天気がいいので、カメラを持って近くの鵜沼宿の春まつりをのぞいてみた。
先週のような風もなく、ぽかぽかと暖かい。一帯の中山道は車両通行止めで
歩行者天国になっていた。オープニングとして、娘の母校、
鵜沼中学校吹奏楽部が演奏していた。
そのあと、木曽川鵜飼初の女性鵜匠の実演があった。
鵜は鵜匠によくなついているようで、甘えるようなしぐさをする。
実演は、鮎を放した小さな水槽に、鵜を５羽ほど放り込む。
折を見て鵜を引き上げ、鮎を吐き出させるたび、観客からおーっという歓声が。
あとで、１羽の鵜が何匹の鮎を飲みこめるかやってみたところ、
６匹目を半分飲みこんだとき、くちばしから鮎の尾を出したまま、
しばらく苦労していて、そのあとようやく全部飲みこんだ。
７匹目を差し出しても、もう口を開かなかった(笑)。
鵜匠がもう一度やってみましょうと言うと、鵜がかわいそうだから
もういいと幾人もの観客から声が飛んだ。
そのあと木遣音頭保存会の人たちが宿場町を練り歩いた。
梅の花越しに見る鵜沼宿の町並み。
