今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

日本橋大伝馬町で「小伝馬」

2016年06月26日 | ウォーキング


 歩け、歩け、ひたすら一万歩。糖尿病に近い高脂血症と言われてギリギリ留まって久しいオジン。旨い酒を飲みつつ次の人間ドッグまで持ちこたえるためにはひたすら歩くに然り。平日は丸の内の会社まで30分、往復しても8000歩。昼食に八重洲地下街のラーメン横丁など話題の店に出向いて漸く一万歩。

 土日は浅草方面や御茶ノ水方面、目的地まで自治体の循環バスやJRや地下鉄で行き、先を歩いて一万歩に挑戦。先日の土曜の一万歩挑戦は霞ヶ関と虎ノ門まで往復したが若干足りない。家に戻り夕食後、仲間を誘い日本橋大伝馬町の居酒屋「小伝馬」へ足りない分の補充。

 「小伝馬」は、数ヶ月前に吉田類「酒場放浪記」で放映。数年前に小伝馬町から大伝馬町に移転したが名前は「小伝馬」のままに拘る。最寄駅はJR「馬喰横山」、東京駅に近くて廉価なビジネスホテルがある。友人や出張の仲間が宿泊の折、案内する近くの飲み屋を探してしていた。下見を兼ねての訪問。

 土曜は三時時から開店するという。5時過ぎには何時も予約で満席の表示で入れない。今回は八時過ぎ、予約満席表示だったが店を覗くと空きがあり、お店の女将に聞くと閉店は九時と言われたが快くOK。

 三時からの予約グループが帰った後、ご近所の子供連れのグループなどファミリーな雰囲気。既に晩酌してきたが、先ずはビールで乾杯。お薦めの刺身を肴とお新香を注文。この店の日本酒は「道灌」オンリー。ラインナップの内「純米 道灌」を注文。 「道灌」は滋賀の草津の酒蔵、祖先の大田道灌由来の銘柄。しっかりとした旨みのある酒である。

 店の雰囲気もよく肴も豊富だ。事前に店に問い合わせれば空いてる時間帯を教えてくれそうだ。


ウォーキングがてらの門前仲町「大阪屋」

2016年06月11日 | 居酒屋

 本日は梅雨の晴れ間のウォーキング。八丁堀をスタートに移転真近かの築地から月島、門前仲町へと一万歩ウオーキング。

 まずは八丁堀から新大橋通り伝いに築地の西本願寺へ。洋風建築の本堂で阿弥陀如来様と親鸞上人様に深く頭を垂れ、本堂の椅子席でお説教を聞きつつ一休み。その後、波除稲荷神社の祭礼の半纏姿と一般客で賑わう築地場外へ。場内と場外を隔てる波除通りをまっすぐ進むと波除神社。

  何かと問題の多い築地市場の移転も近い、土曜休場のためか寂しい。晴海通りから神社までの露天にも客が少なく祭礼もイマイチ活気が無い。築地を訪れる一般客には波除様の祭礼はご存知ないらしい。築地は移転しても波除様は変わらないとのこと。

  勝鬨橋を月島へわたり、古い路地と新しいマンションが混在する月島の街並みを抜け、相生橋でまた佃島から門前仲町へ。100名近くの4時開店の「魚三」の待ち行列を横目に、富岡八幡で相撲取りの手形と勝負。オジンの手も相当大きいほうだが全く敵わない。

 白河清澄まで歩くつもりではいたが、門仲での煮込みの名店「大阪屋」の前を通る。丁度4時、匂いにつられて久しぶりに暖簾を上げる。15人も入れば一杯の小さな店。開店直後だが既に店にはお客で一杯、店の一番隅のカウンターに辛うじて一席確保。座るなり瓶ビールと大阪屋の売りの「串煮込み」、煮込み汁と半熟玉子の「玉子スープ」を注文。時折寄るがいつもは満席で入れない。久しぶりに変わらない味に感動。壁を見渡すと吉田類、なぎら健一等々の色紙が目立つ。

 ここまで約一万歩、門仲でビールで喉を潤してお散歩再開。閻魔堂で日頃の罪業のお許し願い、紀伊国屋文左衛門の清澄庭園のある清澄白河から地下鉄に乗り目標ウォーキング終了。

 夜遅く、鳥越神社の縁日を見がてら近くの銭湯に。客はオジン一人、熱いお湯と強い

噴流のジャグジーに浸かっていると、神輿を担ぎ終わり一杯やってきた立派な刺青の兄さんが仲間とやってくる。仲間と熱い熱いと湯船に入れずアチコチとウロウロ。「立派な刺青が泣いてるぜお兄さん。水を埋めていいよ!」と声をかけてやる。「有難うございます。」と結構礼儀正しい。

 銭湯から自宅に帰り歩数を見ると16500歩。久しぶりに大台突破だ。ぐっすり寝られる・・と思う。