IHクッキング・ヒーターでの料理にもずいぶん慣れて、
けっこううまく使いこなせているんじゃないかと思っていたが、
電力会社から送られてきたIHクッキングのDVDを見たら
ガスとちがうのに気づいていない点が、まだいくつかあった。
火力が強くてすぐに温度が回復するから、揚げ物をするとき、
鍋いっぱいに入れてもだいじょうぶというのは知らなかった。
その一方で、弱火もガスよりうんと弱くて、
チョコレートやバターやゼラチンを溶かす時も、湯せんにしなくても
保温の火力で、焦がさずにうまくできることも知ってよかった点。
炒め物や煮物でも、IHの特性をきっちり押さえておくと
混ぜ方や、落し蓋の仕方までちがってくるのだった。
IHを導入したのは、FPの家がオール電化推奨だからで、
積極的にIHがいいと思っていたわけではなかった。
でも、使ってみたら、もうとてもガスには戻れない気分。
なにより火が出ないのが安全だし、手をかざしても熱くなくていい。
それに、鍋底が汚れない。いつまでたっても新品のまま、ぴかぴか。
クッキングヒーター自体のそうじもとても楽だ。
見た目だって、フラットですごくスマート。
どちらにしようか迷っている人がいたら、
ぜったいにIHのほうがお薦めと言いたい。