花桃の里で満開の花桃を堪能したあとは、すぐ近くのヘブンスそのはらへ。
以前、雲海を見に秋に来たとき、春にはたくさんの山野草が咲くことを知り、
また来たいと思っていたのだった。ロープウェイで山頂駅まで上り、
まず水芭蕉の小径へ。ちょうど見ごろで、たくさん咲いていた。
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晴天が続いたあとだったので、土が乾いていたが、水がたまっていたら
もっと趣があったと思う。
ここには、めずらしい黄花水芭蕉が2株だけあった。
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そこから少し歩いて、山野草の森へ入ると、いろいろな山野草の群落があった。
かなり広いカタクリの群落。
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それよりもっと大きな群落を作っていたのは、イワウチワだった。
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これは全体のごく一部分でしかない。しかも、カタクリと違って、つやつやした葉が
地面をしっかり覆っているので、輝きがある感じだ。
花も可憐でかわいい。
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このほかに、オオバナノエンレイソウ、トガクシショウマも咲いていたが、
ぽつん、ぽつんとあるだけで、群落をなしてはいなかった。
このあと、センターハウスで昼食を食べて、いわなの森 遊歩道へ。
遊歩道入り口あたりには水仙が咲きほこっていた。
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この遊歩道は森林セラピーロードというだけあって、せせらぎ沿いに
木道が整備された、とても気持ちのいい散歩道だった。
そのせせらぎ沿いにたくさんの水芭蕉が自生しているのだ。
その数は最初に入った水芭蕉の小径の比ではない。
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細い流れに沿って、延々と水芭蕉が咲いている。
写真ではわかりにくいが、透き通った水が水芭蕉の根元を洗っている。
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水芭蕉って、ほんとうに真っ白で美しい。
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ヘブンスそのはらを下りたあとは、また花桃の里へ戻って、
野熊の庄 月川(げっせん)の日帰り温泉につかった。
ここは花桃の里のちょうど中心部にあり、
露天風呂からも満開の花桃が眺められたのだった。
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