今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

飲めない3連発!!

2007年02月25日 | お酒

 水曜日昼、十勝の友人の突然の上京連絡。8時すぎ秋葉原の「しずか」で会う。退院して後、まだ医者から酒のOKが出でいない。酒を楽しむ友人の隣で、「ふろふき大根」「白子ポン酢」「たらこ」などを食しながらウーロン茶の2リットルを眼の前に酒の変わりのお茶飲み。楽しそうに話す友人が羨ましい。

 翌日、ちよっと早いが職場の送別会のゲスト。総勢70名超えている。和中の料理を前に、ひたすら純ウーロン茶のお酌を受ける。シラフの頭で締めのカラオケ、グラサン掛けてステージで「ランナウェー」。

 土曜日、朝から千葉で20名強の囲碁会。結果は上々。いつもは金曜日に飲み過ぎで翌日はその影響で思考力はゼロに近い。今回は半月ばかりの禁酒中。頭はクリア、本来の実力発揮か?。

 囲碁会の後は会場を移しての懇親会。できればサッサと帰りたかったがそうはいかない。囲碁会の主催者、挨拶終えて魔の時間帯に突入。和洋の肴と成東の「梅一輪」の燗酒でやたら盛り上がるメンバーを前にウーロン茶で歓談。またも1リットル以上は飲んだろう。

 慣れとは下に恐ろしきもの、酒を飲まなくても平気で宴会場に居る自分が「信じられられな~い」である。会の幹事の慰労に本千葉駅前の「瓢箪」で二次会。鷹の爪が利いている名物「ニラ豚鍋」を突っつきながら、またもやウーロン茶で乾杯。「お茶け」でいっぱいに慣れてしまう自分が恐ろしい。


「地獄の禁酒宴会」のシーズン

2007年02月17日 | お酒

 目の手術。1日入院のつもりで金曜日入った病院。思わぬことで7泊8日の長期入院。病院食でヘルシー生活そのまま。薄味と少なさは気にはなったが工夫を凝らして美味しいものだ。お陰で手の平の赤まだらは消え、肌の色は色白の美肌?に蘇る。血圧の数値も健康そのものの理想値。

 退院日が先に延びそうだとの話で、週明けに一週間の仕事の段取りを職場に任せる。如何せん目の患い、検査の合間に、ひたすらベッドで有線の音楽、落語と漫才、講談を聞きながらゴロゴロと過ごす。有線全てが100種類近い専用チャンネル、一日中の落語づくしの日も。柳屋小さん」もそうだが弟子の4代目柳亭市馬」も、目をつむっていても寄席で聞いているようで情景が伝わってくる。その他の落語も十分楽しませてくれ時間を忘れさせてくれた。仕事を全く忘れて日本文化の良さ落語の深さに改めて感動する。家族と会社には申し訳ないが、こういう時間もいいもんだ。

 さて退院日、当初は退院後3~4日したら飲めると思っていたがそうは問屋おろさなかった。連休も連日返上して見てくれた先生から、退院の日に「当分はビール一杯ぐらいならね」などとのご宣託。守らなければ先生に申し訳ないと自分のためにもと腹を決める。

 年度末に掛けて何かと飲み会が多い。自分のために企画してくれている飲み会もある。体は今までにない絶好のコンディション、酒の飲めない地獄の宴会シーズンの開始である。

 嗚呼・・・これも今までのノンストップのツケか?


哀れ「うり坊の鍋」

2007年02月08日 | お酒

 木更津の先輩が裏山に猪の罠を仕掛けているという。先日、100kgを越える大猪が掛かり、数日後にうり坊(小猪)が4匹ばかり掛かったそうだ。多分親を探して里に下りてきたうり坊(子供猪)だろう。殺生なことではあるが畑に害を及ぼしてはならんと処分。有り難いことに、哀れうり坊のお裾分けに授かった。

 早速、「しずか」で持ち込みの酒と猪で鍋を突っついて一杯やろうということになった。今回は猪の肉に限りがあったこともあって少人数。御用納めの飲み会に体は来れずに替わりに差し入れの酒が参加した連中に声を掛けた。

 今回の持ち込みの酒は「純米吟醸清泉」の生原酒。「秩父錦の本醸造亀口酒」、「福祝の特別純米上総堀り」。それに、これまた中々手に入らない芋焼酎の黒麹甕壺仕込み「Kisibori17なか嶋」。全部一升瓶、おまけに暮れに飲み残した「超辛口誠鏡」。

 淡麗タイプに飲み慣れた仲間達、亀口の「秩父錦」は20度以上、初めはとまどっていたが飲むほどに旨みが染みわたる。「清泉のしぼりたて生」はなかなか手に入らず知り合いがわざわざ届けてくれた酒、酒米五百万石の口当たりの良さと濃口は、いつもの淡麗な「清泉」にはない旨さがいい。 Cimg4631

 芋焼酎「なか嶋」は飲み会の目玉だ。暮れの「一どん」に劣らない、ほとんど手に入らないプレミアム物である。普通の芋焼酎とは明らかに違いがある。ロック、湯割如何様にも旨い。

 「しずか」では野菜や豆腐などのいのしし鍋の具やその他のつまみを用意して貰った。有り難いことである。うり坊は殆ど臭みがなく、生姜、ニンニクなどはまったく不要だ。飲んで鍋を突いてワイワイ騒いでいるうちに、いつものように9時過ぎを回っていた。アキバの駅まで送り方々駅前のラーメン屋で缶チューハイを酔い覚ましの水代わりに。また、やってしまった。翌朝、これがいけなかったようだ(T_T)。

 


一次会の前座

2007年02月01日 | お酒

 会議が早く終わり、6時半からの同窓会まで相当時間がある。それではと会議でも一緒だった昔からの相棒と本千葉ビル地下の「福酔」に。昨年の半ば頃、前の店をたたみ本千葉ビルへ移転した。なかなか寄る機会もなく移転後初めてだ。

 開店までまだ半時ばかり、半開きの戸から覗くと、中には準備にせわしくなく働いているママさんがいる。「いいかい」と声をかけると懐かしい顔が「久しぶりね」と招き入れてくれた。

 前の居酒屋2軒分を改装し、木の香りも新しいカウンター、明るい清潔感のある店内。カウンターには6~7人。横長の座敷はこじんまりと二つに区切られ、一つ6人、仕切りの障子を外せば12人くらいは入れる部屋ができる。前の店とはキャパシティーはさほど変わらない。

 まずはビールで乾杯。一次会の前座、時間つなぎで軽くのつもりがビールのお代わりと「高清水」の大徳利。ここの店は開店早々から「高清水」で通している。大先輩が地酒ブームの遙か昔に秋田に行った際、感動した酒を勧めたことが由来だそうだ。そういう「お神」も日本列島改造に浮かれていた頃、スキー帰りの列車の中で旨い酒だなと気に入った。それ以来、この酒のファンである。

 店の雰囲気がいいのでついつい、おでんを肴に1時間半ばかり飲んでしまった。そろそろ頃合いだと相棒と別れ、一次会の会場へ。

 学生時代からスキーや山でつき合っていた懐かしい顔がいる。久しぶりだ。「梅一輪」の冷酒。酒が進まないはずはない。話が弾み2時間半があっという間に過ぎてしまった。勢い二次会(事実上3次会)で駅前のスナックへ。

 いい年こいて、相変わらずノンストップ親父である。反省m(_ _)m。