1泊目のホテルは阿蘇の司という、棟がいくつもある巨大ホテル。
ここでド新人添乗員さんがまたミスった。
通常はフロントで鍵を受け取って部屋に入るが、
ここはあらかじめ部屋に鍵が置いてあって、
それぞれ自分の部屋へ行くシステム。
自分の部屋に落ち着いてしばらくすると、誰かがチャイムを鳴らした。
ドアを開けると夫婦連れがいて、この部屋のはずだが……と言う。
部屋番号を書いた紙を見せ合うと、同じ番号だ。
すぐに添乗員さんが間違えたとわかった。
以前ベテラン添乗員さんでもこれと同じミスがあった。
そのときはフロントで鍵を受け取るシステムだったのでその場で気づくことができた。
フロントに電話して、添乗員さんに連絡を取りたいと言うと、
ホテルの判断で、本来わたしに割り振られていた部屋を夫婦連れに割り当てた。
その後、ホテルスタッフは部屋まで来て詫びてくれた。
ホテル側は何も悪くないのに。
一方、添乗員さんからは一言もなし。
次の日、朝食会場で会ったので、部屋のキーを見せて、ダブルブッキングでしたよと言うと、
笑っているだけで何も言わなかった。
ちょっとあきれた。
2日目最初の訪問地は草千里。
着いたら小雨が降ってきた。
ただ牧草地が広がっているだけ。
阿蘇の噴煙が見える。
この噴煙はホテルのレストランからも眺められた。
外輪山に囲まれた阿蘇のカルデラ内はとにかく広大。
なだらかな起伏の放牧地が続き、仙石原に負けてないススキ原もあった。
1時間半ほど走って高千穂峡に着くころには雨はやんでいた。
その後バスで別府のホテルに向かっている夕刻に、また降りだしたが、
もう観光地で降られることはなかった。
高千穂峡と真名井の滝
みごとな柱状節理と甌穴
これまで川床に甌穴があるのは何カ所かでみたことがあるが、
ここは横にえぐれていたのが珍しかった。
さっきとは反対側から真名井の滝を眺める。
昼食にチキン南蛮がついていた。
チキン南蛮は大好きでときどき作るが、宮崎発祥とは知らなかった。
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