夕方のニュースで、今年のクリスマスはシュトーレンが人気だと言っていた。
何年か前には、イタリアのクリスマス・パンであるパネトーネがはやって、
今ではもう珍しくなくなっている。シュトーレンはドイツのクリスマス・パンだ。
それで久しぶりにシュトーレンを焼いてみることにした。
紹介していたお店では、小さいもので2、3千円、大型になると1万円以上していた。
シュトーレンを作るのは2度目だと思うが、前回は十数年前のことだ。
1週間ほど前からレーズンとチェリーをラム酒に漬けて用意してあった。
ナッツとしてはくるみを入れることにした。
仕上げに粉砂糖をたっぷりかけるのが特徴。
この形は赤ん坊のキリストのおふとんを表していると聞いたことがある。
クリスマスまで、毎日1切れずつ食べるとニュースでは言っていた。
アドベントカレンダーのようなパンだ。
3、4日おいた方が味がなじんでおいしくなると本に書いてあったが、とりあえず試食。
生地がやや茶色がかっているのは、シナモンやナツメグなどのスパイスの色だ。
このシナモンがよく効いているし、ドライフルーツやナッツがいっぱい入っていて、
パンというより、お菓子に近い。