3日目、この日はまず黒島へ。
朝のうちは曇っていて、風が強かった。
しかし、出港時には薄日が差してきて、黒島に着いたころには晴れてきた。

黒島は平らで山がない。

黒島研究所の人が港へ迎えに来てくれていた。
この研究所は主にウミガメの研究をしている。

だが、珊瑚のコレクションは日本でベスト3に入るそう。
民間の施設で、竹島水族館のような手作り感満載。
浜に漂着した宇宙ロケットのデブリが置いてあった。

自由に触っていいとのこと。
船殻の裏側のアルミのハニカム構造がけっこう柔らかいと知った。
作ったのが川崎重工業だとわかるはんこが表面に。

触っていいのはカメも同じ。

タイマイ(ベッコウガメ)を皆でなでなで。

首の部分、すごく柔らかだった。
この研究所では、カメの成長を調べるため、漁師さんから持ち込まれたカメを計測して、
また放流するということをやっている。
この日放流するカメを計測中。
種類はアオウミガメ。

いつもカメを放流している浜。

放されると、砂浜ではゆっくりゆっくりと進んでいた。

しかし、海に入るや、水を得たカメ。
バタフライ・スタイルであっという間に沖合に消えていったのだった。
そんなこんなで、黒島体験はすごく興味深かった。
次の小浜島は黒島のすぐ北にあるが、直接の航路がないので、一度石垣港へ戻る。

小浜島行きの船を待つあいだ、港のお店で、ささみフライのおにぎりできたてだよ、
と言うのを聞いて、手に取ってみた。
ご飯もほかほかで、とてもおいしかった。
小浜島は「ちゅらさん」の舞台とのこと。
でも、朝ドラは見ていないので、ドラマに出てきた建物を見てもピンとこない。
バスから見たシュガーロード

でも、今は両側はサトウキビ畑ではなくなって、牧草地だそう。
小浜島の浜

小浜島から眺めると、山並みのシルエット全部が西表島。
白い矢印で示した、海すれすれの少し色の濃い線状の部分が由布島。
ほんとに平らだ。

八重山ではよくヤギを見かけた。
高いところに登るのが好きみたいだ。


