昨日たまたまテレビをつけたとき、家は買うのが得か、
賃貸が得かというのをやっていた。
どちらもメリット・デメリットがあり、一概に言えないと思う。
かなり昔のことだが、引っ越す必要に迫らせたとき、一度、
賃貸はやめて、家を買おうかと迷ったことがある。
でも、迷っているとき、阪神大震災が起きて、家が壊れたのに
ローンを払わなくてはいけない人の話を聞き、買うのはやめた。
金銭的には今でもどちらがいいか断言できないが、
自分の好きなように家を建ててみて、この満足感・快適感は
ぜったい賃貸では得られなかったと実感している。
家は高気密・高断熱が時代の趨勢だが、FPの家の借家なんて
まず見つからないと思う。あるとしたら、FPの家を建てた人が
転勤で不在のあいだだれかに貸すというケースくらいか。
たいていの借家はグラスウールでも断熱材が入っていればいい方で、
前に住んでいた借家は断熱材などまるで入っていなかった。
だから、とことん快適な家に住みたかったら、
自分でFPの家を建てるしかない。
それに、わたしは以前からインテリアに興味があって、
マンションでも借家でも、いろいろと工夫していたが、
今思うと、むなしいあがきだったなあと思う。
どんなにがんばっても、元々がおしゃれな家にはかなわない。
ブスがいくらお化粧しても美人にはならないように。
こんなたとえを持ち出したのは、百田尚樹の「モンスター」
(整形美女の話)が、読んで以来ずっと心に引っかかっているからだ。
まったく百田尚樹はすごい小説家だなあ。
それはともかく、賃貸は無難な内装になりがちで、
赤いシステムキッチンのある家を見つけるのはひどくむずかしい。
自分好みのインテリアにしたい場合はやはり自分で建てるしかない。
久しぶりにパンを焼いてみた。
刻んだベーコンを生地に練りこんで、マヨネーズをトッピング。
パセリを振ったものと、パルメザンチーズを振ったものの2種類。
とてもおいしく焼けた。ベーコンのみじん切りが多すぎたかなと思ったが、
ふくらんでかさが増えたら、これでもちょうどよかった。
日本には品質の良い、あるいは拘りの賃貸戸建が少ないのが問題だと思っています。
少ない…と書いたのは実はそうした思いで高級あるいは高性能賃貸に取組んでいる会社もあるのです。
でも、殆ど知られていないので実質的にはゼロといっていいでしょうね。
実は、【FPの家】の戸建賃貸分譲を展開している方もおられるのですよ。その地主さんが【FPの家】に住んで惚れ込んでのことですが…。耐久性やメンテナンス状態のことを考え、更にはテナントの入居率(住んでる人が出て行かない!)などを考えるととても良いとの評価を頂いています。
然しながら、現状の日本人の住宅観を基に目先の事業性、収益率を考えるとハードにはお金をかけられないのが現実です。
頑張って【FPの家】の評価、FPの価値を作って行かねばならないと思っています。
でも、それじゃ、この近くでも見つかるかと問えば、きっとノーでしょうね。
FPの家で賃貸住宅を建てるなんて、ボランティア精神や博愛精神がないとできないと思います(笑)。