正月は、家族でいつもの湯河原温泉に。正月二日の昼近くにアキバから出発。10年目でも調子がいいが、未だ3万kmでコストパフォーマンスが悪い愛車で東名高速から小田原・厚木へ。上り方向の湘南の海岸通りは、小田原までずらりと車列がどこまでも続いている。一方すいすいと下り快適だ。
奥湯河原のいつもの宿に3時近くに到着。早く風呂に入りたいとの家族を宿に落として、つづれ折を愛車に鞭打ち宍戸の巌のある見晴台につづれ折をドライブ。夕暮れの峠は、奥湯河原温泉郷の遥か先に広々とした太平洋が望める場所だ景勝地にも選ばれている。暮れ泥む温泉街といまだ明るい海原の好対照は美しい。
夜は公共の宿としてはいい料理を肴に、いつもの冷酒「箱根路」300mlを注文するが、銘柄が変わってたことに加えて1合瓶になっていた。変わった銘柄もいいだろうと気分良く正月の晩酌。食事も終わりカラオケルームへ直行。一曲100円でルームで初めての人と和気合いあい。この宿はそれが好きだ。
二日目はめいめいに別行動、梅には相当に早いが、梅林で有名な幕山公園へ。つぼみも殆んどない。むしろ、さっぱりとした冬の開放的な雰囲気も趣が代わり気持ちが現れる。
近くの小さな浄水場を上から覗き、処理の流れをいろいろと推測する。結構、家族と一緒だとせわしくひとところには居られないだろう。しかし、午後二時すぎともなると気にかかる。携帯で「万葉公園」で待ち合わせ、湯河原駅近くの喫茶店「ウエスト」に行く。
二日目の夜も、カラオケルームで和気合いあい。三日目の早朝、4日から勤務の娘と家内を車に乗せ、明け方の湯河原駅に送る。前の晩に購入した小田原からの新幹線の切符を渡し、無事電車に乗せる。朝の食事は三人前のオカズで腹いっぱいだ。
少々眠いがスカイラインで「大観山」からターンパイクで小田原へ。「やまや」で干物をたっぷり仕入れて、順調な東名高速、首都高で昼近くにアキバ到着。4日ともなると帰郷渋滞もない。
夕暮れ時に注連縄などを収めに神田明神に初詣。夕方とはいえ、商売繁盛にご利益ありと見えて、ここんところ大変な人出である。列の横から手を合わせて祈る。