今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

「皐月賞」のタラレバは「百飲」

2006年04月17日 | アキバ

 小綺麗な割烹で仲間とぱあっとやる景色が浮かんだのも一瞬にして霧散。ゴール間際2着に買ってない馬がいた。月曜日。結局、アキバの百円立飲み屋「百飲」。帰りの電車でばったり会った飲み仲間と悔しさ紛れの残念会。

 皐月賞の一着馬「メイショウサムソン」から連単の流しのつもりが、欲をかいて3連複まで手を伸ばして絞ったのが裏目。2着馬が抜け目でアウト。今思えば一度はサムソンを負かしているドリームパスポートまで流していれば馬連でも万馬券だったのにと、お決まりのタラレバ。

 ここ20数年来、競馬はクラッシック(参考のために桜花賞、皐月賞、オークス、ダービー、菊花賞)プラス有馬記念しか手を出さない主義のお神。タケシバオー、アサカオー全盛の学生時代から暫くは、寝ずにデータ分析と予想に耽っていた頃もあった。結局は儲からないものと見切って踵だけ残して足を洗ったのが20代半ば。当時の仲間も殆ど退場している。ところが、いまだ毎週血道を上げている連中もいる。暇な奴だ。何かやることはないのかねと同情する。とはいえ、年数回頭の体操のつもりでもやっているのは同類か。まあ、それでもたまにやっても1勝2敗ペースだから結構善戦している方か。 

 万馬券を掠ったことの経緯をおかずに、マグロブツ、しらすおろし、空豆、厚揚げ、イカフライの肴。一合徳利2本、生ビールジョッキ一杯(200円)を晩酌代わり飲んで、しめて900円のお支払い。今日は慎ましく反省し大人しく帰宅。「あら、今日は飲まないの?体悪いの?」などと言われつつ用意してあった夕食を残さず食す。

 食後、最近の巨人戦は面白くなってきたが、あいにくの月曜日は試合がない。てな訳で食い過ぎた腹と適度な酔いの中、ブログを記す。 


アキバの路地裏「■■ちゃん」

2006年03月07日 | アキバ

 最近、秋葉原東口からヨドバシの店の中を北に抜け、富士ビルあたりをブラブラ散策しながら家路に帰ることにしている。ここら辺はアキバの中でも激変しているところだ。そんなわけで、飲み屋もどう変わったか興味があるので松永町あたりをブラブラ。 

 ヨドバシから至近距離、新しくできた大通りに面した路地に赤提灯「■■ちゃん」(後日別掲)があった。長い間住んでいながら気がつかなかったとは失態。前は滅多に歩くことがなかったところ、筑波EX開通で都市計画で大通りができたため、大通りを歩いていて初めて気付く。

 あまりに小さい店、常連さんが多そうだが興味がある。ちょいとガラス戸越しにのぞくと10人も入ればいっぱいのカウンターだけの飲み屋。すでに賑やかそうに満席の風情。 ちょいとごめんなさいねとガラス戸を開け、カウンター越しの磯野貴理子?にちょっと似の美人の女将に、空(あ)いているかいと聞いた。 女将の返事より早く、常連さんが、ここに座わんなさいとカウンターのど真ん中に席を空けてくれる。有り難てぇこって。何故か、この店馴染めそうだ。

 女将は母親から受けついでの2代目、一人で店を切り盛りするようになってから4~5年?ぐらいらしい。地元の出身で小学校は「お神」の後輩とのこと。初めて知ったとは、ますます、アキバのウォッチャーとして情けねえこった。

 メニューはさほど多くはないが、しめ鯖360円、赤貝ひも刺し300円など刺身類は300~500円が4~5品。いいところだろう。酒は一種類づつの芋か麦の焼酎のお湯割りか水割り、日本酒、ビールも一種類。ボトルキープもなし。芋のお湯と言えば黙ってお湯割りを出してくれる。珍しくきわめてシンプルである。酒のうんちくなんぞ全く無縁な店で面倒くさくなくていい。

 隣の常連さんも気さくだ。座るとすぐ話しかけてきた。店の常連さん仲間でゴルフコンペなどやっているそうだ。初めてにもかかわらず仲間に入んないかと勧められる。ゴルフはとうにご卒業のお神、その内とやんわり断る。初めての店、適当なところでお勘定。ビール大瓶一本、芋焼酎3杯、おでん3品、刺身2品でしめて2100円。

 気楽に寄れそうな店である。

※ 「■■ちゃん」の店名前、女将の名前とどっちだったか分からなくなったので当分■■。


アキバの風情・昆布問屋

2006年03月05日 | アキバ

 土曜日のアキバ、LANケーブルの接続コネクターを買いに電気街に。買い物も済ませオープン間近の完成間近のUDXビル脇の昆布問屋を覗く。外見は今にも壊れそうな木造平屋の海草問屋は青果市場が移転してからもアキバで頑張っている店である。同じ年の仲間のやっている店を表から覗くと、丁度、TV局が取材の申し込みに来ている。昆布がうず高く積まれた狭い店内、TV局の兄ちゃん連中をよそに、電気街方面の飲み屋情報を仕入れ、ほんじゃ、さよならとアキバの街へ。

 アキバの街を面白いものはないかとブラブラして、いつしか昭和通りを渡った和泉町の焼き鳥自慢の「串よし」へ。15人も入れば一杯の小さな店ではあるが、焼き鳥は種類も多く、大ぶりで焼きにこだわっている。燗で頼む日本酒は富貴はあるが、冷酒の銘柄も用意してある。客の多くは焼酎ハイボールを頼んでいる。ベースは麦か芋、甲類はない。

 ひな串などを肴に燗酒大一本、酎ハイ三杯飲んで時計を見ると10時半。土曜の地元は静かでのんびりできる


市ヶ谷の「浅草」

2006年02月27日 | アキバ

 業界団体の囲碁大会、世界学生囲碁選手権が開かれている市ヶ谷の日本棋院で開かれた。3年ぶりに参加したのだが参加者が減っているようだ。初戦を突破し出足は好調、2連勝で迎えた3局目。勝った者同士が対戦するシステム、だんだんと厳しくなる。意気込みすぎ仕掛けどころを間違えて自滅する。昼の弁当時にビールを我慢していたが、後は消化試合と缶ビールで喉を湿しての4局目。途中まで圧倒的優勢に気分良く打ち回していたが、どこか気が抜けていたのだろう見損じで投了。まあ、そんなもんだと諦める。気分はサバサバしている。

 大会終了、「はい、さようなら」とは行かないのが飲ンベイで碁キチの連中、4時開店の飲み屋まであと小1時間ある。碁の反省会などで時間を潰し、市ヶ谷駅前、日本テレへ向かって直ぐ左手の「ニュー浅草 市ヶ谷店」へ。市ヶ谷なのに浅草とはこれ如何に、などと洒落ながら暖簾を掻き分け、店の奥の6人がけのテーブルへ。店内には既に2組ばかりの先客がいる。年格好服装から見て、どうもさっきまでの参加者と見た。

 カサゴの煮付けや唐揚げが黒板のお薦めメニューに書いてある。煮魚はいい、とくにカサゴは久しぶりだ。前歯が機能していない自分には打って付けだ。まずは中生で今日の健闘?を祝して乾杯。全員がカサゴの煮付け(380円)、刺身の盛り合わせ(900円)も注文。今後の我社の囲碁会の運営を巡って話もはずみ大徳利を何回お変わりしたことか。他会との吸収合併も遡上に、今を時めくどこかの話とは違い、防衛的合併か。

 ニュー浅草は都内中心にチェーン展開している大衆居酒屋である。若い連中で騒がしいチェーン店に少し親父臭さを漂わせた感がある。ラミネートされた定番メニューは品数が豊富だ。下町酒場のような値段が嬉しい。白版のメニューには酒飲み好みのホタルイカや白子などのお薦めが別に書いてある。焼酎の品数も多いがメニュー以外の地酒(380円)も壁に別書にしてある。

 結局、4時過ぎから8時近くまで賑やかに反省会。一人2千円強の驚異的で嬉しい勘定を支払い市ヶ谷駅へ。千葉方面への電車の中。「まだ早いじゃん」とOさん、ホームグラウンドの秋葉原で途中下車。土曜日の定番、ガード下の「真澄酒蔵」へ。真澄の吟醸「あらばしり」720mlを一本注文して小1時間あまり飲む。Oさん相当いっていたので危険領域かなと駅まで送る。無事帰れたかな。参加賞の「体脂肪計付き万歩計」、長く参加して下さいとの主催者の意図が分かる気がする。

 折れた前歯の痛みも酒の酔いですっかり忘れ、囲碁と酒に遊んだ至福の一日であった。ところで世界囲碁学生選手権、日本の若手はどうなったかな?

 


「神のご意志」は環境破壊か?

2006年02月22日 | アキバ

 痛い唇を我慢して、昨日、虎ノ門でブッシュ政権の環境施策について、元厚生・環境関係省の幹部で現東大教授の講演を拝聴してきた。京都議定書を批准しないアメリカに赴任し、事後調整に携わってきた経験を元にした講演だ。

 どうしてアメリカは温暖化対策に非協力なのか、私の悪い頭でも理解できた。豊富で良質な石炭をバックに電気の50%近くを石炭火力に依存し、電気料金は日本の半値以下であること。また、ブッシュ大統領の宗教的信条から「資源は神から人間に与えられたもの」であり、規制によって資源を最大限に利用しないのは「神のご意志に反する」との考えが根底にあること。仲間への信義に大変厚いと言われている大統領が、再選の強力なスポンサーであるエネルギー企業などの利益を代弁していることもある。大統領周辺はチェイニー副大統領ノートン内務長官などに見られるように、環境施策を敵視する企業側の代表やスポークスマンで固めている。提出する環境法案は民主党時代の規制を緩和する法律ばかりのようで、あまりの企業よりに呆れて辞任した開発派の長官もいたそうである。いざとなればCO2に限らず総量規制には、企業利益を前提に排出権取引で買えばよいとの考えだそうだ。水銀なども取引対象であることには恐れ入った。環境を守るというインセンティブがまったく働かないアメリカの企業活動が、国民すべてを支えているとの考え方にはそら恐ろしさをも感じた。今のブッシュ政権では環境の改善は望めないことがはっきりした。

 いずれにしてもブッシュの頭にはアメリカが世界で常にNO1であらなければ、地球温暖化防止など何の意味も持たない。アフガン、イラク戦争などその延長線であることが、いまさらながら理解できる。

 講演終了後、講演者や主催者、都の幹部連中などと虎ノ門のセンター御用達の飲み屋「ダルニイ」。ブッシュ流「神のご意志」を肴に「一の蔵無鑑査」や久しぶりの「清酒剣菱」でワイワイとやってしまった。

 欠けた歯の固定ワイヤーを見せないように喋るのは辛いものがあるが、飲んでしまえば、すっかりいつもの調子。2時間ばかり飲んで一人2千5百円通し。いつもながら、酒の持ち込みも可、食べ物も結構手間かけてあり豊富で旨くて安い。

 みんなと別れた後、囲碁のライバルでOBのTさんと2人、新橋駅前第二ビルのつまみ全品200円の立ち飲み「こひなた」へ。目の前のお皿に2千円を入れ、ホッピーとご主人が南氷洋で取ってきたという「鯨の刺身」を注文。これまたサシが入って美味である。カウンターの隣に年が近いリーマンのおじさん。オリンピックの不甲斐なさと荒川に期待して意気投合。そうこうするうちに、Tさんの帰りの時間なので早々と切り上げることにする。

 新橋駅でさようならしても、まだ10時前である。昨週の顔面着地の報告を口実に秋葉原の「しずか」へ。ぐらつく前歯を庇いながら「ほたるイカの沖漬け」を肴に燗酒2本飲んで帰宅。

 懲りちゃいないねと、かあちゃんから痛い一言!!


光フレッツ開通、「而今」で乾杯

2006年02月07日 | アキバ

 いやはや、えらく時間がかかたったもんだ。昨年12初めに申し込んでから、今日、ようやく光フレッツの終端装置が付いた。MDFが見あたらないなど、すったもんだの揚げ句、隣のビルに設置してあるMDFから、コンクリート壁を貫通し我が家までのルートを確保するのに2月以上かかった。ようやくNTTがきてダイニングまで引き込んだ。

 壁の穴開け2カ所と配線用の管などの取り付工事費として97,000円の請求である。ヤフーBBでは一カ所につき5千円と書いてあったたので、そちらにすればよかったたか。引き込みが電気と同じで簡単そうなテプコ光は、地下引き込みの地区はNOとのこと。OCNから別のプロバイダーに変えるのも、いろいろ面倒なので諦めることとした。

 事前に有線タイプのBBルーター(BBR-4HG)を、ネットより高かったがアキバのヨドバシで購入済み。今度の土曜にでも娘のPCも併せて4台(自分のは2台)の切り替え作業でもするか。 本当は無線で飛ばしたいのだが、コンクリの建物の中では無線の状態が悪く諦めたことがある。有線は見てくれは悪いが安定してよろしい。しかし、以前使っていた無線ルーターももったいない、カスケード接続して一台は無線で使ってみるか。いろいろやることが多そうな土曜日である。

 さて、我が家にケーブルが引き込まれたとの連絡を受けひとまず安心。我が家へのご帰着の前に、腹が空いたので軽く寿司でもひとつまみと、秋葉原東口駅前のスタンディング形式の「魚河岸日本一」へ。なんでも一貫75円。2貫づつ2種類注文するスタイル。一回の注文で4貫300円となる。生ビールを飲みながらツブ貝、エンガワ、ホタテ、煮穴子、活き〆寒ぶり、などをつまみ、最後に江戸っ子のしめ鯖でしめて都合1600円。安いねえ。これから飲むには、ちょっと食い過ぎたか。

 寿司屋から次の「しずか」へ。まずは燗酒でいっぱいやっていると、生無濾過特別純米「而今(じこん)」があるという。それを頂だきましょうと冷やで貰うこととした。この酒、三重県の名張市にある蔵元、木屋正酒造というところの産である。上智大を卒業した若い杜氏の大西氏が初めて作った酒が、去年の全国新酒鑑評会で金賞のを受賞したそうである。そりゃあ楽しみだとゆっくり味わう。

 純米にして香り高い酒だ。一口含むとほのかに甘い。すっきりとして飲み口はよい。九号酵母と私の好きな五百万石のコンビネーションを感じさせるいい酒だ。食べ物との相性にもよるが、沢山飲むにはやや甘さを控えめにした方がよろしいかも知れない。毎年味が微妙に違うのが純米酒である、受賞に奢らず地道に研鑽を励んで貰いたいものだ。今後に期待しよう。


「馬賊」の手打ち麺と結婚記念日

2005年11月23日 | アキバ

 今年の勤労感謝日は週の中日の休みでホッとする。連休となると、混んでる上に土日を含めての3連休。わざわざ高い宿賃まで払って出かける気がさらさら無い。

 さて、天気もいいし、最近見つけた両国のスーパーにでも買い出しに行くかと、昼前に、かあちゃんと娘と車で出かける。買い出しを終えて、近くで昼飯と考えたが、最近の両国では「ほそ川」でそば、「巴潟」でちゃんこを食べたので、今日は浅草「馬賊」で久しぶりにラーメンでも食べようかと即決まり。1時過ぎともなると「馬賊」もちらほら空きがある。3人分確保して、めいめいチャーシュー麺、湯麺、ネギラーメンと餃子二つを頼んだ。

 店先ではばんばんと麺を打つ音がすさまじい。麺を打つとはまさにここにありである。打てば打つほどコシが強くなる。待つこと5~6分、出てきたチャーシュー麺の麺はつるつるとしてコシがある。醤油味のスープも濃さが適度で旨い。
 かあちゃんの湯麺が多くてが食べきらないと言うので麺を助ける。取りすぎたせいか残った麺が少なすぎるとふくれていた。餃子も肉汁が滴りジューシーである。早いし、値段も3千円とちょっとで手頃であった。2時近くまで次から次へと客が来る。昔の小さなHPで紹介されていた頃と違って、最近はグルメ何とかとネットで宣伝しているせいかな。
 店を出て浅草で買い物がしたいと言う母娘と別れ、本日のメイン予定のアキバでのパソコン探しにと帰る。
 今日は、最近のノートパソコンのスぺックと相場の相関を頭に入れ、土日で店を回って、あたりを付けた店で値段交渉から購入と段取りがある。
 車を車庫に置き、とリあえずヨドバシに行く。ヨドバシは数が多いのでスぺックと相場の確認には大変ありがたい。迎え撃つ既存店では価格ドットコムでも頑張っている九十九電機にも行くことにした。
 九十九の店員とテプコ光たとかフレッツ光だとか、あれやこれや脱線しながら大体の雰囲気をつかんだところで、外に出たら既に外は暗くなっていた。
帰り道、ふと思い出す。今日は「結婚記念日」だったんだ。下に長年の習性とは恐ろしいもの。
かあちゃんごめんなさいm(_ _)m


団塊世代の決断力

2005年11月10日 | アキバ

 システム研究会の帰り職場の仲間と新橋による。知っている立ち飲みはいくらでもあるが、駅に近くて帰るのに具合がよく、間違いなく空いてそうな座れるガード下の「とり宴」に入る。

 前にも寄ったことがあるが、相変わらず言葉がチャイナっぽいお姉さんが注文を取りに来た。一言一言繰り返し確認をしないと、先だっても注文外のものが出てきた。
 まずは生ビールを飲み、煮込み豆腐と刺身の盛り合わせを頼む。その内、焼酎を頼もうとメニューを見ていると、やはり言葉が少し編竹林なマスターが、芋焼酎の「むかしむかし」を盛んに奨める。限定品で番号が振られているとか、なかなか手に入らないが特別分けて貰っているんだとか。その他の芋焼酎をみるが、どれもこれも値段の割に飲みたいものはない。てなわけでマスターお奨めの「むかしむかし」を頼む。700mlで4000円だそうだ。ちいと高い出てきた酒は、そんなに大騒ぎする程大したものではない。味は、せいぜい小売りで1500円程度、店出し3000円ぐらいのものか。いずれにしても、この店は新橋駅前にしては客が少ない。仲間と落ち着つい飲めるのが取り得。
 新橋駅で千葉以南の皆さんと別れて一人秋葉原へ。前の日も「しずか」に行ったが、たまたまSから電話が入り「しずか」で待ち合わせ。「しずか」では近所の大手メーカーのM氏が一人飲っていた。まずはご昇任おめでとうを言って、早速、日本酒を頼む。
 ママの花子さんから、今日仕入れた酒があるので試飲してくれないかと言われる。何本か出されたが、備前雄町に惹かれ静岡の無ろ過生貯蔵で純米吟醸「臥龍梅」の封を切る。しっかり冷えている。吟醸の香りもほどよくあり重厚な感じである。ラベルには燗もいけるとある。 試してはみないが、この酒は燗が合いそう。後日燗で飲むとしよう。
 その後すぐにSが到着、お客の花子さんの旦那も交え、JRの50歳以上の割引切符がえらく安いってんで、新幹線を使って東北に旅行に行くことに決定。日付はこの日しかないと、早速、メンバーに電話して全員了解。遊ぶことは、かくも早く意見がまとまる。団塊の世代とは普段は個々バラバラの思想信条、行動規範をお持ちだが、楽しい共通目的があるとあっという間に意見がまとまるものだ。今回は忘年会却下、忘年旅行に瞬時に変更した。


買ったぞ!機種変1円!2台も!

2005年10月11日 | アキバ
現物がないのにかかわらず、やたら機種変1円のカードがぶら下がっていたアキバのヨドバシ。朝10時頃、アキバのドコモショップに携帯の電池を取り替えに行く。途中、雨が降っていたのでヨドバシの中を通って行こうとドコモの売り場前を通っていた。
料金ばかり高い上に、せいぜいメールぐらいしか使わない者にとってFomaは必要ないと思い、movaを探していたところに、そこには、なんと今まで何度となくありませんと言われていたMovaの機種変1円携帯があった。
見ていたらドコモのキャンペーン最終日ということであり、ドコモからの派遣のかわいいお姉さんが薦めている。早く箱積みの分を売って、ノルマの達成していという意気込みを感じる。結局2台買ってしまった。支払いは2円。あとは料金請求時の変更手続き費のみ。消耗と機能の変化が著しい携帯は気に入らなければ、半年後にまた換えりゃいいさ。ヨドバシさんまた頼みまっせ。
携帯が仕上がるまでの待ち時間、店内で喫茶店を探していたら大阪からはるばる遠征してきたという丸福珈琲店で420円のブレンドを注文。ちいと高いが、ままいいやと時間潰し。席はガラガラなのに、だいぶ並んで注文。できるまで時間はかかるしせっかちな神田っ子にはたまらず長い。せめて味に期待。コクとマイルドさに老舗を感じるが値段との価値はいまいちではないか。
まあ、有名店であればどこでも群がるおばさんやミーハーなおねえちゃんが最初は寄り付きそうである。評価がどうでるか見物である。先だって、「お神」が侵入したアキバの「萌え喫茶」の類の珍しさだけが売りにならないことを祈る。


赤石温泉と地酒

2005年10月10日 | アキバ

 ブログが前後するが、1、2日の土日で山梨県増穂町の赤石温泉へと向かう。山梨シリーズ夜叉神峠の芦安温泉、戸川渓谷を隔てた十谷温泉を行ったからには、真ん中の赤石温泉に行かずばなるまいと、幼なじみ五人で出かけることとした。

 3列目はちょっと窮屈ではあるがミニバンで秋葉原から9時に出発。途中、中央道の事故渋滞で1時間強余分にかかる。

 第一目標の御坂峠の天下茶屋。日頃の行いが良いせいか晴天。河口湖を下に侍らせ雲一つ無い富士山の美嶺は徳富蘇峰が名付けた天下茶屋の名に恥じない。

 峠で名物「ほうとう」を食べ、河口湖の御坂側の対岸から精進湖経由で、富士が嶺、朝霧高原とオウムのサティアン見物。本栖湖の500円札を背景に記念撮影し赤石温泉に向かった。

 
 我々の旅はいつも温泉と酒蔵探訪がセットが基本。今回も市川大門の「春鶯てんと思ったが、今まで二回訪れている。そこで赤石温泉の地元梅が枝をと探すが分からず通りすぎてしまう。残念と思っていると夕食の時出てきた酒は、しっかりと「梅が枝」が供されていた。うれしいものである。

 温泉は一軒宿で、大きな赤い傘、水車、秘湯の会の提灯などちょっと派手さが気になったが、雰囲気はいい。露天風呂は混浴であるが開放的すぎるため女性にはちょっと厳しい。そのため女性の時間帯を設けてある。その時間帯、他の客がいないと見て夫婦もんが入っていった。

 夫婦が帰ってくるのを見て赤い傘の露天風呂に。少しぬるいが名ごとく湯の鉄分の赤色が岩にしみこみ真っ赤である。

 内風呂はやや澄んでいるがやはり赤身がかっている。露天と比べると湯温が高くさらさらとして実に気持ちがよい。ただし、ちょっと暗い。

 夕食は部屋食であり、いよいよ途中の道の駅で仕入れてきた大吟醸「七賢」、吟醸「春鶯てん」、甲州ワイン、また、差し入れの新潟の銘酒「緑川」を飲みながら夜更けるまでワイワイとやってしまった。静かな宿の皆さんごめんなさい。

 翌日、十谷温泉十谷荘の天狗の湯に入ろうと行くが、あいにく掃除時間。源氏荘は今は休業とのこと。麓の町営鰍の湯」に立ち寄った。自家井という透明で温度、泉質もいうことなし。一風呂浴びて乾いた喉をビールで湿している仲間を運転役の「オジン」薄目を開けての昼寝。実に辛い。

 昨夜のつまみの残りで腹ごしらえを済ませ、予定通り大月を3時前に通過。順調に4時前に秋葉原へ帰着。

 甲州シリーズは暫くお休みにするか。それにしても、いつも置いてけぼりにしてごめんなさいよ「かあちゃん」?


温泉と碁と酒

2005年09月19日 | アキバ

 囲碁会の仲間5人と碁を打ちに三連休初日から2泊で車で湯河原に出かけた。ヨドバシ開店2日目で開店前から賑わっている新しいアキバ中央口で待ち合わせ一路湯河原を目指す。横羽線、保土ヶ谷バイパス、東名、厚木小田原、西湘バイパス経由で3時間で湯河原へ。

 碁を打ったのか酒を飲みに行ったのか、どちらか分からないが、どちらにしても楽しかった。「利き酒会」の連中とは、いつもは酒蔵に寄り酒を仕入れて旅館入りするのだが、適当な酒蔵が無いので都内で仕入れることとした。大吟醸はあまり好きではないが、同行者(しろうと衆)のレベルを考えると銀盤大吟醸沖正宗大吟醸「ゆとり」が飲み易かろうと仕入れ食事の時に飲む。勿論旅館の酒も頂いた後でではある。部屋の冷蔵庫で冷やしておいたので好評であった。個人的には銀盤が好みである。

 碁の成績はというと、連日の居酒屋クローリングのためか芳しくなかったのが残念だ。居酒屋のせいにしている自分が情けない。箱根は三連休のためかどこも渋滞。まるっきり動かない大湧谷への道をパスして、別荘地の中の裏道を快適に走る。たどり着いた早雲山の隠れ温泉は相変わらず空いていて落ち着けた。

 富士山と中秋の名月に迎えられ温泉と酒と碁三昧の二日間であった。帰りは一局打ってから混雑する前の東名でアキバ中央口に2時に帰着。飲んで打って満足の3日間ではあった。今晩は明日の仕事のために風呂上がりに焼酎3分の2の黒ホッピーでも飲んでさっさと寝よう。

 それにしても、いつも黙って送り出してくれる女房に感謝。


アキバのヨドバシ開店は?

2005年09月15日 | アキバ
先週(金)に押上の名店もつの「まるい」、土曜は「駒形どぜう」。月曜はアキバの「百飲」、火曜は新橋の「とり宴」、立ち飲み名店「吟」、最後にアキバの「しずか」に寄った。この店については寝る時間が近いので後日とする。
本日は幕張からの帰り際にフラット寄った京成幕張の「奥の細道」という飲み屋で一杯やった。近頃に珍しい大変な店である。勘定書きはない。刺身はあるかと聞けばいるいらない関係なく近くのスーパーにお買い物。勘定がやや高いかなと思ったら、いい日本酒しかなかったので申し訳ないと謝る。そのいい酒はとみると「清川」の吟醸のラベルであったが、一口目でおよそ「福●長」の箱酒クラス。中身はなんじゃい。馬鹿にしているとしか言いようがない。二度と来たくない店である。
今日は早く帰ろうとアキバに着いたら、明日はヨドバシカメラが開店するためか、何だが知らないが駅前に萌え喫茶でも見かけるような連中がウロウロしている。目玉商品でもあるのかと家に帰ってチラシを見るとたいした物はない。竹慶屋のチラシも入っていたので比較すると竹慶屋と変わらない。開店ぐらいバアとできないもんですかね。さあ、アキバで生き残れるか、必死の老舗を食うか見物である。値切るのを「2礼2拍手1礼」と同等と見ている「お神」としては、老舗にがんばって貰いたいものである。


日曜のアキバ酒場事情

2005年09月05日 | アキバ

 夕方から「かあちゃん」の携帯を選びにアキバ駅前のドコモショップへ。今のが「らくらくフォン」でみっともないと言うってえので゜、カメラ付きで画面が大きく簡単なやつを探しに行った。まあまあこんな処だろうと思ったものが在庫無し。いつでもこれるってんでとりあえずさよなら。

 いい案配に晩飯は外でと言われていた。最初は「万世酒場」か神田のガード下の「ダルマ」あたりで飲ろうかと思ったが、携帯のカタログを見なきゃあと明るくて、座れて、騒がしくないところでと考えた。

 アキバの日曜はやたら騒がしいチェーン店か洒落すぎて暗いとこしかやってない。そこで、昭和通り渡ってすぐの土日によく行く佐久間町の焼きトン 「とら八」に行く。モツ焼き中心の店であるが刺身も結構充実している。ここて゜まずは生ビールと「牛すじ煮込み豆腐」480円を注文する。質量とも十分である。

 次にオーソドックスに日本酒2合(菊正)600円と「しろタレ」で飲む。「あおりイカ」があったので注文。しこしこ感がたまらなくいい。この店はここのところ焼酎の品揃えに注力している。その分、日本酒の品が薄くなりつつある。残念である。

 全部で2400円を払い店をでる。前の日も開通直後のTXでわざわざ「つくば」まで飲みに行き、帰りに南流山で飲んだのでまっつぐ帰った。


さて筑波の飲み屋は?

2005年09月03日 | アキバ

 やはり、飲むのが忙しくてブログが遠い。

 今週は「月曜」アキバ駅前に開店三ヶ月目の500円均一の「がんちゃん」へ。「火曜」浅草モツ焼き元祖居酒屋本願寺裏「松楽」、TX改札でばったり出会った知り合いとアキバ「南部や」。「水曜」はいつものアキバ「しずか」で寒天と豚肉をつかった創作料理で一杯。「金曜」は千葉のホテル「ポートサイド」で会合、千葉・成東の銘酒「梅一輪を堪能。
 

 本日「土曜」、TX開通を記念して片道1150円かけてつくばへ。駅前から歩いて7~8分の炉端の「大漁丸」へ。大型店である。隣の焼き肉ホルモンも七輪のオープン飲み屋も魅力的であったが、刺身が食べたかった。芋焼酎「子鹿」2700円を刺身と沖漬けでやる。どちらも客層は若い。新しい街だね、

 帰りは南流山で途中下車、駅前路地の居酒屋「よね本」で串を肴にホッピーを飲む。店はカウンター5~6名、テーブルが3、こじんまりとした女将が仕切っている店だ。やはりこの手の飲み屋が落ち着くね。カラオケもOKだそうだ。

 それにしても、「つくば」から「南流山」の800円は「アキバ」から「つくば」までの1150円と比較すると、ちと高い。