今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

大井町で「はしご」の後は田町へ

2009年08月26日 | お酒

  大井町駅北口ゼームズ坂方面にしばらく行くと、パチンコ屋に挟まれた路地がある。出口に近いあたりに鶏料理の「とりさく」、初めてである。ネットで探して、前もって8名での会議含みの懇親会の予約。個室があるとのことが決め手だった。

 店に入ると席の殆どが小上がりで衝立の仕切の中、突き当たりの暖簾の先に個室がある。堀ごたつ形式じゃあなかったのが誤算と言えば誤算。

 30分ばかりのミーティングの後、幹事役、面倒くさくないので飲み放題付きの5900円のコース、ビールの後は、あまりない酒メニューの中、麦焼酎の「よかいち」ボトル。「とりさく」という店名に期待していたが、コース料理は思った程に鶏の料理が少なかったのが印象で若干期待外れ。改めて自慢の鶏料理でも食べこようか。小上がりも満席で賑やかになった頃、焼酎ボトルも2本目も空となった。話が盛り上がり3時間もいたので、そろそろお開き。

 二次会は、5月のブログで紹介した大井町東の飲屋街入り口の「つるや」。地域には珍しい小粋な店、カウンター形式の小さな飲み屋で気に入っている。水なすをハムで巻いた肴で泡盛を2杯ばかり飲んで次の店に。

 タクシーで田町の慶応通りのカラオケパブ「***」へ。久しぶりに白内障用のサングラスを掛けランナウェイで盛り上がる。12時を回り、歳をちと喰っているので若い皆さん3人を残して一人お先に失礼する。

 若い街の田町慶応通りは、深夜でも若い男女のグループでひしめいている。アキバへ帰るにゃあ心配ないが、娘さん達の帰りの足は大丈夫だろうかと心配するのは余計なお世話か。


お盆の八重洲、ホッピーで選挙論議

2009年08月17日 | 出来事

 お盆の金曜とは言え、ここは繁盛している。仕事を終えて、やはり仕事の昔の同僚と7時の待ち合わせ。行きつけの八重洲口と高島屋の真ん中あたりの日本橋紅とん」へ。

 そこはすでに座る席のない程の盛況。相棒が着くまでの間、満席の店へ。丁度の入れ替わりにカウンターへ二人分の席を確保。隣の二人組があと一人くるんだがと店員に告げながら恨めしそうに、こちらを見る。間髪入れず生ビール、つまみのガツぽん、ホルモン刺しを二人前づつ注文。後はのんびりと相棒の到着を待つばかり。ちびちび飲んでるうちに約10分程で到着。ビールも冷たいままだ。

 周りが賑やかで声が一段と大きくなり、而して喉も渇く。ビールの次は当然に黒ホッピー。ここの流儀は、小姐さんのポケットから注ぎ口の付いた焼酎瓶でチューッと注いでくれる。「もう少し!」というとにっこり笑って氷の上まで大盛りサービスもしてくれる。こういうところが「紅とん」の良さだ。黒ホッピーも3杯は十分いける。特上たん炙り焼き、トントロ生姜焼き、ガツ芯刺しなどなどの肴はホッピーの相性がいい。

 霞ヶ関の相棒、きたる選挙までは激務から解放。政権の行方が気になるかと聞けば、どちらが政権与党になったとしても「あんまり変んないでしょう」と。そのとおりとは思う。政権変わるたびに行政の担い手がふらついたらしわ寄せは国民にくる。

 具体的な環境や建設等の政策などで議論。今どういう状況にあり、継続すること、反対することが地域住民の全体利益は如何にと判断すれば、結論は自ずから決まる。地域住民が一番の主人公なのだ。混乱は政策の修正に必然的に繋がっていくとは思う。

 今回の選挙は、今まで100年以上続いた政治と行政の枠組みの是非が問われている選挙であることは明らだ。マニフェスト選挙では、この本質が隠蔽される。予算ありきのマニフェスト選挙は、旧来の政治システムの延長線上にある。

 とは思い語りつつ、10時も過ぎて相当飲んだ。緑茶ハイで〆つつ、楽しい書生のお時間も終わりだ。今度は双方の若手を交えて、選挙後遺症も一段落?した頃に再会を約して東京駅でのしばしの別れ。


電気のDIYで汗みどろ、そして「黒龍」

2009年08月10日 | 出来事

  Img_0607 ビル2階分の電源を20Aから30Aへ切り替えDIY。午前中はブレーカー2個の取り替え。クーラーはブレーカーを切っているので当然に無い。手持ちの30Aのブレーカーを無事設置。ひどく汗だくのシャツを着替えて、午後はアキバ駅前ダイビル下の喫茶店で休憩。翌週仕事の確認と頭の体操(数独、囲碁定石集)で2~3時間の長居。

  気づいてたら昼食抜きで3時過ぎ。午後のDIYは予備電源からのコンセントの設置。アキバのパーツショップ「俺コン」でコンセントとケーブル、配電盤穴開け用のドリル刃を購入。自宅へ帰り工事再開。配電盤の穴開けは苦もなく終了。しかし、23Aのケーブルが太すぎて接続と配線に難渋。また、壁がモルタル団子張りでコンセントボックス固定がままならない。結局、コンクリートドリルのお出まし。BOXをプラグで固定して終了。持ってきた掃除機で動作確認。素人の仕事とは思えない出来映えに我ながら満足。

  夕方となり汗だく2回目の着替え。のんびりと自宅でホッピーで喉を潤しているいるときに、地元盆踊りへの誘いの電話。会場へ着くなり仲間からビールのおごり。広くなった和泉公園の新しい芝生が気持ちがいい。芝生三井記念病院の寄付だそうだ。芝生の上で子供たちがはしゃぎまわっている。都会の子供にはとっても貴重な空間だ。Img_0639

  盆踊りも終わり近く、町会先輩から二次会のお誘い。浅草橋5丁目の清洲橋通り沿いに、新規開店した店の「卜部本店」。和泉町の別の店からの独立だそうだ。まだ一軒目だが支店を出す意気込みがある。地酒は田酒、黒瀧や久保田などメジャーが多い。珍しい地酒はないが、洋風の創作風の肴を出す。どちらかと言うと食べ物で飲ませる店か。地元での利用が多そうだ。

  お任せで出てくる料理をつつきながら、やや小さめのグラスに注いた「黒龍」を飲みながら地元の話に興じる。10時も過ぎてDIYの疲れもある。浴衣姿の客も引き始めた頃、こちらもお終いとする。 

   今週は、燕三条、掛川と慌ただしい週だった。翌週は盆の真ん中でのんびり出来そうだ。


掛川駅前の繁盛は?

2009年08月09日 | お酒

 月1回の掛川での定例会議の後の六時近く、いつも通りの大阪と東京への別れの前の儀式。新幹線の時間は8時頃までの一本勝負。

 銘酒なんでも380円の「三八屋」へ入るが既に遅し、予約で一杯とのこと。直ぐ近くの串焼きの「備長扇屋」へ入る。長テーブルの6人席に陣取りビールで乾杯。ビールの後は、焼酎「水戸黄門」のボトル、地酒はないので大関の「辛丹波」を注文。物足りないものはある。

 肴は五本セットの串盛りがあるというのでお任せに。やき鳥は一本85円だがアスパラトントロなど200円近いものも混ざっているので一人前800円。鳥の首のせせりを注文し飲んでいる内に時間がくる。店の表で待ちの客も出始める。店の為にも、丁度いいところだ。地酒を置いてくれると鶏とマッチして、落ち着ける店だと思う。

 殆どクーラーが効かない状態で団扇で扇ぎながらの談論は帰りの時間と共に限界。 それにしても駅前の居酒屋の繁盛には驚かさせられる、店の数が少ないせいか、呑ん平衛が多いからか。まあ、どうでもいいか。

 閉店直前の新幹線掛川駅改札手前のお土産処の「これっしか処」で、ビールを買い「こだま」に乗る。難解「数独」は睡眠薬代わりに効果絶大。「のぞみ」に乗らずとも終点まで時間が早い。


燕三条での勉強会

2009年08月08日 | お酒

   朝、お盆の前哨戦で混雑する東京駅、上越新幹線で「MAXとき」で営業所での研修主催のため燕三条へ向かう。指定席は満席だが自由席はガラガラ。トンネル越えて越後平野、2階の車両から見える田園風景からは稲の生育は順調そうに見える。九州、中国地方を始めとした天候異変の影響は、新潟の穀倉地帯には少ないようだ。

 兼続ブームで湧く新潟に開設したばかりの営業所、35度越えの中、一日中クーラーの効かない部屋での地元営業所での研修会。主催する研修の第1日目を終えて、地元新任の所長さんと燕三条駅近くのワシントンホテルの「銀坐」へ。しゃぶしゃぶを肴に越後の話を地元なまりでたっぷり聞かせて貰いながら、越後の酒「緑川」を飲む。呑み口のよい好きな酒である。

 2日目は前日よりも暑い。一挙に遅い夏が襲いかかって来た感じだ。朝九時から昼食を挟んで3時近くに研修終了。駅近くの物産館に寄って人気の餅焼き器と包丁シャープナーを購入。合わせて昨晩の銀坐で一合1600円なりで手が出なかった「大吟醸五十嵐川」の特別本醸造を購入する。飲んではいないが、水は良さそうだし、米は五百万石で無難だろうとの思いだ。

 燕三条の特産品は、食器が有名だが技術的に「磨き」の技術は世界一だそうだ。金属やレンズなど、何でも超微細、精密に非額ことができ高度な製品には欠かせない技術だ。こちとらはビールの泡を磨きの技術で細かくするマグカップがほしかったが、荷物が多く次の機会にすることとした。

 帰りも自由席の二階に3人席の独り占め。無事、仕事も終えた。のんびりと缶ビールを飲みながらレベル8まで到達したナンプレに悪戦苦闘。そのうち睡魔が襲ってきて途中放棄。

 まだ明るく帰宅の連中で賑わっているアキバの駅前広場だが、翌日も静岡での会議。駅近くの飲み屋の前を素通りして品行方正に帰宅。


久々の「岩の井」と午前様

2009年08月03日 | お酒

 前職場の仲間二人と千葉で待ち合わせ、駅前の寿司居酒屋に入ろうとしたが予約で一杯。カウンターしかないと言う。すこし前まで、食中毒で四日間の営業停止した店とは思われない。空いている上に、今は最大限の衛生配慮とサービス満点だろうとは勝手読み。しかたなく、栄町方面の居酒屋に方向転換。

 栄町方面にモノレール栄町駅のすぐ傍、富士見町の雑居ビルの一階に「とよさき」がある。そういえば10数年前くらいに2次会で寄った覚えがある。海鮮居酒屋なりに刺身類は豊富だ。小上がりが真ん中だけ空いている。危うくアウトだった。隣の席には、なんと囲碁会の勝ち負けの良きライバルでT先輩が、衝立の向こうでお仲間と既に赤い顔して飲んでらっしゃる。先輩、ライバルとは思っていないでしょうが。

 店中では、和服姿の女将が甲斐甲斐しい。繁盛している理由も判る。この店、冷酒は千葉の三本指の「岩の井」と富山の「銀盤」だけ、それも300mLのみと実にシンプル。考える必要のないのもよろしい。魚が売りの店、カンパチ、かつおの土佐造りなどをまず注文。冷奴、揚げ物、新香も順番に頼みながら300mLを8本近く飲んでケースの中が空になったと言うところでお勘定。

 すんなりと店を出て、客引きを振り払い、院内1丁目のスナック「ひで」へ。4人も入れば一杯の店なので、事前確認は必要だ。この店、ママさんが東北人で飾らないとこがよい。気心の知れた仲間だけで飲み歌うには最適だ。一曲200円だが気持ちよく歌える。「黒霧島」の水割を飲みながら、翌朝の会議の予定も忘れ、久しぶりに気持ち良く5~6曲歌う。時計を見たら11時近くになっていた。

 栄町の客引きを振り払い、ほろ酔い気分で千葉駅へ一目散。不思議なもので、酔った頭も歌うと不思議に酔いが醒める。乗り換えの錦糸町駅で電車の事故で久しぶりの午前様、それも1時近くが確定。当然に、翌日は水分補給の一日でした。