よりによって、元旦からまったくなんてことだろう!
前に訪れた輪島の朝市地区がすっかり焼けてしまっていて、心が痛む。
それにしても、当地での昨日の地震は奇妙な揺れだった。
緊急地震速報が鳴ったので、その場で身構えていたのだが。
特に揺れるようすはない。
そのうち、玄関のウィンドチャイムがチリンチリンと小さく鳴り始めた。
次に、ペンダントライトが振り子のように揺れ出した。
最初は小さく、徐々に大きな振幅で。
それだけ。
床が揺れているという感覚もなかった。
なにより通常の地震のようなガタガタした揺れはまったくなかった。
震度4だったそうなので、当地では未経験の大きな揺れのはずだったのだが。
その後の余震のたび、名古屋にいる家族は「揺れた」「また揺れた」とLINEしてきた。
わたしは室内で静かにしていたが、一度も揺れを感じなかった。
名古屋よりずっと能登寄りの当市なのだが。
もしも長周期地震動なら、堅い地盤からなる山の斜面に建つうちよりも
濃尾平野の真ん中に位置する名古屋の方が大きくなるはず。
どういう仕組みになっているのか、すごく知りたい。