今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

名古屋の研究発表会と飲み会

2014年11月16日 | 居酒屋

  毎年開催している産・官・学の水関連の研究発表会と業界の展示会。今年は10月後半の三日間で、あおなみ線の終点「金城ふとう駅」の名古屋のポートメッセ名古屋で開催された。業界の技術製品の展示会との同時開催、今年の会社の展示ブースは、会社合併により展示物も多く広くなる。準備のために前日乗り込み組も多いが、こちらは前日夜に虎ノ門「おみっちゃん」で10年前の同僚で現在は霞ヶ関勤務のお役人との邂逅。ホッピー中心に積もる話に夜も更ける。

 翌日、寝ぼけ眼で早朝の新幹線で名古屋へ。名古屋に着くなり駅前のホテルへチェックインの後、フロントに荷物を預け会場へと向かう。会場では、担当エリア以外も含めてのお客さんへの対応の合間に、発表会の各会場で行われている発表の聴講。広い会場をアチコチと走り回る。

 初日の夜は、ホテルの近くの居酒屋で職場での飲み会開催。 全国から集まってきた合併前の職場のメンバー中心の飲み会である。懐かしい顔も多い。飲み屋は大型居酒屋「???」。ワイワイ騒いで、店名や何を飲んだか忘れてしまった。あまりにも普通だったためか、相当時間がたったので忘れてしまった。

 翌日は、前日と同じに展示会場と研究発表会の会場をアチコチと走り回り夕刻近くに市内でのOB会へと向かう。近くにある神社の由来から「まぐろ神社」と命名したそうだ。駅から徒歩15分近く、地下鉄桜通り線「国際センター駅」そばの木挽町通り沿いのこじんまりとした店である。細長い店で20数人も入れば一杯だろう。三つのテーブル席を付けて12-3人の席を作る。マグロの料理中心のようだが一品づづの量が少ない感、いまいち迫力に欠ける。飲み物はビールと焼酎が中心。しかしながら、旅先での飲み会は、いつものメンバーとはいえ盛り上がる。

 最終日は夕方近く、相棒二人と名古屋駅地下街のエスカの中の「海老どて」で、時間も無いので密やかに晩酌セットプラスアルファの打ち上げ乾杯。ふと見ると隣のテーブルに見知った顔がある。業界新聞記者さんのグループである。同じように晩酌セットのようだ。短い時間で日本酒「麒麟山」のお変わりし充実して店を出る。店の前は味噌煮込みうどんの店だ。店の前には入店待ちの客の列。どぞと思えば名古屋名物の味噌煮込みうどんの店。生煮えのような硬い麺、トッピングが別注文、関東の鍋焼きうどんのほうが最初から賑やかで安くてよろしい。

 店を出で新幹線口へ。相棒は奥方と豊橋で待ち合わせとのこと。一人「ノゾミ」の車内でビールを飲みながら「数独」に没頭。あっという間の東京駅だった。


塩原温泉「塩の湯」と紅葉の吊橋

2014年11月12日 | 温泉

 

   山では晩秋に近い11月初旬の土曜朝9時前、秋葉原中央口ロータリーで集合。リース期限が今年限りの何時ものワンボックスに七人の侍ならぬ七人の「のんだくれ親父」が乗り込む。塩原温泉にレッツゴー!!車の中ではビールを飲みながら「あーでもない、こーでもない」と賑やかにしているうちにあっという間に那須塩原ICに到着。紅葉シーズン盛りで懸念されていた渋滞もない。

 地元の酒蔵に立ち寄り地酒の仕入れに、昔から主自身が杜氏をこなしている「池錦酒造」に電話する。ご家族によると休みだが生憎外出するとのこと、販売している地元の酒店を丁寧に教えてもらう。店のラインナップは揃っている。その昔、秋葉原で店を出していた「天鷹酒造」の酒もある。少し足りないと思ったが、缶ビール1ダースと純米酒、吟醸酒の四合瓶を二本づつを購入。天鷹酒造の五百万石の「純米 国造(くにつみやつこ)」、池錦酒造の「純米吟醸 酒聖」、「特別純米 和心(なごみ)」など。

昼を寄り道して蕎麦屋「高林房」に入る。味も量もよし。いつものように天麩羅を刺身に運転者は除き酒を注文して前哨戦。しっかり満腹となる。

塩原温泉への途中に、塩原10大名瀑の「竜化の滝」に寄る。駐車場から15分ばかり歩いて吊橋を渡ると落差のある三段の滝が現れる。どうどうとした立派な滝である。駐車場で歩きたがらない仲間に申し訳ないが滝見見物となる。

  

    道はあまり紅葉の盛りとは言えないが遅い紅葉の盛りのようだ。塩原温泉郷の手前から塩の湯に入ると歴史を感じる温泉旅館が二~三軒。その内の一軒、創業300年の「明賀屋本館」に宿泊。入り組んだ廊下の先に渓流に開けた角部屋に案内される。川岸露天風呂(混浴)が有名だが、現在は広い女性専用露天風呂ができ、純粋に目の前の渓流を真近の川岸露天を落ち着いて堪能できる。夕食は歴史ある旧館での個室で仲居さんがあれこれと世話を焼いてくれる。地酒を楽しむ会なので断りを入れて昼に買った地酒を飲む。勿論、食事にビールと宿の自慢のお酒もいただくのがルールである。

    翌朝は今にも振り出しそうな曇り空。歴史が香る宿を背景に集合写真を撮り、取り立てて定めの無い帰路へ。先ずは紅葉が綺麗な塩原ものがたり館近くの箒側沿いの「紅の吊橋」

見物へと街中の館駐車場へと。「紅の吊」周辺の紅葉は赤が際立っている。吊橋を渡ると川原に脱衣所も男女共用の混浴露天風呂、古町温泉「もみじの湯」がある。対岸からは囲いがあるが遊歩道からは丸見えだ。観光客が多いシーズン、散策路脇でもあり入るには勇気がいる。ところが中にポニーテールの姿がある。ナンじゃと見てみれば裸の男に囲まれてハイっているではないか。こりゃあ、のぼせるなと人のこととは言え心配になる。

  その次に向ったのは、以前にこの仲間と泊まった奥塩原の共同浴場の「寺の湯」、「中の湯」。奥塩原の唯一の混浴は「寺の湯」は、噴気孔の崖の真下に町営露天風呂が位置している。しかし満員とのこと。奥塩原の旅館の泉質と同じ「中の湯」へと300円を入り口の箱に収め入浴。少々熱いが、「むじなの湯」と比べれば柔らかいほうだ。4人も入れば満員で既に地元の常連さんが二人入っている。湯への入り方を常連さんから細かく指示されながら「はいはい」と大人しく入る。入浴後、日塩スカイラインの入り口からすぐの野菜販売所で味噌田楽ときのこ汁を食べた後、もと来た道、塩の湯まで戻り「道の駅たかはら」経由で矢板インターまで行くことにする。

 すっかりの雨模様の中、一台通るのがギリギリの山道、ほとんど対向車が無い中なんとか「山の駅たかはら」に到着。山上できのこ汁を食べたためか腹がすいていないが渋滞を予測し、山の駅のお勧めの「アップルカレー」や「そば」でめいめいに食事を摂る。

 後はひたすら思いのほか空いている東北道を東京へ。アキバに付く頃は、飲み屋の開店時間に丁度いい時間帯。反省会は秋葉原東口すぐのガード下に開店したての「まぐろ道場」で乾杯となった。