って逃げないように。
トップはアヤナとキャプテン。
ここが男らしさの見せ場ですよ。
続いてアッピとマッタクミ。
大丈夫か? なんかマッタクミの半べそが、今から見えるようなんだけど。
コモモとチュートン。
何故かここは最初からペアが決まっていた様子。
ナナとユウキ。
大丈夫か? ユウキ。 当日もそんな態度でいてね。
サラはソルト。
どうもここは、サラより先にソルトの甲高い悲鳴が聞こえて来そうな気がするなぁ・・・
アキラが指名したのはバボ。
バボなら走って逃げられても、追いつけると思ったのかしら?
イオが頼りにしたのは博士。
本当に頼りになるのか、とっても心配なんですね・・・
ペッパーはユースケに助けを求めます。
ペッパーはかなりのビビリーだから、ユースケが手を焼くかも・・・
ミニアサはリョウヘイを指名。
回数を重ねる毎に、ちょびっとずつ強くなっているミニアサですが・・・
ソウシはウナを頼ります。
ウナは無口だから、絶対に励ましてはくれないと思うよ。
ダイキはトモヤを選びました。
ここは、どちらがエスコート役かよく分かりませんね。
ケムマキくんはトシユキを選択。
うん、見た感じだけなら最も頼りになりそうです。
少し心配なのは、ケムマキくんがちゃんとコース通りに歩いてくれるかですね。
あれ?
何人か写真が抜けてるかな?
まあ、それは当日に調整しましょう。
そして。
誰ともペアを組まずに単身で挑戦するツワモノ達です。
大丈夫かなぁ・・・
森の中は真っ暗だからね。
途中で迷子になったとしても、翌日の朝ご飯までには宿舎に帰って来るんですよ。
なんかイオママカメラ良いですね♪
塾生達の表情が見事に捉えられていますよ。
みんな、明日もイオママに会ったら「是非また宜しくお願いします」と言おう。
さて、合宿まであと一週間。
明日は合宿に先駆けて、肝試しの組み合わせを決めます。
万が一、明日休んでしまった塾生は一人ね♪
それと、今年から肝試しのルールを一部変更します。
毎回5分間隔くらいで出発させている肝試しですが。
どうしても止まってしまう組が出る為に、途中で大人数になってしまうケースが見られます。
そこで。
例えコースの途中とは言え、後ろの組に30m以内に追いつかれた組は。
もう一度一人で行かせる事とします。
だから途中で立ち止まらないようにね♪
因みに、恐怖でパンツを汚しても何らペナルティはありません。
さて、素晴らしい写真はイオママカメラです。
ここで言い忘れましたが、イオママのお姉さんであるシュンママも素晴らしいカメラの腕を持っています。
みんなシュンママに会った時も「また宜しくお願いします」と言おう。
一通りキャッチボールが終わって、個別グループの練習へと移行します。
だいたい2人~3人くらいのグループに分かれますよ。
どこのグループも同じような実力の塾生達です。
よしよし、みんな付いて来なさい。
この広い公式球場、どこで練習するかと言うと・・・
何故か、こんな端っこ。
確かにボールが後ろに逸れる事を考えれば、フェンスの側が楽なんですけどね。
もっと日の当たる場所が空いているように思うのですが。
何故か日本人は端っこを選ぶみたいです。
どこを使っても良いよと言うと、欧米人やラテン系の民族は必ず真ん中に行くんですけどね。
不思議と東洋人、それも日本人は端っこを好みます。
このブログのタイトルになったティピカルとは。
典型的なと言う英語です。
ティピカル・ジャパニーズ、典型的な日本人と言う意味ですね。
因みに世界地図。
日本が真ん中にあるのは日本が作った世界地図だけで。
世界で売られている世界地図は、日本は本当に端っこにありますよ。
さて、今日のブログはここまで。
お仕事でヘロヘロになった塾長。
明日の練習に備えて体力温存です。
シャドーを1回や2回やらせた所で、いきなり劇的にフォームは良くならないのですが。
少なくとも塾生達は正しいフォームを一度は体験する事になります。
そうすると、今の自分のフォームが正しく無い事は理解し始めるんですね。
時間はかかりますが、そこから徐々に正しいフォームへ近づいて行きますよ。
どこ見とるんじゃい。
さて、ここからはお母さん目線の写真でお楽しみ下さい。
自分の子供は登校日で、今回の練習に参加していなかったにも関わらず。
当日は小学校、幼稚園とも引取り訓練であったにも関わらず。
写真撮影に協力してくれたイオママカメラでございます。
みんなイオママに会ったら、「ありがとうございました」「また宜しくお願いします」と言おう。
ところで引取り訓練は後から行ったのかしら?
むしろ一人くらい引取りに行かない方が、訓練にリアリティがあると申し上げたんですけどね。
さて、僅か130gに満たないボールを持つだけで、こんな感じになります。
さっきまでのフォームとは雲泥の差。
たった130gでこれだけ変化するんですね。
シャドーを意識した時のソウシ。
物凄く綺麗なフォームで投げてますね。
肘の使い方なんて完璧です。
こちらも130gに負けるダイキ。
シャドーで教えた右手の使い方が全く出来ていません。
不思議なくらいフォームが変わりますね。
微妙にシャドーを意識するトモヤ。
うん・・・ 凄く微妙。
出来てるのかなぁ・・・ 怪しいなぁ・・・
なんか物凄く綺麗なフォームになったミニアサ。
この塾生は来年辺りから球が速くなりますよ。
軸足にしっかりと体重が乗っていますね。
まるで甲子園の投手のようなアポロ。
やれば出来るんじゃん。
毎回これだけ腰を落としてくれれば、すぐに球は速くなりますよ。
なんで今まで真面目にやらなかったんじゃい。
(結局怒られるのね・・・)
リョウヘイは身体の軸がぶれ始めてますねぇ。
これは筋肉が付き始めた時に起こる弊害。
腕の振りが良いので、身体の軸が動かされてるのね。
もう一度、しっかりと矯正した方が良さそうです。
シャドーを意識した時のケムマキくん。
うんうん、きちんと野球してるように見えますよ。
毎回こんな形で投げてくれると嬉しいんだけどなぁ。
軸足に体重を乗せて、豪快に腕を振り下ろして来るナナ。
良いじゃない。
まだ筋肉が無いから、それほど速いボールは来ないけど。
あと2年ほどしたら、学校の男の子達はナナが投げたボールを捕れなくなりますよ。
投げている内に、だんだんと元のフォームに戻ってしまいます。
そんな時は指導陣がストップをかけて、もう一度チェックポイントを確認しますよ。
この日お手伝いに来た卒部生のルイ。
やっぱりさすがは卒部生。
ゆったりと投げていますが、優雅で正しい投球フォームですね。
野球場に半ズボンはけしからんけど。
ソウシの唯一の悪い癖。
テイクバックを途中で辞めて、腕を前に出してしまいます。
これを直さないと、遠くまでボールを投げられませんよ。
もっとしっかりと胸を張ってテイクバックするようにね。
この日、少しフォームが改善されたペッパー。
どうです、このフォーム。
しっかりと軸足に体重を乗せて、綺麗に上から肘が出ていますね。
う~ん・・・ 背中に自信を感じますよ♪
ところで、次回の練習に体験くんが2名(いずれも5年生)参加予定です。
歴代最も病弱な副将、この日は欠席しないでしっかりと説明してあげてね。
なんとなく秋を感じるようになりましたね。
夜になると虫の声が聞こえるようになって来たし。
以前にも増して食欲も出て来たし・・・
(とっても不本意・・・)
さて、グラウンドが空くまで塾生達にシャドーをやらせてみます。
シャドーとはシャドーピッチングの略で、野球選手の中でも主にピッチャーがよくやる練習です。
ボールを持たずに自分の投球フォームを確認したり、何度も繰り返す事によってフォームを固めるのに有効なんですよ。
手にタオルを持っているのは、腕を振る時にある程度の負荷をかける為。
日頃はボールを持って腕を振りますが、何も持っていないと腕が軽すぎて肩に負担がかかるんですね。
このシャドー、1回やらせるとフォームの良し悪しが分かります。
リョウヘイは投げる時に、少し身体が斜めになるでしょ?
こんなのを直せるのもシャドーの良い所ですね。
意外と綺麗なウナのシャドー。
物凄く正確な肘の使い方をしてますね。
本当にウナの課題は、上半身のかぶせ方だけなんですよねぇ・・・
なぜか楽しそうなトモヤのシャドー。
芸能人の追っかけに見えるのは塾長だけでしょうか?
左腕を畳んだ時に、脇が開いてるからそう見えるんでしょうね^^
ナナもケムマキも、とっても綺麗に腕が振れています。
こうして見ると、僅か130g弱程度の野球ボールが、相当腕に負担をかけているのが解ります。
その負荷を無くしてやるだけで、これだけ綺麗なフォームになりますよ。
これは、この塾生達に筋肉が付き始めたら、正しいフォームでボールを投げられるようになるって事ですね。
アポロも腰が落ちて良い感じです。
ソウシはちょっと違うと言うか・・・
実はそれが正しいタオルの使い方ではあるのですが。
ダイキは身体のバランスが良いですね。
軸がしっかりしているので、腕を思い切り振り下ろせますよ。
ペッパーは余計な力が入り過ぎ。
やたら力んでいるので、体重移動も出来ていません。
塾生が少ないと、一人一人に目が行き届きます。
ほとんど指導陣がマンツーマンで指導できますね。
ナナの足元に注目。
駐車場に引かれている線を利用して、正しい足の運びを確認しています。
しっかりと腰も落ちて、物凄く綺麗な投球フォームじゃない?
もうちょっと身体が成長したら、いきなりボールが速くなりますよ。
文字通り手取り足取り。
平成塾にとっては当たり前の練習なのですが。
実はこの様子をずっと見ていた大人達がおりました。
その方々も昔は少年野球をやっていたそうな。
こうしてきちんと投げ方を教わりたかったなぁと仰っておりました。
現在は見学されていた方々は独身だそうですが。
将来子供が出来たら、必ず平成塾に入れると仰っていましたよ。
お待ちしていますね♪
昨年、塾長が鉄鍋を当てた丸美屋食品の懸賞が、また始まりました♪
今度はT-Falのお鍋セットが当たるそうです。
この日の為に、1年間頑張って溜めた応募券。
丸美屋食品の品物を買う度に、いつ有るかも分からない懸賞を信じてコツコツと。
神様、どうか当たりますように。
夏~っ!!
雲ひとつ無いギンギンの青空。
しかも湿気。
グラウンドは朝7時の段階で軽く30度を越えています。
少なっ!
この日は辰沼小学校が登校日。
東加平小が水泳大会。
中川小では風邪が流行り。
まともに参加してるのは中川北小と六木小の塾生だけ。
主将も副将も不在なので、この日はリョウヘイが主将代行です。
「上がれ~」がよく聞き取れません。
「あにゃにゃ~」って感じ。
指導陣も随分少ないけれど、それでもこの人数を見るには充分です。
こんな日は、とっても密度の濃い練習が出来そうですよ。
何しろ全員の細かい部分まで目が行き届きます。
まずはストレッチ。
全員の指先に至るまで完全なチェック。
泣く子はいねえが~
戦々恐々としている塾生達。
この時ばかりは「目立ちませんように」と願っているようです。
ロックオン。
いつもは見逃してしまう程の腰の浮き加減ですが。
この日は見逃してもらえません。
ほれほれほれ♪
どりゃどりゃどりゃ♪
これでもか♪
いっちょ上がりです。
柔軟体操は塾生達の身体を怪我から守ってくれますが。
身体が固い塾生には諸刃の剣なのでした。
つい先日まで猛烈な暑さでしたが、一昨日辺りから急に暑さが和らぎましたね。
ブログを書くのが遅れているから、使用する写真と実際の環境がだんだん合わなくなって来ました。
急いで写真の処理をしなくては・・・
さて、かなり下手な塾生達に指導した投げ方のいろは。
ある程度出来るようになったみたいなので、実際にボールを使って投げさせてみましょう。
と、その前に軽いお湿り。
グラウンドに散水するだけで、周囲の気温は2度くらい下がるそうです。
その分上がる湿気が問題なのですが・・・
こちらにも軽いお湿り。
ここにもお湿り。
指導陣にも。
視界に入った物には、みんなお湿り♪
では、実践。
( ̄‥ ̄) = =3
足は親指から下ろせと、散々指導した直後のフォームがこれです。
惜しいなぁ・・・
随分と良くはなったのですが、左手を畳むのと、右手のテイクバックが早過ぎるね。
上半身がこの形になるのは、しっかりと左足を地面に着けてからよ。
すごく惜しい。
手の甲と手の甲を離す様にって教えたでしょ。
右手首が既に適当な方向を向いちゃってます。
いまいち体重移動が下手なトモヤ。
後はほとんど良いんだけどなぁ。
こんな所にトモヤの弱点が・・・
おおっ 出来ているような・・・ 出来ていないような・・・
物凄く微妙な塾生ですなぁ。
やっぱり、ここは完璧なフォームを見せていたイオくんに期待しましょう。
大幅にフォームが改善されたイオくん、それでは宜しくお願い致します。
がちょ~ん・・・・・ ヘ(゜◇、゜)ノ~
だんだんと暑さが和らいで来たのかしらん?
それでも昨日の練習では他の指導陣からの言いがかりから、グラウンドを2周も走らされた塾長です。
暑さと湿気、更には極度の二日酔い、挙句に睡眠不足からヘロヘロでした。(殺す気か?)
昨日の練習では指導陣、塾生ともに少なく、すごく密度の濃い練習が出来たのですが。
御自身の子供が参加していなかったにも関わらず、カメラウーマンとして駆け付けてくれたイオママには心より御礼申し上げます。
暑い中、本当にご苦労様でした。
その後、学校と幼稚園で引取り訓練があったそうですが、アドバイス通りリアルな対応はできたのでしょうか?
さて、ブログは昨日では無くて、前回の練習です。
(書くの遅くてごめんなさい)
最近の平成塾のトレンドは「いろは の い」
ある程度の所まで出来るようになってから、もう一度基本に立ち返らせます。
下手な塾生達は基本のノック。
連携プレーも瞬時の判断も必要としません。
単純に来たボールを繰り返し捕るだけ。
炎天下、何度も何度も捕球します。
ただ捕る事だけに集中させますよ。
ノックが始まってすぐに身体中泥だらけ。
正面のボールは基本姿勢を大切に。
しっかりとボールを見ながら腰を落とすウナ。
入る位置、上半身のかぶせ方、右手の位置、グローブの出し方、どれも基本通りですね。
飛んで来るコースは正面ばかりとは限りません。
捕れる限界ギリギリに打つのは、ノッカーの腕の見せ所。
一瞬でも気が緩むと追いつきません。
塾生達の待ち時間を少なくする為に、少人数に分けられたグループ。
グラウンド内の7~8箇所でノックが行われます。
右に左に忙しく動き回る塾生達。
既に全員の膝は泥だらけ。
時間が経つに連れて、腰も落ちなくなって来ました。
腰を落としながら飛びつくジェッター。
何球も続けてノックを受ける中、ただの1球も疎かにできません。
これを繰り返す事により、だんだんと守備が正確になって行くんですね。
さて、こちらはかなり下手な塾生達。
ノック以前の問題として、投げ方を徹底的に直します。
最近、平成塾で分かった事は。
投げ方がおかしな塾生は、腕を振る前の動作がおかしいと言う事。
その為に、腕を振る前の動作から矯正して行きます。
平成塾独自のカリキュラムになりますよ。
投げ始めの動作。
ここが最も重要だと言う事に気づきました。
しっかりと目標を見て。
軸足に全体重を乗せて。
両手の甲を合わせてから離して行きます。
この段階で、フォームがおかしい塾生は露呈しますね。
目標を見られない。
軸足に体重が乗らない。
両手の甲が合わない等など。
体重移動が不完全だと、こんな感じになります。
歌舞伎役者みたいな動作でしょ?
でも、これは軸足に体重が乗ってないだけなんですよ。
意外にも、とっても綺麗なフォームになるイオ。
まるでプロ野球のピッチャーみたいなフォームになりました。
左手の使い方なんて、教科書に載せたいくらいの出来ですよ。
ほぼイメージ通りのチュートン。
ちょっと左肩が高く上がっちゃってるけど、ほぼこんな感じです。
手の甲を意識させたお陰で、左手の使い方がとても良くなりましたね。
これは低学年にも徹底されます。
まだ何も分かっていなくとも、この動作を身体に沁み込ませて行きますよ。
これを身体が覚えてしまえば、肩や肘を壊すリスクがほとんど無くなりますね。
訳が分からなくても覚えるんじゃ。
こんな小さな子供が、綺麗なフォームでボールを投げたりしたら。
少年野球関係者はみんな驚くでしょうね。
平成塾、教え方にまたひとつノウハウが生まれました。