今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

利き酒会で「臥龍梅」

2005年11月30日 | お酒

 久しぶりに利き酒会の連中と秋葉原の「しずか」に集合。すでに5時半頃からやっていた仲間に、6時半過ぎに合流し全員がそろった。

 月曜日ということでもあり全員といっても今回は5人だけ。まずはビールで改めて乾杯の後、すぐに久々の備前雄町米ゆえにご指名の「臥龍梅」をクーラーから出す。お神が既に味見していたのでまごうことなく会員の連中に供する。初めは冷えすぎのきらいはあったが、すっきりとして辛口の味わいはいい感じである。燗でもよしと能書きあり、大変評判はいい。後ほど残り2合ほどを燗にした。なるほどキレが良くなる。これはこれで旨いと思う。静岡にもいい酒があるな。

 臥龍梅 純米吟醸 「ひやおろし」 無濾過生貯原酒 備前雄町米
三和酒造株式会社静岡県静岡市清水西久保
<杜氏>菅原富男 (南部杜氏)


久しぶり囲碁とホルモン

2005年11月26日 | お酒

 木曜日、急遽行われた会議が5時過ぎに終わった。翌日の乃木坂での学生時代の同窓会の主催準備のため早く帰ろうと思いつつも、ついつい囲碁の例会へと向かう。

 ここんとこ、ひと月に1回ぐらいしか打っていないが、あの木谷実先生でさえも滅多に対局しなかったと聞いている。ご無沙汰の理由を数じゃない質だとの言い訳にしてはちょっと大袈裟すぎるか。
 相手は先輩のOさん。囲碁倶楽部の持ち点数制のもと、調子のいいときに稼いだ点数のおかげで、あっしより4点も高くなっている。前はいつも白だったが、いつの間にか逆に黒を持つこととなっている。  

 意地もあり結果は、あっしの8目勝ち。圧勝である。これで先月から2連勝である。本日はこれにて終局と、明日の段取りがあるからと一足先に悔しがる飲みのお友達でもあるOさんを尻目に倶楽部の皆とお別れだ。 本音を言うと、次は「勝」自信はなかったね。

 新しくできた立ち飲み屋を横目に、本千葉駅に着いたとたんベルが鳴り列車は発車しちまった。勝って気分も良かったせいか、しばらく時間があるので、2~3便とばして駅前のホルモンの「八平(やっぺい)」で飲っていこうとガラス戸を開ける。

 そこには煤けた店内の中、一人テレビの漢字クイズに見入るマスターがいた。まずはホッピーと豚バラ、ホルモンを注文し、お互い漢字を忘れたねぇなどと世間話をしているうちに、鳶の白装束で決めたお客さんが入ってきた。口ひげをはやしてはいるが、まだ四十路に届くか届かないぐらいか。
 しばし、そのお客さんを交えて世間話をする。出で立ちとは不釣り合いな結構革新的な論を張る。そんなこんなしているうちに列車を5~6本以上乗り過ごす。歩きゃあ20分で千葉まで着いたものを。ノンベイは、とことんしょうがねえ。反省m(_ _)m 

 ホルモン食ってパワー充電。明日は乃木坂、終わって、久しぶりに赤坂に行くか。 


「馬賊」の手打ち麺と結婚記念日

2005年11月23日 | アキバ

 今年の勤労感謝日は週の中日の休みでホッとする。連休となると、混んでる上に土日を含めての3連休。わざわざ高い宿賃まで払って出かける気がさらさら無い。

 さて、天気もいいし、最近見つけた両国のスーパーにでも買い出しに行くかと、昼前に、かあちゃんと娘と車で出かける。買い出しを終えて、近くで昼飯と考えたが、最近の両国では「ほそ川」でそば、「巴潟」でちゃんこを食べたので、今日は浅草「馬賊」で久しぶりにラーメンでも食べようかと即決まり。1時過ぎともなると「馬賊」もちらほら空きがある。3人分確保して、めいめいチャーシュー麺、湯麺、ネギラーメンと餃子二つを頼んだ。

 店先ではばんばんと麺を打つ音がすさまじい。麺を打つとはまさにここにありである。打てば打つほどコシが強くなる。待つこと5~6分、出てきたチャーシュー麺の麺はつるつるとしてコシがある。醤油味のスープも濃さが適度で旨い。
 かあちゃんの湯麺が多くてが食べきらないと言うので麺を助ける。取りすぎたせいか残った麺が少なすぎるとふくれていた。餃子も肉汁が滴りジューシーである。早いし、値段も3千円とちょっとで手頃であった。2時近くまで次から次へと客が来る。昔の小さなHPで紹介されていた頃と違って、最近はグルメ何とかとネットで宣伝しているせいかな。
 店を出て浅草で買い物がしたいと言う母娘と別れ、本日のメイン予定のアキバでのパソコン探しにと帰る。
 今日は、最近のノートパソコンのスぺックと相場の相関を頭に入れ、土日で店を回って、あたりを付けた店で値段交渉から購入と段取りがある。
 車を車庫に置き、とリあえずヨドバシに行く。ヨドバシは数が多いのでスぺックと相場の確認には大変ありがたい。迎え撃つ既存店では価格ドットコムでも頑張っている九十九電機にも行くことにした。
 九十九の店員とテプコ光たとかフレッツ光だとか、あれやこれや脱線しながら大体の雰囲気をつかんだところで、外に出たら既に外は暗くなっていた。
帰り道、ふと思い出す。今日は「結婚記念日」だったんだ。下に長年の習性とは恐ろしいもの。
かあちゃんごめんなさいm(_ _)m


酉の市の攻略法

2005年11月22日 | お酒

 久しぶりに早く帰った。かあちゃんと娘達が何となくそわそわしている。そうか、今日は「二の酉」、今年は三の酉はないとくりゃあ行かずばなるまい。

 飲みたい気持ちをぐっと抑えて家で夕飯を食い、いざ車で浅草へ。いつもの金竜小学校のあたりに駐車スペースを探すが、どこもいっぱいである。こうなったら出来るだけ近づいてやれと鳳神社を隔てた国際通りの反対側の住宅街に入り、なんとか民家前に確保。ミニパトをやり過ごして、いざ鳳神社へと向かう。

 そこで見た信じられない光景。去年までとはうって変わり人の波・波・波。言問通りから神社へ向かう人の列はびくとも動いていない。例年になく暖かかったので助かっている、寒かったひにゃあたまらない。

 景気が良くなり実入りが良くなったせいか、勝ち組にあやかりたいせいか、去年よりも大きな熊手をしょっ担いだ連中が多い。
 人手が多いのは、こりゃあ、お上りさんが多いせいだと直感。つくばエキスプレスの開通で来やすくなったおかげだとピンときた。
 こちとら、車を降りてから国際通りの神社の向かい側の歩道を神社正面を山谷方面にやり過ごす。国際通りの信号を渡ってすぐ裏の道を居並ぶ屋台を横目に裏門から神社に入る。賑やかな熊手のトンネルを逆に抜け、稲穂の付いた「かっこめ」をばあさんの分まで2つ買って、横っちょからぱんぱんとお参りを済まし、もと来た道を帰る。

 行って帰って30分でミニパトが目を光らしている愛車に到着。早く帰って「かっこめ」を明神さんの神棚にお祀りして、冷凍バーボンで一杯やろうと、早々とおさらば。

 暮れの雰囲気は吸ったし、何か大事な行事が終わった気分、神棚を見ながら「きんぴら」をつまみにバーボンが格別であった。

 来年の酉の市は、車はやめ、すいている日比谷線の入谷から入り、金美館通りを鳳神社まで歩き、お参りしてから帰りは根岸まで足を伸ばして「鍵屋」か「鳥茂」にでも寄るか。早めに行かなきゃ店は終わっちまうな。


月島「魚仁」から勝どき「ダボハゼ」に

2005年11月20日 | お酒

 土曜の午後、東京ビックサイトでの展示会の帰り、仲間と月島の「魚仁」で一杯となった。ビッグサイトから東京駅八重洲口行きのバスに200円払い月島へ。都営バスの運転手さんから所用時間25分と言われぴったり5時5分前に到着。バスの時間さえ合へば臨海線新木場経由より安い上に時間も変わらない。
 

 着いた「魚仁」では親父さんが築地から仕入れから帰ってきたばかりで準備の真最中。いつものことだが刺身がテーブルに乗るのは30分待ちかとビールを頼んで、まずは乾杯。いつもより早く店の女の子が注文取り。ウニの大箱(1500円)、マグロのぽっぺ刺し500円、煮込み300円など、いつものメニューのほか一串300円のマグロのネギ間大串。十分食べ応えのある量、二人で一串で十分である。
 酎ハイ、ウーロンハイなど、それぞれ2から3杯飲んで日本酒に切り替え。まわりを見回すと既に席は一杯。道路には待ち人が。日本酒もお代わり2杯するうち、隣のグループで飲んでる酒に見慣れない赤い焼酎の瓶。芋焼酎「海童」である。大分飲んではいたが早速頼むこととする。結局この一本も飲み干したところで、次の勝どきの「ダボハゼ」に向かう。
 

 立ち飲み「ダボハゼ」の前で、先客3人組が入れるかどうかガラス戸越しに覗いていた。中ではカウンターに6人、一杯に展開している。それを見て諦めて帰っていった。こちらは4人。なんとしてもと戸を開けて店のカウンターに並んでいるお客さんに、何人入れるかと聞くと何とかなると気分よく詰めてくれた。ここは下町、常連はいつも気持ちがいい。

 体を斜めにしながら席を確保。早速、しめ鯖と親父さんおすすめのまぐろ赤身。酒はやはりお勧めの芋焼酎をロックで。口当たりのよい酒をしばし楽しんだ後、絶品の「あら汁」で締めるのが、この店のならいである。

 しかし、この店も地区の再開発で立ち退きのため閉店も間近と聞いている。立ち飲みの名店が、また一つ消えるかと思うと残念だ。


飯田橋の駅近「鳥城酒場」

2005年11月19日 | お酒

飯田橋でのメーカーの研究会が早く終わり、まだ4時半。 以前、飯田橋の皇居側駅裏に大きな赤提灯に暖簾とガラスの引き戸、雰囲気的に親父系の酒場があったことを思い出し早速、「鳥城酒場」に初見参。

案の定、5時前ではあっても既に営業中。いつもなら暖簾をくぐり席に座るなり、酎ハイもしくはポッピーと行くところだが本日は仲間がいる。まずは生ビールで乾杯だ。

  ぐるりと見渡せば正当の居酒屋の雰囲気である。焼き鳥、モツなど中心に定番料理が結構揃っている。忘れてしまったが酎ハイや日本酒の値段はいたって普通。

5時半頃から客が入り始め、6時頃にはいっぱいとなった。客層は見かけの親父臭さとは違い、ネクタイ姿がメイン。女性混じりもチラホラ。

 ビール、酎ハイなどで喉湿しのあと、日本酒のぬる燗などをワイワイと飲みながら気が付いたら8時近い。ここは締めて、金曜日でもあることから、次は我がホームグラウンドのアキバへ行きましょうかと場所替え。

 ノンベイに掛けては底なしの相棒と、その後の秋葉原駅前の「百飲」の状況視察。一見、立すいの余地は無さそうだが、カウンターに一人分の空きを確保。二人が斜めに入ると、自然に両隣のグループさんが詰めてくれる。立ち飲みでのお互い様のルールで二人分確保。初めての相棒は、すべて百円で内容も十分と目ん玉ひんむいて驚いていた。はまりそうだと言うが、勤めも住まいも千葉方面とあっちゃあ電車代がかかる。頑張って通ってね。

鳥城酒場
千代田区富士見2-7-16
焼き鳥
03-3261-2600


粗大ゴミ収集と冷凍バーボン

2005年11月11日 | お酒

 昨晩は、久しぶりにホルモンを食いたくなったので、本千葉の「八平(やっベい)」に行く。最初はマスターとジャズや千葉ロッテの話などしているうちに、ばらばらと仲間がやって来た。6時頃から10時近くまで、豚バラ、ホルモンの定番と野菜、つくねなどで結構食べながらホッピーの「中」のお代わり何杯やったかことか。
 

 今朝は、昼に取りにくる粗大ゴミのため、午前中休みを取りゴミの整理に費やした。よくもいろんな物があるものだ我ながら関心する。
 スキーセット2組、ゴルフセット2セット、ジュータン、机、勿体ないが完動品だがあまりにも大きく置き場所のないエレクトーン、衣装ケース4個、プラの大型円形ゴミ入れ二つ、何故か酒屋のプラケースなど。その他もろもろ。処理切符代全部で7000円弱をコンビニで購入。

 粗大ゴミ収集の見積もりを業者2社に頼むと馬鹿みたいに60、000円超。いまさらもって役所のありがたさが身に滲みる。
 最近のなんでも民営化や無闇やたらの規制緩和の風潮は考えモンだ。アメリカあたりでも小さな政府は国民負担を増加させるとの報告がある。規制緩和でやりたい放題がまかり通り、結局は企業が潤い国民負担が損する仕組みだ。

 もう駄目になっちまったが高速料金がタダになるところを、国が口の出せない民営化でファミリーがますます大喜びするのが分からなかったのかね。「情けねぇ。つくづく情けねぇ」と独り言。
 独り言を言いながら、冷凍庫でギンギンに冷やしたバーボンをソーダと割って飲む。これは、思った以上に旨い。普段のローゼスとは違う。とろーりとした感触が何ともいえない。明日もこれでいこう。癖になりそうだ。


団塊世代の決断力

2005年11月10日 | アキバ

 システム研究会の帰り職場の仲間と新橋による。知っている立ち飲みはいくらでもあるが、駅に近くて帰るのに具合がよく、間違いなく空いてそうな座れるガード下の「とり宴」に入る。

 前にも寄ったことがあるが、相変わらず言葉がチャイナっぽいお姉さんが注文を取りに来た。一言一言繰り返し確認をしないと、先だっても注文外のものが出てきた。
 まずは生ビールを飲み、煮込み豆腐と刺身の盛り合わせを頼む。その内、焼酎を頼もうとメニューを見ていると、やはり言葉が少し編竹林なマスターが、芋焼酎の「むかしむかし」を盛んに奨める。限定品で番号が振られているとか、なかなか手に入らないが特別分けて貰っているんだとか。その他の芋焼酎をみるが、どれもこれも値段の割に飲みたいものはない。てなわけでマスターお奨めの「むかしむかし」を頼む。700mlで4000円だそうだ。ちいと高い出てきた酒は、そんなに大騒ぎする程大したものではない。味は、せいぜい小売りで1500円程度、店出し3000円ぐらいのものか。いずれにしても、この店は新橋駅前にしては客が少ない。仲間と落ち着つい飲めるのが取り得。
 新橋駅で千葉以南の皆さんと別れて一人秋葉原へ。前の日も「しずか」に行ったが、たまたまSから電話が入り「しずか」で待ち合わせ。「しずか」では近所の大手メーカーのM氏が一人飲っていた。まずはご昇任おめでとうを言って、早速、日本酒を頼む。
 ママの花子さんから、今日仕入れた酒があるので試飲してくれないかと言われる。何本か出されたが、備前雄町に惹かれ静岡の無ろ過生貯蔵で純米吟醸「臥龍梅」の封を切る。しっかり冷えている。吟醸の香りもほどよくあり重厚な感じである。ラベルには燗もいけるとある。 試してはみないが、この酒は燗が合いそう。後日燗で飲むとしよう。
 その後すぐにSが到着、お客の花子さんの旦那も交え、JRの50歳以上の割引切符がえらく安いってんで、新幹線を使って東北に旅行に行くことに決定。日付はこの日しかないと、早速、メンバーに電話して全員了解。遊ぶことは、かくも早く意見がまとまる。団塊の世代とは普段は個々バラバラの思想信条、行動規範をお持ちだが、楽しい共通目的があるとあっという間に意見がまとまるものだ。今回は忘年会却下、忘年旅行に瞬時に変更した。


職人の血が騒ぐ

2005年11月06日 | お酒

 最近、ウオッシュレットの調子がいまいちなんで便座を新しくすることとした。久しぶりの日曜大工、臨時の水道屋の開店。

 新しいのは乾燥だとか自動開閉だとかやたら余計な機能がついてないやつだ。やたら機能が付いていても、今までの経験上必要がないから、はなから買う気がない。
 洗浄・便座暖房・温水の基本機能に今回は脱臭付きのシンプルな品に目星を付け、デイスカウンターでネットとほぼ同額、ヨドバシよりも安いので早速購入してお持ち帰り。
 買った時、「取り付け費8000円ですが、どうしますか」と売り場で言われたが断った。母ちゃんに言わせると頼んだほうが安いんじゃあとのご宣託。まったく、そのとおりだが親父譲りの職人の血は、毎日ネクタイ締めて電気鉄道で通っていても、出来合いの機械を取り付けるぐれェ自分でやらなきゃ男が廃れるってもんよと気合いを入れる。 小学生のガキの頃から、あっちの方がうまくないってんで、洗浄便座を奨められ買ったのが20年前、出入りの水道屋のおっさんから自分でも付けられるからやってみなと、そそのかされ自分で悪戦奮闘して初めて取り付けてから4代目である。いまじゃ何回やっても取り付けいたって簡単。だが分岐水栓などとの取り付け金具には毎回苦労させられる。メーカーや機種が変わると水栓金具が微妙に変わるのは何とかして貰えないかね。今回も新しい器具の給水ホースと前に付いていた分岐水栓との相性が悪く取り付かない。
 そこでホームセンターへ車でひとっ走り。最近、立て続けに豊洲の「ビバホーム」と清澄に「コーナン」などホームセンターができたので便利になったが、目指す水栓金具はない。径違いのユニオンを買いたかったがない。品揃えは今いちってとこか、今は材木屋になってしまった新木場の「もくもく」のほうが品があった。
 てなわけで、目的の金具はない。さて古い便座は取り外してしまったし、新しい便座は便器の上に取り付けてある。あとは分岐水栓とのメス・オスのめでたい接合を残すのみ。くっつけるその金具がねえとくりゃあ、このままんまじゃ○○もできねぇ、さあ、どうするお客さん。ここでギブアップして人様に後始末を頼んだとあっちゃ、それ見たことかとかあちゃんに笑われる。
 しょうがないから同径のニップルを使って、今までの便座用のフレキを再利用、そのユニオンと新しい便座のホースのユニオンを結合。あとは止水テープをぐるぐる巻きして無事完了。ホースが長くなった分ロスがあるため給水の勢いが落ちるがやむを得ないとこだ。その内直すさ、多分次の取り替えの時に。
 よる年なみには叶わない。狭いところに体をねじ込ませるのがきつくなっている。
 無事ついて儲かったか、損したかは知らないが、安く買った分と浮いた取り付け費で母ちゃんと娘と、雨の中、車で浅草へ夕飯を食べに行った。当然酒は飲めないから、飯食ったらさっさと帰ってきた。
 新しいのが入って気分が良くなったとこで、このブログを書きつつ「座頭市」を見ながら、赤かぶをつまみに山形「樽平」の常温を目玉のぐい飲みで一杯やり始めたところである。
ああ、うめえ・・。


テレビの影響

2005年11月05日 | お酒

金曜日とはいっても珍しく予定がない。メールで家に送っておいた纏めなければならない仕掛け中の仕事もあり、まっつぐアキバへ。

 秋葉原へ着き、金曜日の賑やかな駅前を昭和通りを渡って、すぐ右の「百飲」に、ちょこっと寄ることとした。今日、昼に会った客人から、2~3日前に秋葉原駅前の100円立飲み屋についてテレビで放映していたとのこと。あちゃあぁ!!「百飲」のことだと分かったが、こりぁこれから混むぞ、テレビ局は余計なことをしたもんだ思い、どんだけ混んでるか後学のためと一人納得。

 案の定、支払いカウンターには、ずらりとつまみを抱えた人の列。お盆も出払ってつまみを持ちづらそうに並んでいる。いつもより相当多い。新人が多いので店の流れがぎこちない。こちとら一人なので、入り口に近いカウンターで飲っていたグループの間に「ごめんなさいよ!」と、体を斜めに割り込む。まずは鞄をどんと置き、次は好きなつまみを3品、そばのガラスケースから勝手にテーブルの上に、そして混乱している列に乗じて、黒ビールと日本酒常温を注文。「つまみを3品貰ってるよ」と締めて500円支払って、さっさと自席?へ。100円にしてはつまみは上等。ビールも本物、バーボンはカティサークとくりゃあ、文句の付けようがない。これからは混んでて、なかなか寄れないかもね。

 周りの話を聞いていると、ネットでどうのだとかTVで云々だとか、やはり初めての連中が多そうだ。しばらくすると30近くの洒落たねえさんが一人で入ってきた。おじさん連中が席を空けてやる。やさしいねぇ。このねえさん、つまみとビールをテーブルに置くと、やおらデジカメを取り出しバシャバシャと撮影した。人を待ってる風でもなく雑誌の取材か、さてはブログのネタか。まあ、公共の電波や書籍ではあんまり宣伝してほしくはないもんだ。ネットでは自分もやっているので言えないが、ちょっろと寄れなくなる。てめぇの家の近くともなると買ってなもんである。
 店員さんも、突然のあまりの混みように混乱している。出ているだけのつまみも数少なくなっている。テレビの影響は大きいものだ。見物は終わった500円でさようならすることとした。

 家には飲んできた風も見せずに、用意してあったつまみと買ってあった山形の樽平酒造の「特別純米 樽平」をやや燗で晩酌。色はこの酒の特徴であり辛口の中にもしっかりとした酒だ。冷やよりも明らかにいい。

 一仕事終えて夜のアキバへ。和泉小学校前通りの「しずか」を覗くがカウンターまで満席である。そうなれば久しぶりにと、カード下の「真澄」へ行く。途中、立ち飲みの「おかめ」は路上のテーブル席はサラーリーマン諸君でいっぱいである。
「真澄」ではカウンターに空きが無いため2人がけのテーブルに座った。「純米真澄」の冷やの300mlを注文し、太田和彦氏の居酒屋本を読みながらチビチビとやっていた。太田氏のノンベイ側の居酒屋へ処する考えには共鳴するところは多いが、紹介している店の中には、有名になりすぎてか実際に行くと敷居の高さと客あしらいの基本がいまいちのところが多い。これは私の思い過ごしか。

 その内、客が立て込んできたため、あいよとカウンター席の突端の60cm幅のところに90度の角度で座る。郡山から単身赴任というサラリーマン氏や、いつもの大姉御と取り止めのないのない話で、庶民の味方ホッピーで12時過ぎまで飲む。休みの前の日はどうしてもブレーキが効かない。しようがねぇか。


千葉の「鳥万」

2005年11月03日 | お酒

 地元アキバでの通夜の日付を一日間違えて仲間と飲む約束をしてしまった。しかたないので翌日の葬式に参列することとして、総武線の千葉から津田沼の間のどこかで待ち合わせすることとなった。
 無性に焼き鳥が食べたくなったので仲間に「鳥万」を指定。6時過ぎに千葉に着き新町の踏切を千葉市役所方面に渡って直ぐ右に目指す「鳥万」がある。1階に受付があり、予約席は2階のため受付の脇から一度おもてに出て階段を上り入り直す。2階の板敷きのフロアに薄い座布団はきついものはあるが、1階と2階を使い分けているのは、この店のスタイルである。旨い鳥に免じて許そう。串一本100円からと単品でもいいがコースは宴会料理とは別に、3コース、2000円台~5000円台くらいまで鳥鍋も別注文できる。一番リーズナブルなコース(串5本、鳥唐、茶碗蒸し、鶏わさ等)を注文し、後は出てからとして、とりあえずの生ビールとした。ビールの後は焼酎である。最近は芋にしている。芋焼酎は2種類しかなく「黒まる」か「さつま司」のどちらかということとなり、先日、「長崎亭」で「さつま司」を飲んだのでオーソドックスに「黒まる」とした。

 この店は徹底的に鳥にこだわり、すべてのメニューが鳥がらみ。相棒が鳥がだめなことを一品目が出されてハタと気づく、追加注文も流れから当然なし。ごめんなさいね。
 来年の卒業生もいる中、話はそれぞれの今後の事に関する希望的願望を勝手に喋って時を忘れて話と鳥と焼酎にふける。それにしても人事と再就職は難しい問題である。
 ボトルも空き、追加の酎ハイなどを飲み終え、翌日休みでもあるが家に用事があるため早々に総武線の人となる。お利口さんであった。

■データ
「鳥万」
住所     千葉市中央区新町15-2 大友ビル
電話     043-241-4774
営業時間  4:00>>>11:00
定休日    日・祝休