土曜の昼すぎ、仕事仲間が居酒屋で購入したという岩国の銘酒「獺祭50」の飲み会と仲間の自宅を訪問。するとテーブルにズラリと嬉しくも驚きの光景が。東京青梅は小澤酒造の「2000年古酒 純米吟醸 熟成 蔵守」、そして、焼酎は「森伊蔵」、泡盛は「琉球泡盛 特選古酒 VIP 菊露」そして沖縄帰りの機内でスッチーの売り込みで買ったという「琉球泡盛 久米泉 樽熟成12年古酒 42度」。ブランデーは「アルマニアック シャボーナポレオン」、スコッチウイスキーの「ダンヒルオールドマスター」。何れ劣らぬ東西・南北銘酒のそろい踏み。更に持ち込みは、静岡焼津のおじさんから「磯自慢」一升瓶。
これらの銘酒を5人+仲間の奥方と半日掛かりで飲むこととなる。既にテーブルには酒の肴にと「刺身の盛り合わせ」や「唐揚げの盛り合わせ」、オードブルなど賑やかなおもてなし。気分も既に臨戦態勢、ビールで乾杯で戦闘に突入する。先ずは「獺祭」の柔らかでふくよかな旨みを堪能。
琥珀色の泡盛古酒「菊露」。日本酒2000年古酒の「熟成 蔵守」も負けず劣らずの琥珀色で柔らかな感触。年季の入った酒とは、味が近寄ってくるものと実感する。
昼過ぎから始まった宴会、午後六時も過ぎまで銘酒数種を複数のコップに注ぎ利き酒風に飲み続ける。そのうち何を吞んでいるのかわからなくなる。旨い酒は東西、南北何れも旨いので何でもよろしい。
河岸を変えようと駅前のカラオケに千鳥足で繰り出す。相方のリュックには飲みかけの4号瓶が三本入っている。当然持ち込み用である。部屋に入り、店のサワーを一杯づつ注文し、二次会のスタート。九時近くまでの歌と銘酒の饗宴で多いに盛り上がる。
とうとう「磯自慢」までは辿り着かなかったの巻。