今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

年の瀬の「神田明神」と木の温もりの「新会館]

2018年12月31日 | 日記・エッセイ・コラム

 我が家の年末行事の一つに、神棚の注連縄と新しいお札(天照大神宮、神田大神、荒神様)の交換がある。神棚の清掃を終え、お札を戴きに神田明神に行く。銭形平次碑の先の収め処に古いお札を収めた後、新しくできた明神会館でお札を3千円で購入する。年始の準備の終えた大賽銭受けの横の階段から、本殿前で新しいお札に御霊を吹き込み願いつつ静かにお参りする。

   神田明神(正式には神田神社という)は、西暦730年(天平2年)に創建し、2029年には創建1300年を迎えるにあたって、地上4階・地下1階建ての文化交流館を建設した。文化交流館のは梁や柱に木をふんだんに使い、木造耐火構造であるという。洋風と和風をマッチした近代的な建物である。

  ちょうどお昼の時間帯、会館内のお土産売り場に隣接したお休み処で昼ご飯を食べることにした。メニューに益々繁昌御膳(2000円)、自然薯と月見うどんとお稲荷さん二個のセット(1000円)。甘味、飲み物メニューは凡そ600円~である。木の使い方も良く、落ち着いた雰囲気で食事が取れる雰囲気である。新しい名所となるだろう。

 例年になく静かな年の瀬。体調を壊し不本意なH30年であった。H31年は干支の年男、「神田大神」さんには体の回復と家族中心の生活を期すべく祈る。 


浅草「三の酉」の賑わいと、焼きそば「三島屋」

2018年12月01日 | 日記・エッセイ・コラム

  今年も、浅草の鷲「おおとり」神社の今年最後の「酉の市」に家族で出かける。商売繁盛の「熊手」が人気の神社、神社大鳥居の遠くから並ぶ人並の大部分は「酉の市」の煌びやかで景気のいい掛け声を聞きに来たのだろう。参道脇の石原慎太郎一族などの有名人の名入の「大熊手」も見物だ。江戸の風情を感じる。

 鳳神社の参拝前に、接客商売の縁起物「熊手」のルーツ「かっこめ」を我が家の神棚に鎮座まします「かっこめ」を収め、新しい「かっこめ」を求めに行く。神社社務所直轄販売の「かっこめ」は千円、「熊手」より見た目は遙かに質素だが直轄だけに「ご利益」はありそうだ。

 屋台の並ぶ裏道から入り、隣接のお寺「妙見様」をお参りの後、参拝者の横からお賽銭を投げて神社のお参りをする。「酉の市」の賑やかな空気をたっぷりと吸い込み、参列者の列を横切って人の波の屋台道へと出る。

 帰り道すがら、腹も空いたのでいつもの三島屋」で一休み。焼きそば」、「たこやき」、「今川焼」などがテイクアウトで人の列のできている。いつもながら、路上のお客の列と犇めく屋台のためか死角となって案外座れるのだ。今年もテーブル席が丁度一つ空いていた。

 この店の、たこ焼き(350円)、やきそば(350円)は美味しい。屋台の500円と比較して量も遜色なくリーズナブル。今川焼(100円)、蜜豆(300円)、あんみつ(400円)など甘味も充実。飲み物はセルフでクーラーから缶類のソフトドリンク200円と座って飲めて安心して食べらる。3人で約3千円でお腹一杯になる食べた。 来年も「鷲神社」酉の市の賑わいと「三島屋」で焼きそばを食べたいものだ。

 帰りは、西浅草の街をブラリ旅しつつ、当家の宗派、浅草本願寺「阿弥陀様」へお参りする。

 

  


「万引き家族」、「空飛ぶタイヤ」そして提案「中原の虹」

2018年06月20日 | 日記・エッセイ・コラム

 御徒町に最近できた上野トーホーシネマズ。久しぶりに映画でも見ようってんで、土曜日の朝っぱら早くから「コンビニ」で買った握り飯と、最近はまっている「麦茶ラテ」をリュックにしょっ担いで出かける。

  目当ては外国のカンヌ映画「〇△賞」というテエヘンな賞をいただいたという「万引き家族」だ。巷の話題のかけらでも吸っとかねぇと、世間様から置いてけぼりにされちゃあ情けねぇてなことだ。

 荒筋は、 様々で厄介な体験を持った得体の知れねえ5人プラス1人の偽装家族(共同体?)が繰り広げるドラマてぇ設定だ。幼児虐待など世の中の底辺を語っているようだが、あまりにもアッケらかんとして悲壮感が見えちゃねぇが、そういう意図だろう。

  まあ、現実的でない点は鼻っから織り込み済みとのことだろう。外国人受けのする造りだ。

 翌週。ハリウッドなど金のかかった映画がとっても好きなオジンとしては、主義を替えて金のかかっていない日本映画て池井戸潤の「空飛ぶタイヤ」を観た。たまたま最近、池井戸潤と浅田次郎の小説で読む本も無い時、新刊の単行本が出るのを待つ間に再読していた小説だ。「空飛ぶタイヤ」は、三菱自動車のリコール隠しを題材としたノンフィクション、長瀬も案外と役者だのうと感心しつつストーリーも原作をうまく表現している。

 たまには、宇宙戦争ロボット戦記、恐竜のハリウッドから暫しオサラバし、人間ドラマや社会問題映画もいいものだ。

 映画界に期待はしちゃあいねぇが「提案」だ!!。浅田次郎の全四巻の大長編小説「中原の虹」を映画化してくれろ。満州馬賊「張作霖」と日本を含めた諸外国の草刈り場とにった滅びゆく西大后「清国」を描いた小説だ。これを日中合作で映画化すると面白ぇ。 日本の満州政策と日中戦争の一端を小説で暴いている・・原作どおりなら中国共産党は乗ってくるぜ!!

 てめえの親父は、都合二回の招集で満州に従軍していたとは聞いている。今となれば残念だが、その時のことは息子の俺に話さないままに、あの世に逝っちまった。外国と違って日本の歴史教育。特に近代史はが学校では教えたがらねぇ!! ガキの頃から明治以降、特に大正・昭和初期あたりに来るとの時間切れハイサヨナラで卒業が通り相場だ。特に昭和の前半はまったくで余程教えたくねぇんだろう。縄文・弥生、藤原・足利、後醍醐、後白河よりも余程大事だとは思うがねぇ。

 危ない安部ちゃん、学校から歴史の時間も選択制にして無くそうという魂胆見え見えの昨今、近世歴史音痴の日本人には、中国、朝鮮半島、ロシア問題など冷静に判断するには、いい勉強になるてぇもんだ・・

 ところで、オジンが浅田次郎のイチオシは何だといえば明治・大正・昭和初期が舞台の「天切松闇語り」。最高傑作は「中原の虹」だとは思っている。そして、今回の語り口は「天切松」風にしてみた・・趣向。

 さて、次は「焼肉ドラゴン」で浪花の下町物語にするか・・・

 


「空飛ぶタイヤ」と新宿御苑の「ユリノキ」

2018年03月18日 | 日記・エッセイ・コラム

  休日の昼下りウォーキング、神田駅近くの喫茶店で、昨夜購入した浅田次郎の現体験と言われてる「ブラック アンド ホワイト」を読み始める。最近は池井戸潤浅田次郎の小説を交互に読むのが習いになってしまったようだ。粗筋もうろ覚えの小説も多く、再読、再々読でも新鮮なトキメキ。書店で自宅にあるのも忘れ再購入もしばしば。両人の小説は、流れるようなストーリー性と人物設定の旨さ、そして社会性に嵌まったようだ。両人の作品はストーリーの面白さ故にドラマや映画に度々取り上げられヒット作品も多い。近々、池井戸作品の「空飛ぶタイヤ」が映画化するという。大型トラックのタイヤ脱落で、親子の死亡事故原因を巡って中小運送業社長が大手自動車メーカーを相手に戦う物語である。

  読書中、ふと新宿御苑の「ユリノキ」が見たくなり新宿へと向かう。このユリノキは明治初頭に北米から持ち込まれた外来樹で新宿御苑に初めて植えられた。その後、「上野国立博物館」の前庭や「迎賓館」の正面の並木に使われている。成長が早く通直で巨木となり、それぞれにシンボルツリーにもなっている。おまけに花時には、チューリップのような花弁にたっぷりの蜜をため養蜂家にとっては貴重な木だとのこと。

 何故、ユリノキかというと、山に「苗木を植えて10年後くらいにハチ蜜を取る!」という気の遠くなる話なのである。果たして生き永らえて己れが植えたユリノキからの蜂蜜を食する至福に会えたらとの夢である。


2008年9月に期待した「豪栄道」は

2016年10月01日 | 日記・エッセイ・コラム

 平成20年9月に朝青龍に引導を渡した当時新進気鋭の「豪栄道」。それから期待して早八年(2009年9月ブログ参照)、漸く漸く優勝した。白鵬が欠場とあっても全勝は立派である。大関になってからも不甲斐ない場所が多かったが、やや遅いようだがニッポンの力士として一気に綱取りを狙ってほしいものだ。

 全勝優勝で次の場所で優勝すれば文句無く「横綱」、12勝以上の準優勝でも可能性は大である。遅い横綱だが大いに期待したいところだか既に3敗、残りは横綱、大関など上位陣との対戦。好調な鶴龍などかなり難しい。

 それでも、久しぶりの国技たる日本人横綱誕生のためにも頑張ってもらいたいものだ。昔からポピュリズムには組しないので強い外国人横綱も勿論許容する。


湯沢(その2)へぎと洞元茶屋

2007年10月12日 | 日記・エッセイ・コラム

 夜は越後湯沢のスタートは、越後湯沢駅構内の5百円5種類の越後酒の利き酒コーナーへ。50度近い日本酒を試飲から。腹ぺこ親父のために焼き肉とビール、焼酎で腹ごしらえ。二次会は湯沢ならではのお薦めのへぎ蕎麦。湯沢駅東口の蕎麦で評判の「中野屋」へ。閉店まであと小一時間、へぎ蕎麦と天麩羅を肴に一寸寒いので燗酒を注文。焼き肉屋でのビールよりは蕎麦で一杯である。確かに仲間が薦めるほどのことはある。

 今夜の宿舎はニューオータニと続いている仲間所有のマンション。ゲストルームもある。フロントの豪華さからもバブルの時代の代表的なものだろう。連絡するホテルの上階の温泉で本日3回目の入浴。展望、広さ、設備等大規模温泉ホテルのそれである。ほろ酔い気分で広々としたお風呂に浸かり天国気分。カードキーを渡され何カ所か通り抜け無事部屋に辿り着く。部屋では湯沢駅で迷いつつ買った日本酒、後口の良い淡麗タイプの越後の酒「鶴齢」で深夜までの宴会。

 さて翌朝、湯沢のマンションを後にして、再度、前日の水上へ戻る。小雨の中、水上ICから利根川源流方面を目指し奈良俣ダムへ。ダムの入り口、目的の洞元荘の洞元茶屋を左に見て、更に走ること約10分。生憎の雨の中、ダムサイトの展望資料館へ。 このダムは日本有数のロックフィルダム。ピラミッドを彷彿とさせる美しい巨大工作物だ。土木技術の極地を見る思いがする。3年前にダム管理所の方にダムの地下深く、トンネルにど真ん中に案内されたことを思い出す。

 ダム見物もそこそこに洞元茶屋にとって返す。洞元荘には岩風呂仁王の湯(露天)、檜湯(混浴)、夕立の湯(露天混浴)など多彩なお風呂がある。生憎、檜湯は工事中とのこと。傘を差して別棟の仁王の湯へ。広々として湯の小屋沢に面した露天風呂である。入り口の仏閣にも劣らない仁王像二体は相当の歴史と風格を感じさせる。いずれ由緒を聞きたいものだ。傘を差しながら温泉に浸かった後、洞元茶屋内の岩風呂へ。檜風呂へは男女の岩風呂から入るらしい。戸を開けて覗くと工事の様子は皆無、湯張り中のようだ。

 休憩室で馬・鹿刺しとビール、めいめいに蕎麦を注文する。なかなかこない料理に苛立ちながらも一休みした後、一路アキバへ一直線。

 気のあった仲間と行く露天の温泉、旨い酒があると更に楽しい。


湯沢(その1)懐かしの一の倉と川古

2007年10月11日 | 日記・エッセイ・コラム

 小学時代の仲間と越後湯沢へ。1日目、東京は雨模様、山岳地帯の天気は晴れ、明日の天気は山岳地帯は雨とのこと。水上ICで関越をおり谷川岳ロープウェイへ一直線。秋晴れの終点からリフトで稜線まで。稜線の登山道から荒々しい谷川岳の山並みはいつ見ても迫力に満ちている。暫しリフト終点近くを徘徊し下山することになるが、稜線からリフトの終点まで山道を駆け降りる元気な奴はいない。Cimg3503

 ロープウェイ駐車場から昼飯場所のロッククライミングのメッカ「一の倉沢」の出会に。SAで仕入れたおにぎりと懐かしの「一の倉沢」の流れでビールを冷やし握り飯をほうばる。

 Cimg3521 「一の倉沢」はオジン20代前後の血気盛んな頃、岸壁登攀に二度ばかりいどんだ場所。今となると余りにも懐かしい思い出。途中ションベンちびった事もビール片手の握り飯での笑い話。

 さて、一の倉から次の目的は「川古温泉」。水上の町を横切り猿ヶ京方面へ。仏岩トンネルを抜けてほどなく温泉の一軒宿「濱屋旅館」へ。

 玄関で「たのもう・・たのもう」と言うも反応無し。暫くして旅館のご主人とみられる方が応対。一人千円を支払い、内風呂と混浴の露天風呂の説明を受ける。一番広く、この旅館の売りの混浴露天風呂に直行は至極当然。

 露天風呂の入り口には、既に湯治の客と見られる妙齢の湯あみ着を着た女性3人が我々の品定め。彼女らの目の前をとおり過ぎ大岩の間に身を隠す。

 その奥の岩の向こうには中年のカップルが。湯加減もそこそこで、長湯がしたくなる雰囲気である。それにしてもさらりとしたいい湯である。長湯ができるのは湯治場としての必須条件を備えている。Cimg3532

 さて、内湯も入らず予定の宿泊地「越後湯沢」へ。川端康成の市営の「山の湯」にも是非寄りたいとて四時頃に切り上げる。水上ICから関越トンネルを越え、「山の湯」へ一直線。地味な木造の二階建。アルカリ度が「川古温泉」よりやや高い。透明で暖まる温泉らしい温泉だ。

 


清水のサヨナラに感激!

2007年10月02日 | 日記・エッセイ・コラム

 巨人優勝した。前半の勢いからは当然の結果である。清水の内野安打で決めたことは特に嬉しい。苦境にあえいだ苦労人がシーズン最後の大仕事だ。

 訳の分からないクライマックスシリーズがあるが、今日、ツーランのも調子をあげてきている。日本一もいけるだろう。

 それにしても、今期の巨人は小笠原と谷に負うところが多い。いい補強をしたもんだ。上原を抑えに回したのも正解だ。

 今晩は自宅で一人テレビを見ながら濃いめのホッピーで乾杯である。

 それにしてもクライマックスシリーズとやら、ネチネチやるあたり潔くないねぇ。誰が考えたんだか、江戸っ子にはいただけない。


東京湾花火へ新橋立ち呑み

2007年08月13日 | 日記・エッセイ・コラム

 先日ひっくり返り、救急のお世話になった「花火中毒のおっさん」、元気になったようで東京湾花火のお誘い。お台場でのアベック鑑賞券が当たったとのこと。男やもめのおっさん、お相手が居ないとのことでお声が掛かる。おっさんが相手「生憎、用事が・・」と言いたいとこだが、相手は全国股に掛けての花火見物のプロ、今後も他の花火で夜中から席取りして貰うこともあるだろう。仲間内では名にしおう多飲多食のおっさん。ひっくりかえった後、医者から酒も食いモンも厳格規制中となりゃあ、付き合ってやるかとのボランティア。

 てなわけで、お台場でおっさんの不気味な二人連れ。夕暮れ前、新橋駅前汽車ぽっぽの前の立ち呑み「ごひいきに」で待つ。新しい立ち呑み、柱半割のどっしりした長カウンターと厚板の二人用カウンターがある。出来あいの肴をトレイに乗せ、注文カウンターで酒を頼み支払う方式。特別安いというほどでもない。居酒屋と変わらない値段設定だ。ただ、女の子のグループや女子連れが目だつ。店が若い人向けにレイアウトしている為だろう。Cimg6346_3

 さて、ビールを飲み、待つこと数分。後から来たおっさんは何も飲まない食わない。カロリー計算で夕食は済ませたとのこと。その割にはまだ腹が出てる。ご酒が解禁の暁にはと店を観察してお台場へと出発。

 人・人・人の波、「ゆりかもめ」の乗車まで40分は掛かっただろう。お台場海浜公園で下車。本日の観覧席デッキーへ。風は無風、うだるような熱さ。レインボーブリッヂ越しの見物となった。不思議なモンでビルの谷間の花火は遠くても結構大きく見えるもんだが、風景が広すぎると花火がやけに小さく見える。台場の花火はパノラマ風景の中に埋没し迫力がない。Cimg6360

 さて、デッキの折り畳み椅子に着くなり、作ってきた魔法瓶のジントニックをやり始める。冷たくて旨いぞと誘うが頑とし乗ってこない。こりゃあ、早く直してドカンとやりたいのか相当意思が固いと納得。酒類が全くいけねえ相棒に気が引けつつチビチビ。折角、作った梅チュー、ジントニックの魔法瓶、重たいままのご帰還となった。

 一斉に帰る帰徒は地獄。いつもの通り花火終了15分前に脱出。まずは空いてる豊洲方面に乗る。有明で新橋方面にUターン、空いてる席に座り、ベイエリアの夜景を鑑賞。結局、会場から新橋まで1時間強。たった今乗った駅には、延々と行列、多分2~3時間待ちだろう。積み残しの地獄絵図を眺めながら、花火見物達人と何処にも寄らずに新橋でさようなら。

 それにしても早く治ってほしいものだ。皆、カムバックを待ってるよ。


「神田祭」はいい天気

2007年05月14日 | 日記・エッセイ・コラム

Cimg5450  まる一週間、金曜まで千葉で続いた飲み会も一段落。金曜の夜の御霊入れには参加できなかったが、土曜からは二年に一回の神田明神の本祭りだ。

 京都の祗園祭,大阪の天神祭とならび日本三大祭のひとつであるが、案外知られていない。

 御輿は担ぎ手に任せて、ここ数年、もっぱら御輿順路に先回りして御輿の休憩地点の段取りがオジンの役割である。それはそれで結構忙しくて清め甲斐があるというもんだ。

 筑波EX、ヨドバシ、UDXがオープンして初めての神田祭り。歩行者天国は人の波だった。外人の多さも目立った。

 やや風邪気味でも、いい天気で御輿を担がなくてもパッチと半纏だけでも寒くはない。飲み疲れで昼の休肝は予定の行動、ようやく酒にありついたのは、夜、御輿が落ち着いてからだ。

 とうとう今年も宮入は人任せ。だが、段取りがうまくいき適度に疲れる祭りも、また楽し。Cimg5476

「写真は 秋葉原東部連合の御輿の高張提灯。バックは秋葉原駅とヨドバシアキバ」


キッチンのリフォーム

2006年08月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 築後30数年たった狭いダイニングキッチン、奥方や娘達からも相当不評だったが、そろそろリフォームでもと乗り出す。2~3カ所の展示場など見るが、時代の流れは恐ろしいものである。いろいろなオプションがあり便利になったものだと関心する。あれもこれもと、ついついメーカーの企みにまんまと乗せられそうだ。

 しかし、何としても狭い上に、間取りがどうにもできない鉄筋コンクリートのダイニングキッチン。どうしてもメーカーやリフォーム会社の薦めるオプションに頼らざるを得ないようだ。

 キッチンのDIYは当初から諦めている。第三者のリフォーム紹介サイトを通して、複数の会社から見積もりを出して貰った。各社の提案書を見てフムフムとこんな方法もあるんだと勉強する。結局は本体にはさほど差がないとくりゃあ、近さと付帯工事の価格差が決め手になりそうだ。

 なにはともあれ早く、新しいダイニングキッチン兼書斎で一杯やりたいものだ。奥方の喜ぶ顔を見たいものだ。


ワールドカップと巨人軍

2006年06月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 そもそも実力以上に大騒ぎ。ワールドカップに出られたのめっけもんのなのに、ブラジルとは引き分けられるんじゃあないかなどノー天気。結果、オーストラリアに捻られ、クロアチアにドローでご臨終。それにしても南米チームのテクニックは驚異的だ。アルゼンチンのパス回しなどホールドしないで連続7~8回のパス回し。華麗かつスピーディは100年たっても叶う相手じゃない。身体能力と動態視力の歴然とした差だ。ということで日本のワールドカップは終了。

 こうなることを、まるっとお見通しの「おじん」、頭で玉を蹴るサッカーに全く興味がないので試合開始の10時にご就寝。咳も収まり、さわやかなお目覚めのニュースで穏やかな日常の復活が告げられる。嬉しいね。

 一方、まるっきりだらしないのがもう一つ。我が愛すべき巨人軍である。李の活躍は開幕前のブログでも予想していたが、それにしても投壊、貧打、おまけにボーンヘッドの連続で勝てるゲームもフイ。昨日は上原が頑張って14奪三振ショーを見せてくれた。馬鹿みてえな走塁ミスで、あの楽天に一点差負け。なんとも無様だ。デーゲームで中日、阪神が負けてチャンスと思った故にショックは大きい。

 それにしても、上原の球威と投球術は、いささかも衰えていない。にもかかわらず、何でもないときにソロHRをかまされる。なぜか、そこに微妙に心理的な何かを感じる。やはりメジャーのことか。来年は上原と李がいないことを覚悟しているだけに、今期は是非頑張ってもらいたいものだ。

 今日は野球の中継はないかと想えばオリックスとやっている。又負けているぜ。もう言うことない。久しぶりの四日続きの禁酒(2合以下は禁酒と定義)で体調は戻ってきた。赤提灯が恋しくなる前に風呂入って早く寝るぞ!!


技術士とは何だの巻

2006年04月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 長い間ご無沙汰の先輩が職場に訪ねてきた。いとも簡単に技術士を取得したらと言った。碁の定石ですらどんどん忘れている。その上、昨晩飲んだ店の名前も思い出さないときている。酒で頭がウニ状態でおまけに60近いんだぜ。資格を目指して頑張っている連中に悪いよ。

 とはいえ、そろそろリタイヤ後に役に立つ資格でも取ろうかとは思ってはいた。一級土木施工管理技士、測量士はとっくに取得済みだし、昔受けた第一種情報処理技術者試験も合格してる。どれもこれもあんまり実質的でない。ぼけ防止と第二の人生を考えるとビル管理か土地家屋調査か一級管工事あたりでもと思っていた矢先、名前が貸せる技術士もまんざらではなさそうだとのヨコシマな考えがよぎる。その気になりゃあ酒も少しは減らせて休肝日も作れそうだ。

 早速、試験はどの程度のものかと一杯飲んで晩飯食って、アキバのヨドバシの本屋へ。本棚から受験参考書を取り出し、小1時間の座り読み(ここは本棚の前に椅子がある)。

 試験内容は数字の暗記は必要がなさそうだ。総合判断能力と実績中心のようだ。専門分野の初っぱな10問ばかりやって9問正解だった。生業の知識はまんざらではない。まだ頭は酒で腐り切ってはなさそうだ。   

 ただ、新制度で合格しても技術士補というらしい。どうやら、どんなベテランも四年の奉公期間が必要という訳の分からん制度になったのが解せない。 ご奉仕期間のない旧制度の技術士試験に駆け込みで受かった連中に四年間お使いしろというのか?バカバカしい。

 定年後の技術士補の爺さんを4年間面倒見てくれるとこがあんのかね。酔狂なとこがあるとしても晴れて技術士なったら60半ばだ。ベテランの活用技術の継承だとかなんだとか言ってる割にはお国のやってることは小泉と同じでトンチンカンだ。何はともあれ時間の無駄っぽいので「やぁ~めた」。毎晩、居酒屋で微生物の醸す発酵科学でウダ上げてたほうがいいか。

 追:後日訂正・・実務経歴が相当と認められれば、翌年でも二次試験に合格すれば技術士になれるそうだ。当たり前だ!!

 


李の嫁さん見に行こうツアー

2006年03月17日 | 日記・エッセイ・コラム

 「ワールド・ベースボールクラッシックなんじゃそれ」と思ったクラッシック野球ファンはワシだけか。オリンピックの種目からも外され、視聴率低迷の野球の復活をもくろみ、蹴球の世界大会(ワールドカップと言うらしいのう)の棒球版を画策したらしいと聞いておる。もともとアメリカなんぞは乗る気がなかったのじゃ。そこまでしなくちゃいかんのかのう。嘆かわしいこっちゃ。

 当然、発想が貧相な上に志が低いときている、さらに滅多に全国的に注目を浴びる機会の少ない選手が気負い混みすぎている。だからアチコチに負けるのじゃ。優勝なんか遙かまた夢、10年早い。

 アレもコレも(爺になると思い出せなくてアレと言うことが多くなる許せ)すべて巨人が悪いのじゃ。特に打たないバカ高い年俸の恐打者?、相手のために出てくるお助け投手をいつまでも使い続けたバチが当たったんじゃ。  おかげで試合場を関西弁で充満させて、厳しい検閲の中、苦労して持ち込んだ焼酎やウォッカが口の中がベトベトしてまずくなる始末だ。セリーグの試合をつまらなくして、多くの野球キチを離れさせた罪は大きい。フロントなのか監督なのか、あれこれ口出すWなる爺々か、いずれにしても共同責任で閉門蟄居だ。

 まあ、救いはロッテが頑張ったことじゃ。生きがいい若い選手を次から次へと使い、あまり小細工をしないバレンタインなる者はたいした奴だ。少しは爪の垢でも煎じて飲めばいい。

 そんなことを思っていたら、やはり負けた。それも韓国に2連敗だ。さっさと終えて、早く巨人に来てくれろ李スンヨブさんよ。松井がいない今、あんたが頼りだ。しかし、李の嫁さん綺麗だね。いつも連れて歩く気持ちが分かるよ。シーズンとやらに入ったら屋根付き試合場に李の嫁さんを見に行こうツアーをウォッカ(または焼酎)と鯖の中骨の缶詰持って行こうぜ、ご同輩。