さて、翌朝は昨夜から続いた雨予想にも関わらず晴れ間が見えている。良くしてくれた仲居さんにお礼を言って西山温泉蓬莱館を後にする。途中、山梨では一番大きいと言われ、樹齢千数百年以上の「湯島の大杉」を見物(お参り)する。七人が手を繋いでも半周にも充たない大きさと刻んだ歴史の深さに圧倒される。おそらく植樹杉では最大級のものだろう。見る価値はある。
帰り際の立ち寄りは十谷温泉源氏荘と決めていた。十谷荘の天狗の湯も魅力的だが、一昨年に泊まって経験済みだ。車一台ようやっとの狭い十谷の街を通り抜け源氏荘に到着。
源氏荘、ガマの大岩風呂は露天風呂一度は入ってみたいと思っていた。受付で内風呂と併せて1200円を支払う。以前は内湯か外の露天風呂かどちらかで1000円づつだったそうだ。料金変更は至極常識的である。
男性のシンボルらしき物を中心に据えたガマの大岩風呂。天女の詳細な彫り物の露天風呂が特徴で、かつ、外に通路があり丸見えだ。更衣室は男女別だが中は混浴。女子は入りづらい雰囲気だ。
それでも若いカップルがバスタオルを巻き付けて入ってきた。小さなタオルの男どもは通常な感覚だったら必死に隠すのが当たり前だが、中には知らんか知ってか粗○ンを丸出しにしている輩もいた。混浴の常識のイロハを勉強した方がいいと車の中で説教。
一風呂浴びたところで、次なるカップルと脱衣室の入れ違いに源氏荘を後にする。
腹も減ったところで十谷温泉入り口の村営のツクタベカンに昼食へ入る。ホウトウの餃子版みたいな名物ミミ料理ができるまで、山菜の天ぷらや刺身こんにゃくをつまみにビールで乾杯。
ビール腹では食べきれないほどの量。お行儀悪く残してしまうが致し方なし。飲んで食って、さて、アキバへナビ任せの一直線。3時前に大月ジャンクションを通り抜け、環状線の合流以外の渋滞がなく4時にはアキバのヨドバシ前に無事ご帰還となった。
ロータリー前のゲリラライブの観衆の前に車を止め、その間に、デジカメの写真をヨドバシで現像。みんなに家族への証拠品を手渡す。
燃料、高速代、宿泊費、酒購入、昼飯・飲み代、写真代、掛かった総費用は、一人22,000円也。今回も安くあがった。エルグランデのH君に感謝 m(_ _)m。
補足 : 解散後すぐに「とら八」で二次会をやったのは言うまでもない。
■データ
○十谷温泉 源氏荘 山梨県南巨摩郡鰍沢町十谷4249
TEL 0556-27-0224
○ツクタベカン 山梨県鰍沢町十谷2294-7