今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

横浜「展示会」の打ちあげで品川

2009年02月26日 | お酒

 横浜での展示会も無事終了。前日の展示会の初日、横浜駅前で飲んだので、品川まで戻ることとした。まったく当てのない品川も、またいいだろうと、利用しているJTBのある江南口に降りる。帰路へ向かう連中に逆らい、まっつぐ進んだ左側に焼き鳥のいい臭い。周りに飲み屋は多いが、串の匂いと「鳥一」の赤提灯に誘われるまま、ドクターと盛況だった展示会の二人打ち上げ。

 八分入りの店のカウンターに席をとる。カウンターの中には、この店の親父が一人忙しく動き回っている。月島の「魚仁」の親父に似ていると思う。

 まずはビールで乾杯し、串焼きとモツ煮込みをオーダー。隣のお客のポテトサラダがボリュームもあり旨そうなので注文。味とボリュームともによし。古い店構え、中の女衆のなかなかの客あしらいに老舗の下町居酒屋の風情も感じられる。

 展示ブース出展までのもろもろ話や、企画研究話などでついつい話し込む。ドクターも立ちっぱなしの一日、前日の横浜でのチェーン店「月の宴」の連ちゃん、お互い還暦過ぎには応えている。

 酎ハイの後、燗酒大を二本飲んで本日はおしまい。それにしても品川の駅前近くで、このような店に会えたことは嬉しい発見だ。


浅草橋で生ホッピー

2009年02月13日 | お酒

 土曜の5時過ぎ、浅草橋の駅と神田川との間をブラブラで歩いていると生ホッピーの看板につい引き込まれる。角の「カミヤ」は、カウンターに4人掛けのテーブル席が5つ。店は新しい感じで若い夫婦でやっているようだ。

 まずは黒・生ホッピー!押上の大黒屋氷無しの生ホッピーとは違うが、ジョッキに注がれた生ホッピーは瓶詰めとは違いコクがあり旨い。売りの串も3本で250円、結構リーズナブル、その他つまみの種類も多い。日本酒がメニューには無いが赤のバイスあり、サワー類は豊富で聞いたことのないサワーもある。

 そんな内に、小さい子供連れの家族が2組入店。別々のテーブルで夫婦はサワーで盛り上がり、お子様はソフトドリンクで盛り上がる。せめて外で飲むときぐらいは、賑やかな孫の所作から離れたい相棒にとっては、ちと辛いか。オジンは気にならないが、久しぶりのバイスも飲んだし場を移すこととした。休日の特異日とあれば、平日には、なかなかにいい店である。


浅草橋シリーズ「住吉」

2009年02月08日 | お酒

 朝早くの会議のために愛車で九十九里に。会議は午前中に終わり、午後からは東京での打ち合わせのためトンボ帰り。月島での打ち合わせの後、アキバの自宅に五時過ぎに着き、飯田橋の仲間に電話。六時頃浅草橋で会うことになる。「串屋横丁」で待ち合わせ「梅一輪」の生原酒を飲んだ後、ガード沿い縄暖簾の「住吉」に。「住吉」では恰幅のいい下町の女将さんの活気で仕切っている。

 店での日本酒は「樽平」と「住吉」とある。燗酒とコップ酒で気取りがない。琥珀色の日本酒「住吉」は魅力的だ。いずれも呑ん平の人気は高い。

 カウンターに座り炒め物とポテトサラダを頼む。普通の店では二人前のボリュームである。ふと、後ろのテーブル席を眺めると鍋に溢れんばかりの野菜と魚がこんもりとなっている。どうやら1人前らしい。二人であの量があれば十分だ。最近の浅草橋では珍しい、昔ながらの素朴な居酒屋だ。