今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

改元の裏側「女帝誕生潰し」の罪障

2019年01月01日 | 政治評論

愛子様  平成改元の大騒ぎの裏側でほくそ笑んでいる連中がいる。安倍首相、いかにも天皇保守派を説き伏せたような印象操作の4月発表、とんでもない出来レースである。雅子様と愛子様をセットで病気に仕立て上げ、あるいは追い込み、女帝の目を潰す仕掛けの集大成であった。皇室内の確執もあり嘆かわしいことだ。リベラル人は誰も気が付いてはいても言葉に出さない。

 世界の中で先進国とは言いつつ男女格差では最低水準の日本。職場でも自宅での男女の役割を見ても、シングルマザーや独身女性への偏見と差別の根源を正さなければならない時、何故、愛子様の女帝の天皇皇嗣への道を完全に排除してよいものか?

 文化人と言われる皆さん、つい昨年初めまでは女帝論議もあり有識者会議も立ち上がっていたはずだ。何時のまにか天皇譲位論議に押され霞みマスコミも文化人も圧力に屈し沈黙してしまった。女性の地位向上を高らかに謳っている「文化人」や「沈黙する野党」も情けない限りだ。

以上、元旦のテレビで改元時の休日カレンダーに騒ぐマスコミを見るにつけ、日本の明日には希望がないとの年頭の所感を述べたい。

            2019年1月1日午後10時 アキバおじん

 

 


何の騒ぎだ!!アキバに「安部首相」

2017年07月02日 | 政治評論

 ヘリがブンブンと飛び回っていたので、多分来ているのかと野次馬気分でアキバ駅前へ。選挙最終日の何時ものセレモニーの「自民党」アキバの街頭演説。街頭は「二世議員 小泉進次郎」にブン投げていた「安部 三世議員」がアキバにやってきた。すでに安部演説の佳境に入りボルテージが上がっていた。「自民党青年部」と「警視庁」が回りを固めてガードはきつい。「安部やめろ!!」のヤジが飛び交う中、いつもの通りヤジに過敏に反応し、相手をこき下ろすことしかできない国会とも同じ「安部演説」のパターン。自民党青年部の妨害の中の「ヤジ」を密かに応援。そして神田の風呂屋でひとっ風呂浴びにウォーキング。

 風呂帰りには、行きつけの飲み屋でビールで咽を潤しつつ、常連さんと政治談議。演説会場には籠池氏もいたそうな。気づかなかった。籠池問題も行政の闇は深い。ウヤムヤにしてはいけない。

 早期の豊洲移転と豊洲に機能集中がオジンの主張。しかし、都民ファーストの「小池劇場」も戴けない。自民時代は森元首相の派閥に属しオリンピックでは「根」は同じ。この先、経費削減も掛け声倒れだろう。小池劇場は「大阪維新の会」を彷彿とさせる。ムードに弱い都民のレベルが試されているといってよいだろう。自民復党、首相を夢見ている小池ちゃん。ちゃんと見ていきましょうネ!!

 それ以上に、国民騙しの「テロ等準備法」の強硬採決、自分の疑惑のために国会を強制閉幕した「安部疑惑」は議会軽視と私物化である。さらに、自衛隊を私物化した「稲田防衛大臣」を罷免できない自民の驕りは呆れるばかり。首相の責任は大きく、韓国だったらとっくに罷免されている。

 少なくとも政治のセンスがある有権者は、都議会ならずとも今の自民党には投票しないだろう。都議選は、自民崩壊の始まりか? このブログは選挙後にアップする。せめてもの思いやりである。

 追: 結果は劇場型選挙で自民・民主惨敗、公明の変わり身の早さの上手さ。次は小泉進次郎劇場を予感する。それにしても、安部疑惑追及、テロ準備法阻止など追及の急先鋒だった民進党「お疲れさんでした・・」。選挙とはそういうものだと反省したほうがいい。

 


「やわらちゃん」の勘違い

2010年09月14日 | 政治評論

 昨年の総選挙での結果は、マニフェストの内容より「世襲政治」と「政治と金」など旧来の自民党政権との決別の表現だったとは思う。

 民主党が政権奪取し、鳩山首相の誕生したことに、何かおかしいぞと思ったのは私だけだろうか。その後の支持率の急落は政策以上の失望によるものであると思う。

 今回の民主党の党首選、もし、小沢党首が誕生し首相となっていたら、去年の選択は何なのだったかと国民が問われるだろう。「政治と金」で国会機能停止、あっという間の解散総選挙。またも政界再編、まさに小沢氏の思う壺と思うのは思い過ごしか。

 小沢氏、かつてオジンも彼に期待していた時代もあった。しかし、今は、自由党結党時の明快な切れ味がない。困難な政治・経済の運営を強いられているこそ、だんまり小沢ではなく明快な方策を明らかにすべきだった。党首選に入ってから官僚との対決ばかり口にしている現実的でない政策論を振り回していることは、官僚を説得し従わせてきた昔の小沢氏の姿とは程遠い。その姿は、政治生命の延命に血道をあげている昔の政治家となんら変わらない。

 小沢チルドレンと云われている議員諸氏がすべてとは云わないが。彼らは旧来政治の打破の期待で選ばれた選良なのだから、今回の結果で先の選挙で自らが選ばれたことについて自覚を持つべきだと思う。チルドレンの顔「やわらちゃん」は、キチンと政治・経済の勉強をしてから支持を表明すべきだった。負けた時の広告塔の惨めさを強かに味わっていることだろう。

 自身はサポーターではないが、結果は良識的に帰結したと見る。後は、菅首相の実行力に期待するのみである。困難な政治的状況、ツケを後世にまわしてきた構造は、今に始まったことではない。そうした中で市民活動家上がりとして、世襲政治家にはできない菅首相の行動力に期待するのみである。