今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

浅草橋駅前の千葉の酒

2009年01月31日 | お酒

 そう言えば、一昨年の年末は青森の地酒、夏は四国。昨年末は北海道の酒。かれこれ毎年「しずか」に世話になって10年近くにもなる、何処の酒を飲んだかは覚えちゃあいないが、楽しく飲んだことは忘れない。さて、今年は、何回の利き酒飲んだくれ会をやるかは決めちゃあいない。今年は久しぶりに千葉の酒に戻るかと。

 千葉の地酒は、何処の酒にも負けちゃあいませんよ。国体も近いんだから、しっかり県を揚げて宣伝しなさいと、機会があれば商工労働のお偉いさんにサジェストしてやるか。

 浅草橋に茂原が本拠の「串屋横丁」のチェーンができた。開店してから間もない。土曜の夜の八時過ぎ、アキバの仲間と行ってみるかということに。相棒は店の前を通るといつも一杯で入る機会が無かったそうだ。前は中華居酒屋だったと思ったが。

 店は入り口からコの字カウンター。中には元気のいいお兄さんが仕切っている。まずはメニューの酎ハイ大595円を注文。ビールジョッキの大に並々と酎ハイが。中は395円である。相棒の中で他の店の大と同じぐらいだ。店の売りは炭火焼き鳥だが、つくねとトントロとチレの赤だれを注文。おつまみ小鉢は一律280円。土曜遅くても常連さんが次々と入ってくる。人気のあるのが頷ける。

 嬉しいことに、この店はオジン推奨の千葉の銘酒「梅一輪」が中心だ。生原酒や吟醸もある。「梅一輪」の社長も時々寄るそうだ。当然に「梅一輪」の二杯目をお代わりして、まずはこれまで。


芦原温泉・へしこ・のど黒・USA

2009年01月17日 | お酒

 12月の半ば、元の職場の先輩、同僚7人と北陸に二泊三日の大人の休日。朝の東京駅から湯沢行きの新幹線に乗り込むなり、早速に座席を回して酒盛り開始。あっという間に雪のないガーラの湯沢に到着。乗り換え時間が少ない中、「はくたか」に乗り換え富山まで。まずは工事中の富山城址と歴史館を霧雨の中ブラブラと見学する。

 駅前に戻り、駅に隣接するマリエビル「大黒や」昼食(宴会)。白えびとマス寿司を肴に、富山の酒とばかり銀嶺立山と銀盤をいい具合に飲む。出来上がった頃合に、新幹線に間に合わなかったアゴ髭が生え揃った先輩が合流。

 さて、名古屋行きの「しらさぎ」に乗って、本日の宿泊地「芦原温泉」へ。駅前に温泉宿密集しているのかと思いきや、はてさて、案内人がお出迎え。案内されるままにマイクロバスに乗車。町を通り抜け10分近くは走っただろうか。温泉街らしいムードも漂い、宿泊の「芦原グランドホテル」へ到着。JR北陸本線の「芦原温泉駅」ではなく「あわらゆのまち駅」からは徒歩で数分のところだ。

 さっそく、源泉掛け流しという自慢の風呂に行く。透明でサラサラの硫化泉のようである。大型旅館にある広い湯船に思いっきり足を伸ばして、とりあえずの朝からの・・疲れを癒すこととする。風呂は趣きを凝らして各種の風呂があり、一日では全部回りきれない程だ。

 Cimg8064 部屋食で追加した福井の名産「へしこ」を肴に、ホテルの酒と富山でからの持ち込み日本酒「吟醸 立山」等等。食事後、ほろ酔い気分に丹前姿、下駄をつっかけ夜の駅前へ。昨今の暖冬で12月ではあるが寒くはない。数年前に出現した駅前の屋台村「湯けむり村」の一軒七輪の「やすらぎ」へ。若くて元気な女将さんと焼き魚をつつきながら福井の「一本義」を熱燗のコップ酒で談笑。

 翌朝、駅前から永平寺朝倉史跡、蕎麦打ち体験バスツアーへ出発。福井駅でツアー客を乗せ永平寺へ。壮大な永平寺の寺廓の荘厳さに圧倒され昼飯時、門前街の蕎麦屋に入る。永平寺蕎麦がくるまで、ごま豆腐を肴ぬる燗で注文が熱燗で一杯。

 次の目的地「朝倉史跡」へ出発したいが、一人旅のUSAのお嬢さんが行方不明。ようやく見つけて朝倉史跡は駆け足見学。蕎麦打ち初心者のオジンの蕎麦打ち板に、USAのお嬢さんを招き入れ、一緒に蕎麦打ち体験。黒く輝く肌に白い蕎麦粉のコントラストが魅力的。日米合作の蕎麦を一緒に食べて、フルネームを聞き忘れたまま福井駅でお別れ。

 その晩は金沢のホテル泊まり。ホテルのそばの雰囲気がよさそうな堀川5丁目の「居酒屋ちょん兵衛に入る。地元の魚がふんだんにあり、地酒が揃っている。なかなかお目にかかれないのど黒などを肴に「萬歳楽 初音」「天狗舞 山廃生搾り」「満寿泉」で盛り上がる。Cimg8118

 翌日はバスの市内フリーキップで金沢散策。兼六園散策の後、九谷焼の光仙窯元を見学。丁寧な案内に薀蓄も増え、久谷の名品で眼を養う。

 北陸はちと遠いが、同行の仲間の快気祝い、よく食べ、よく飲んだ大人の休日であった。


北海道の地酒で年忘れ

2009年01月01日 | お酒

 Blgh2012 いつものこって、御用納めの恒例の会。千葉や東京から若い衆とロートルのおっさんの飲み会。秋葉原は「しずか」に、暇な御仁は五時過ぎからぼちぼちと。

 暮れに札幌へ真面目な用事のついでに仕入れた酒6升。アキバは「しずか」に直送。札幌の飲み屋のあんさんからのお薦めの酒もある。「千歳鶴 秋獲り新酒」、「北の錦 なまら 超辛口」、「千歳鶴 丹頂鶴」、「北の錦特別純米 まる田」、「北の錦純米吟醸」、「国稀」。

 職場のお嬢さんが3人入って総勢20人近くでワイワイグイグイ。いい気分に飲んで10時過ぎ。仕入れた日本酒はとうに空っぽ。芋焼酎と奄美のラム酒「ルリカケス」で不足分を補充。店で何回もひっくり返っていた御仁も無事にご帰宅の電車の人。還暦過ぎのロートルはねぐらへご帰還したところで、若い連中と二次会は、ガード下の「真澄」にいつもの決まり。呑み納めてなもんは、徹底的にやって、ようやく収まるってもんだ。

 そう言えば、19年の年末は青森の地酒、夏は四国。年末は北海道。かれこれ10年近くにもなる、何処の酒を飲んだかは覚えちゃあいないが、楽しく飲んだことは忘れない。さて、今年は、何回の利き酒飲んだくれ会をやるかは決めちゃあいない。そろそろ、原点、千葉の酒に戻るか。

 県の商工労働部のお偉いさんに千葉の地酒は、何処の酒にも負けちゃあいませんよ。国体も近いんだから、しっかり県を揚げて宣伝しなさいと、行きつけの店で文句をたれてやるか。まてよ、飲んべいのやっこさんだっけ?。

 全国の地酒を飲んでいる、あっしの言うことだから間違いねえ。地酒広報部長を拝命したらオジン冥利に尽きるってもんだ。