職場からの帰宅途中にS建さんの事務所に寄って、打ち合わせをしてきた。出席者は社長さんとHさん。今日は雨だったが、現場ではHさんが気密テープを貼る作業をされていたそう。
建具や床材については、前に決めた内容を確認するだけで、変更はなし。わたしって、決めるのもけっこう早いし、決めたあと、あれこれ迷ってまた変更ということも少ないほうかな。あ、でも、前に玄関ドアをその場で決められなかったっけ。決めるのが早いのは、社長さんのアドバイスがあってこそなのかもしれない。
ところで、大幅に仕様を変えたシステムキッチンの値段がようやく出た。見積もりで入れてあったプラータは、割引価格が \529,724。クレディアに変更したことによる追加料金は \584,276!
プ、プラータがもうひとセット買える……
ショールームで、基本パッケージだけで差額がどれほどか聞いたときの返事は、20万くらいという返事だった。もちろん、その他にいろいろと付くからこれで収まらないことはわかっていたが、あのときショールームで最初から50万円余計にかかりますと言われていたら、それでもクレディアに変えたかな。うーん、やっぱり変えただろうなあ。赤いキッチンは夢のおうちの2番目に大切なパーツだから。1番大切なのはもちろんFPパネル。冬あたたかく夏すずしくなかったら、他にどんなにお金をかけても空しい。
というわけで、今後の設備はできるだけコストを抑えなくてはいけないけど。
最初のほうに書いたが、もともとの見積もりは予算を200万円オーバーしていた。それをS建さんに工夫してもらって、予算内でおさまるようにしてもらったのだ。でも、それだと、赤いキッチンをあきらめなくてはならなかったりしたので、財務省が追加予算を承認してれたのだった。
といっても、S建さんによる最初の予算ダイエットが無駄だったわけではない。全体に一様についていたぜい肉をいったん落として、こだわり部分に重点的にボリュームをつけたのだ。つまり、前と体重(予算)は同じでも、メリバリボディになったというわけ。
現場を見に行けない間、工事の進行状況をときどきメールで知らせてくださいねとHさんにお願いしておいたら、さっそく天井にもFPパネルを張りましたという報告とともに、写真も送ってくださった。こんなふうに分厚いウレタンで上下左右を囲まれてたら、いかにも断熱効果がありそうだなー。
それと、また打ち合わせをしたいとあったので、明日の仕事帰りに事務所に寄ることにした。その電話のすぐあと、これまでの打ち合わせ事項の要約と、明日の確認事項がファックスで送られてきた。
あれっと思ったのは、システムキッチンのシンクのサイズ。ショールームでは調理スペースが広いほうがいいと思ってミドルを指定したのだけど、ミドルは不可で、ジャンボシンクになりますとある。クレディアのカタログを見てみたが、どこにそういう制限事項が書いてあるのかよくわからない。ま、大きくてもいいかと思うが、ショールームの説明員はそれくらい覚えておくべきじゃない?
それに、換気扇部分の面材も、棚と同色は不可ですとあるが、あのとき、換気扇の面材を棚と同じヴィヴィホワイトにできるか、社長さんがちゃんと確認しておられたのをわたしは聞いている。帰りの車中、トステムのショールームの説明員について、社長さんはあまりいい評価をされていなかったが、今にしてなるほどと思った。